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[記事公開日]2023/03/03
[最終更新日]2023/03/16
マザーボードのLEDは点灯するのに電源が入らない場合の修理・対応方法と切り分け方法
もくじ
環境情報
マザーボードのLEDは点灯するのに電源が入らない時の環境情報 | |
---|---|
トラブルの内容 | マザーボードのLEDは点灯するのに電源が入らない |
パソコンタイプ | デスクトップパソコン |
OS | |
電源供給 | 電源ユニット |
トラブル事例:マザーボードのLEDは点灯するのに電源が入らない
マザーボードのLEDは点灯するのに電源が入らないの切り分け手順一覧
マザーボードのLEDは点灯するのに電源が入らない場合の対応方法
一つ一つ検証を行いながら、原因の特定を行います。
何をどのように検証・確認したかメモを取る事をお勧めします!
何をどのように検証・確認したかメモを取る事をお勧めします!
バックアップの作成を先に行う事をお勧めします。※状態によっては、Windowsが正常に起動できなくなる可能性もあります※
組み直し作業
パソコン内部部品の接触不良が原因で起動できない可能性もあります。
まずは電源ケーブルを取り外した状態でパソコンを分解します。
基本はマザーボードに接続されているもの、搭載されているものを取り外し、再度取り付けます。
接触不良が原因でパソコンが立ち上がらないケースは比較的多いです。
しかし、目視で確認できるケースは少ないため、実際に取り外し→取り付けを行う必要があります。
メモリは1番スロットに取り付けられていた場合は、2番スロットに取り付けるなど別のスロットに取り付ける事をお勧めします。
稀にですが、メモリスロット側に問題がある場合もあります。
メモリスロット側の接触不良については、基本マザーボード交換が必要です。
取り外す前に、どのコネクタがどこに接続されているか写真を撮っておく事をお勧めします。
まずは電源ケーブルを取り外した状態でパソコンを分解します。
基本はマザーボードに接続されているもの、搭載されているものを取り外し、再度取り付けます。
接触不良が原因でパソコンが立ち上がらないケースは比較的多いです。
しかし、目視で確認できるケースは少ないため、実際に取り外し→取り付けを行う必要があります。
メモリは1番スロットに取り付けられていた場合は、2番スロットに取り付けるなど別のスロットに取り付ける事をお勧めします。
稀にですが、メモリスロット側に問題がある場合もあります。
メモリスロット側の接触不良については、基本マザーボード交換が必要です。
取り外す前に、どのコネクタがどこに接続されているか写真を撮っておく事をお勧めします。
組み直しで改善した場合
接触不良による一時的なトラブルと考えられます。
基本的にはトラブル解決です。
症状が再発する場合は、機械的な故障の可能性が高いです。(接触周り)
基本的にはトラブル解決です。
症状が再発する場合は、機械的な故障の可能性が高いです。(接触周り)
組み直しで改善しない場合
組み直し作業で改善しない場合は、次へ進みます。
最小構成
組み直し作業で症状が改善しない場合は、最小構成を行います。
最小構成とは、パソコンを起動するために必要な最小限のパーツを使って起動行います。
最小構成は使っているパソコンによって多少は異なりますが、基本は同じようなものです。
パソコンを起動するために必要な最低限の部品
・マザーボード
・メモリ1枚
・CPU
・グラフィックボード(CPUにグラフィック出力がない場合)
・電源スイッチ(もしくはスイッチPINを通電させればOK)
・電源ユニット
最小構成とは、パソコンを起動するために必要な最小限のパーツを使って起動行います。
最小構成は使っているパソコンによって多少は異なりますが、基本は同じようなものです。
パソコンを起動するために必要な最低限の部品
・マザーボード
・メモリ1枚
・CPU
・グラフィックボード(CPUにグラフィック出力がない場合)
・電源スイッチ(もしくはスイッチPINを通電させればOK)
・電源ユニット
最小構成で通電テストを行う場合、CPUの温度が上昇するため
短時間で済ませるか、冷却を行いながら確認します(ヒートシンク+冷却FAN)
最小構成で症状が改善した場合
最小構成で症状が改善しない場合
電源スイッチの交換もしくは、スイッチPINのショート
最小構成から元の状態にもどしてもいいですし、最小構成のまま切り分けに入っても大丈夫です。
最小構成からそのまま切り分けに入る場合は、CPUの冷却(ヒートシンクと冷却ファンの取り付けは忘れずに)
電源スイッチの交換を行います。
交換用の電源スイッチを持っていない場合は、電源スイッチのPINをショートさせることで、電源スイッチを押したときと同じ動作が得られます。
電源スイッチのPINはマザーボードにあります。
電源スイッチのケーブルをたどっていくと、最終的にマザーボードのPINにたどり着きます。
