[記事公開日]2026/01/24
Q. STOPコードが「0x0000007B」のとき原因はストレージ?
もくじ
パソコントラブルQ&A
まず確認してほしいこと
STOPコード「0x0000007B」は、Windowsが起動ディスクを認識できないときに表示されるブルースクリーンエラーです。原因を絞るために「切り分け」が必要です。以下の3つの軸で順番に確認してください。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
- 共通の確認
・パソコンの電源を切り、ストレージの接続ケーブルがしっかり刺さっているか確認(外部要因)
・外付けストレージやUSB機器をすべて外して起動を試す(外部要因)
・BIOS/UEFI設定でストレージが認識されているか確認(ソフトウェア要因) - デスクトップの場合
・SATAケーブルや電源ケーブルの接続状態をチェック
・複数のストレージがある場合、起動ドライブの優先順位をBIOSで確認 - ノートパソコンの場合
・バッテリーを外せる機種は一旦外して放電後、再起動を試す
・内蔵ストレージの接続不良は分解が必要なため無理せず相談を - 一体型パソコンの場合
・分解が難しいため、BIOSでの認識確認や外部機器の取り外しを優先
以上の確認で、ストレージが物理的に認識されているか、接続に問題がないかをまず判断します。ここまでで問題がなければ、次はソフトウェア的な原因を疑います。
この症状が起きる理由について
Windowsは起動時にストレージから必要なシステムファイルを読み込みます。STOPコード「0x0000007B」は、この読み込みができないときに発生します。原因はストレージ自体の故障だけでなく、接続不良やドライバーの不整合、BIOS設定の誤りなど多岐にわたります。
よくある原因
- ストレージの接続ケーブルの緩みや断線
- BIOS/UEFIの設定でストレージが無効化されている
- 起動ドライブの優先順位設定ミス
- ストレージの物理的な故障(HDDやSSDの障害)
- Windowsのストレージドライバーの破損や不整合
- マルウェアやシステムファイルの破損
自分でできる対処方法(順番に試す)
- パソコンの電源を切り、ストレージのケーブル接続を確認・再接続する(外部要因の切り分け)
- 外付けUSB機器や周辺機器をすべて外して起動を試す(外部要因の切り分け)
- BIOS/UEFI設定画面に入り、ストレージが認識されているか確認する(ソフトウェア要因の切り分け)
- 起動順序が正しく設定されているか確認し、必要に応じて修正する(ソフトウェア要因の切り分け)
- Windowsの自動修復機能を試す(Windows 8以降は「Shiftキーを押しながら再起動」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」)(ソフトウェア要因の切り分け)
- セーフモードでの起動を試みる(Windows 7までは起動時にF8連打、Windows 8以降は「Shiftキーを押しながら再起動」からアクセス)(ソフトウェア要因の切り分け)
これらで改善しない場合は、ストレージの物理故障や内部ハードウェアの問題が考えられるため、無理せず専門店への相談をおすすめします。
放置するとどうなるか
このエラーを放置すると、パソコンが起動できない状態が続き、データのアクセスや作業ができなくなります。場合によってはストレージの障害が進行し、データの復旧が難しくなることも考えられます。早めの対応が望ましいですが、焦らず慎重に対処しましょう。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
ストレージの物理的な故障が疑われる場合、通電測定や専用ツールによる診断が必要です。特に異音がする、認識しない、BIOSでも検出されない場合はハードウェアの問題が強く疑われます。こうした場合は分解や交換作業が必要になるため、自力での対応は避け、専門の修理業者に相談するのが安全です。
再発を防ぐためのヒント
- パソコンの電源を切る際は正しい手順でシャットダウンする
- ストレージのケーブルや接続部を定期的に確認する
- Windowsやドライバーは最新の状態に保つ
- 怪しいソフトや不明なファイルはインストールしない
- 定期的にバックアップを取り、データ保護を心がける
まとめ
STOPコード「0x0000007B」は、ストレージの認識に問題があることを示すエラーですが、原因は多岐にわたります。まずは外部要因からソフトウェア要因へ順に切り分けを行い、問題の範囲を絞ることが大切です。物理的な故障が疑われる場合は無理に自力で分解せず、専門家に相談しましょう。焦らず落ち着いて対処することが、トラブル解決の近道です。
