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[記事公開日]2026/01/28
Q. HDDの温度が高いと認識と消失を繰り返すことは?
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
HDDの温度が高いと認識と消失を繰り返すことは?
A.
HDDの温度が高い状態が続くと、パソコンがHDDを認識したり消失したりを繰り返すことがあります。これはHDD内部の熱によって動作が不安定になるためで、緊急性もある問題です。まずは外部要因から内部ハードウェアまで順に切り分けて確認する方法を説明します。
まず確認してほしいこと
HDDの温度異常による認識不安定は、原因を絞るために段階的な切り分けが大切です。まずは以下の点を確認してください。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
- 共通:パソコンの電源を切り、HDDの接続ケーブル(SATA・電源ケーブル)がしっかり差さっているか確認する。緩みや断線の有無を見極めます。
- デスクトップ:ケース内のエアフロー(冷却ファンの動作や埃の詰まり)をチェック。HDD周辺の温度上昇を防ぐ環境か確認します。
- ノートパソコン:底面の通気口やファンの状態を確認し、排熱が十分かどうかを見極めます。バッテリーの膨張や異常も念のため確認してください。
- 一体型:内部冷却が難しいため、設置環境の風通しや埃の蓄積を重点的に確認します。
これらの確認で外部要因の可能性を切り分け、次にソフトウェアや内部ハードウェアの問題を検討します。
この症状が起きる理由について
HDDは動作中に内部のモーターや回路が熱を発生します。冷却が不十分だと温度が上昇し、電子部品の動作不良や読み書きエラーが起きやすくなります。その結果、パソコンがHDDを認識したり消失したりを繰り返すことがあります。
よくある原因
- HDDの冷却不足(ファン停止や埃詰まり)
- 接続ケーブルの緩みや断線
- 電源ユニットの不安定供給
- HDD自体の内部故障や劣化
- パソコンの電源管理設定によるHDDのスリープ動作異常
自分でできる対処方法(順番に試す)
- パソコンの電源を切り、HDDのSATAケーブルと電源ケーブルをしっかり差し直す。→ 接続不良の切り分け
- パソコン内部や周辺の埃を掃除し、冷却ファンが正常に動作しているか確認する。→ 冷却不足の切り分け
- パソコンの設置場所を風通しの良い場所に変える。→ 環境要因の切り分け
- Windowsの電源設定でHDDのスリープを無効にして様子を見る。→ ソフトウェア設定の切り分け
- 可能なら別のパソコンや外付けケースでHDDを接続し、認識の安定性を確認する。→ HDD本体の故障可能性の判断
これらの手順で改善しない場合は、内部ハードウェアの故障が疑われるため、無理せず専門家に相談してください。
放置するとどうなるか
HDDの温度異常を放置すると、認識不安定が悪化しデータの読み書きエラーや最悪の場合、HDDの完全故障につながる可能性があります。データ損失のリスクも高まるため、早めの対処が望ましいです。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
HDDの内部温度が異常に高い場合、センサーの故障やモーターの摩耗、ヘッドクラッシュなどの物理的な故障が考えられます。こうした場合は分解や修理が必要になることも多く、自己判断での対応は危険です。データのバックアップを最優先に行い、修理や交換は専門業者に相談することをおすすめします。
再発を防ぐためのヒント
- 定期的にパソコン内部の埃を掃除し、冷却ファンの動作を確認する
- パソコンを風通しの良い場所で使用し、熱がこもらないようにする
- 電源ケーブルやデータケーブルはしっかり接続し、緩みを防ぐ
- Windowsの電源管理設定を適切に調整し、HDDのスリープ設定を見直す
- 重要なデータは定期的にバックアップを取る
まとめ
HDDの温度が高いことで認識と消失を繰り返す症状は、冷却不足や接続不良、内部故障など複数の原因が考えられます。まずは外部要因から順に切り分けて確認し、無理のない範囲で対処しましょう。改善しない場合や内部故障が疑われる場合は、無理せず専門家に相談することが安心です。
