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[記事公開日]2026/02/04
Q. BIOS画面で入力が遅延するのはどんな原因?
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
BIOS画面で入力が遅延するのはどんな原因?
A.
BIOS画面での入力遅延は、パソコンの起動前に動作する基本ソフトの反応が遅い状態を指します。これは設定や接続機器、ハードウェアの状態など複数の要因が考えられ、緊急性は通常低いものの操作に支障が出ることがあります。ここでは、まず確認すべきポイントから始め、原因の切り分け方法や対処法を順に説明します。
まず確認してほしいこと
BIOS画面での入力遅延は、パソコンの機種構造や接続環境によって原因が異なるため、まずは以下の切り分けを行いましょう。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
- 共通の確認: キーボードやマウスの接続状態をチェック。USB接続なら別のポートに差し替え、ワイヤレスなら電池残量やペアリング状況を確認します。
- デスクトップ: 外付けキーボードのケーブルやUSBハブの影響を疑い、直接マザーボードのUSBポートに接続してみてください。
- ノートパソコン: 内蔵キーボードの問題かどうかを判断するため、外付けキーボードを接続して反応を比較します。
- 一体型パソコン: 基本的に内蔵キーボードが主な入力機器なので、外付けキーボードを試すことで切り分けが可能です。
これらの確認で外部要因が除外できない場合、次にソフトウェアやハードウェアの問題を疑います。無理に分解や設定変更をせず、不安な場合は専門家に相談することをおすすめします。
この症状が起きる理由について
BIOSはパソコン起動時に最初に動作する基本ソフトで、ハードウェアの初期化や設定を行います。入力遅延は、この段階でキーボードやマウスからの信号を正しく受け取れなかったり、処理が遅れたりすることで起こります。原因は多岐にわたり、設定や接続、ハードウェアの状態が影響しています。
よくある原因
- USBポートやケーブルの接触不良や故障
- キーボードやマウスの電池切れや不良
- BIOS設定のUSBレガシーサポートや高速起動設定の影響
- 外部機器やUSBハブの干渉
- マザーボードのUSBコントローラーの問題
- 古いBIOSバージョンによる互換性の問題
自分でできる対処方法(順番に試す)
- キーボードやマウスの接続を一旦外し、別のUSBポートに差し替えてみる(外部要因の切り分け)
- ワイヤレス機器の場合は電池を交換し、再ペアリングを試みる(機器の状態確認)
- USBハブを使っている場合は直接パソコン本体に接続する(接続環境の見極め)
- BIOS設定画面で「USBレガシーサポート」や「高速起動」設定を確認し、一時的に無効化して様子を見る(ソフトウェア設定の切り分け)
- BIOSのバージョンを確認し、公式サイトで更新があれば慎重にアップデートを検討する(ソフトウェア互換性の判断)
これらの手順で改善しない場合は、内部ハードウェアの問題やより専門的な原因が考えられるため、無理せず専門家に相談してください。
放置するとどうなるか
BIOS画面での入力遅延を放置すると、起動時の操作が煩わしくなるほか、設定変更がスムーズにできずトラブル対応が遅れる可能性があります。ただし、通常の使用中に直接影響が出ることは少ないため、急を要する問題とは限りません。とはいえ、根本原因が進行すると他の不具合につながることもあるため、適切な対応を検討しましょう。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
内部ハードウェアの故障が疑われる場合、マザーボードのUSBコントローラー不良やキーボードコネクタの接触不良などが考えられます。また、BIOSの設定破損やチップの故障も可能性としてあります。これらは分解や専用機器による診断が必要で、誤った操作は故障を悪化させる恐れがあるため、無理せず専門業者に相談することが最適です。
再発を防ぐためのヒント
- USB機器は信頼できるメーカーのものを使用し、接続はしっかりと行う
- BIOS設定は変更時に内容をメモし、必要な場合のみ慎重に操作する
- 定期的にBIOSのアップデート情報を確認し、公式の手順で更新する
- 不要なUSBハブや周辺機器は取り外し、シンプルな接続環境を保つ
- パソコン内部の清掃やメンテナンスを適切に行い、接触不良を防ぐ
まとめ
BIOS画面での入力遅延は、接続機器の状態やBIOS設定、ハードウェアの問題など複数の要因が絡むことが多いです。まずは外部要因からソフトウェア設定を順に切り分け、簡単な対処を試みましょう。改善しない場合や不安がある場合は、無理せず専門家に相談することが安心です。落ち着いて一つずつ確認し、適切な対応を心がけてください。
