[記事公開日]2026/01/23
Q. ゴミ箱内のファイルを右クリックすると固まるのはなぜ?
もくじ
パソコントラブルQ&A
まず確認してほしいこと
この現象の原因を見極めるために、まずは以下のポイントで切り分けを行いましょう。切り分けは「外部要因」「ソフトウェア要因」「内部ハードウェア要因」の順で進めるのが基本です。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
- 共通の確認: パソコンを再起動してから同じ操作を試し、問題が一時的かどうか確認します。
- 外部要因の切り分け: USBメモリや外付け機器が接続されている場合は一旦外して試す。特にゴミ箱内のファイルが外部ドライブに関連しているかも確認します。
- ソフトウェア要因の切り分け: セーフモードで同じ操作を試してみます。
Windows 7までは起動時にF8キー連打、Windows 8以降は「Shiftキーを押しながら再起動」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「セーフモードを有効にする」で起動します。 - 内部ハードウェア要因の切り分け: 一般ユーザーが確認しづらいため、ここまでで改善しない場合は専門家に相談をおすすめします。
- 機種別注意点: デスクトップは外部接続機器の影響を受けやすく、ノートパソコンや一体型は内部構造が複雑なため、ソフトウェア面の切り分けを優先しましょう。
この症状が起きる理由について
ゴミ箱内のファイルを右クリックすると固まるのは、ファイル情報の読み込みや表示処理が正常に行われないためです。これはファイルの破損やシステムの一時的な不具合、または関連するドライバーやソフトウェアの問題が絡んでいることが多いです。操作時にパソコンが応答しなくなることで固まったように感じます。
よくある原因
- ゴミ箱内のファイルやフォルダの破損
- エクスプローラーの一時的な動作不良やキャッシュの問題
- サードパーティ製のシェル拡張(右クリックメニュー追加機能)の不具合
- ウイルス対策ソフトなどの常駐ソフトとの競合
- 外付けドライブやネットワークドライブの接続状態不良
自分でできる対処方法(順番に試す)
- パソコンを再起動してから再度右クリックを試す(ソフトウェア不具合の切り分け)
- エクスプローラーを再起動する:タスクマネージャーで「エクスプローラー」を選び「再起動」をクリック(動作のリフレッシュ)
- セーフモードで同じ操作を試す(Windows 7までは起動時にF8連打、Windows 8以降は「Shift+再起動」からセーフモード起動)(サードパーティ製ソフトの影響を切り分け)
- シェル拡張の無効化ツール(ShellExViewなど)を使い、右クリックメニューに影響する拡張機能を一時的に無効化して試す(拡張機能の不具合切り分け)
- 外付けドライブやネットワークドライブが接続されている場合は取り外して試す(外部要因の切り分け)
- ディスクのエラーチェックを行う:「エクスプローラー」→対象ドライブを右クリック→「プロパティ」→「ツール」→「エラーチェック」(ファイル破損の可能性を確認)
これらの手順で改善しない場合は、内部ハードウェアの問題やシステムの深刻な破損が考えられます。無理せず専門家に相談しましょう。
放置するとどうなるか
問題を放置すると、右クリックだけでなく他の操作でも固まることが増え、作業効率が低下する可能性があります。また、ファイルやシステムの破損が進むと、最悪の場合データの損失やシステムの不安定化につながることも考えられます。早めの対処が望ましいです。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
右クリック時のフリーズが改善しない場合、ファイルシステムの深刻な破損やハードディスクの物理的な劣化が疑われます。また、シェル拡張の不具合が特定できない場合や、Windowsのシステムファイル自体が破損している可能性もあります。これらは分解や専用ツールによる診断・修復が必要なことが多いため、無理に自力で対応せず、専門の修理業者やサポート窓口に相談することをおすすめします。
再発を防ぐためのヒント
- 定期的にディスクのエラーチェックやデフラグ(HDDの場合)を行う
- 不要なシェル拡張や常駐ソフトは削除または無効化しておく
- ウイルス対策ソフトは最新の状態に保ち、定期スキャンを実施する
- 外付けドライブやネットワークドライブは安定した接続環境で使用する
- Windowsの更新プログラムは適宜適用し、システムを最新の状態に保つ
まとめ
ゴミ箱内のファイルを右クリックすると固まる問題は、主にソフトウェアの不具合やファイル破損、外部要因が絡んでいます。まずは基本的な切り分けから始め、簡単な対処を試してみましょう。改善しない場合は専門家への相談が安心です。無理に操作を続けず、早めに対応することでトラブルの悪化を防げます。