マザーボードのPIN付近に、「SW」と書いてあればそれがスイッチです。
PSWと書いてあるケースもあります。
よくわからない場合は、使っているパソコンやマザーボードの説明書を確認する事をお勧めします。
他の部分をショートさせないように気を付けます。
最小構成からそのまま切り分けに入る場合は、CPUの冷却(ヒートシンクと冷却ファンの取り付けは忘れずに)
電源スイッチの交換を行います。
交換用の電源スイッチを持っていない場合は、電源スイッチのPINをショートさせることで、電源スイッチを押したときと同じ動作が得られます。
電源スイッチのPINはマザーボードにあります。
電源スイッチのケーブルをたどっていくと、最終的にマザーボードのPINにたどり着きます。
マザーボードのPIN付近に、「SW」と書いてあればそれがスイッチです。
PSWと書いてあるケースもあります。
よくわからない場合は、使っているパソコンやマザーボードの説明書を確認する事をお勧めします。
他の部分をショートさせないように気を付けます。
電源スイッチの交換やPINのショートで電源が入る場合
電源スイッチが壊れていると考えられます。
電源スイッチの交換を行う事で、パソコンは正常に立ち上がると思います。
トラブル解決です。
電源スイッチの交換を行う事で、パソコンは正常に立ち上がると思います。
トラブル解決です。
電源スイッチの交換やPINnショートでも電源が入らない場合
電源スイッチの交換や、PINをショートさせても症状が改善しない場合は、次へ進みます。
電源ユニットの交換
電源ユニットを交換してみます。
電源ユニットには色々な規格があります。(形やワット数)
通電確認のため、もともと搭載されているW数よりも低いW数で大丈夫です。
コネクタの形状は合わせる必要があるため、特殊タイプのコネクタ電源ユニットの場合は、同じ規格のものを用意する必要があります。
コネクタが無理なく接続できれば問題ありません。
基本はマザーボードの電源部分(24ピン)とCPUの(4ピンもしくは4ピン)
コネクタを取り付ける時、無理に取り付けてしまうとコネクタが破損したり、ショートしてしまう可能性もあるので必ず向きは合わせます。
電源ユニットには色々な規格があります。(形やワット数)
通電確認のため、もともと搭載されているW数よりも低いW数で大丈夫です。
コネクタの形状は合わせる必要があるため、特殊タイプのコネクタ電源ユニットの場合は、同じ規格のものを用意する必要があります。
コネクタが無理なく接続できれば問題ありません。
基本はマザーボードの電源部分(24ピン)とCPUの(4ピンもしくは4ピン)
コネクタを取り付ける時、無理に取り付けてしまうとコネクタが破損したり、ショートしてしまう可能性もあるので必ず向きは合わせます。
電源ユニットの交換で症状が改善した場合
電源ユニットの交換で症状が改善した場合は、電源ユニットが故障していたと考えられます。
電源ユニットを交換してトラブル解決です。
電源ユニットを交換してトラブル解決です。
電源ユニットの交換で症状が改善しない場合
電源ユニットを交換しても症状が改善しない場合は、次へ進みます。
メモリの交換
メモリの交換を行います。
メモリにもいろいろと規格があるため、自分のマザーボードに搭載できるメモリを選びます。
基本的には、もともと搭載されているメモリと同じ規格であれば問題ないです。
メモリにもいろいろと規格があるため、自分のマザーボードに搭載できるメモリを選びます。
基本的には、もともと搭載されているメモリと同じ規格であれば問題ないです。
メモリの交換で症状が改善した場合
メモリの交換で現象が改善する場合は、メモリが故障していたと考えられます。
メモリの交換を行いトラブル解決です。
メモリの交換を行いトラブル解決です。
メモリの交換で症状が改善しない場合
メモリの交換で症状が改善しない場合は次へ進みます。
マザーボードの交換
ここまで来ると、大抵マザーボード故障の可能性が高いです。
搭載しているCPUやメモリをそのまま使う為には、CPUやメモリの規格に合わせる必要があります。
基本的には、もともと使っているマザーボードと同じチップセットであれば問題ないです。
マザーボードを交換すると、インストールされているアプリケーションのライセンスが外れてしまう事もあります。
搭載しているCPUやメモリをそのまま使う為には、CPUやメモリの規格に合わせる必要があります。
基本的には、もともと使っているマザーボードと同じチップセットであれば問題ないです。
マザーボードを交換すると、インストールされているアプリケーションのライセンスが外れてしまう事もあります。
マザーボードの交換で症状が改善した場合
マザーボードが故障していたと考えられます。
マザーボード交換後、インストールされているアプリケーションによっては、再度ライセンス認証を行う必要があるものもあります。
特にCADソフトや会計ソフトはライセンスの認証が必要となる可能性が高いです。
マザーボード交換後、インストールされているアプリケーションによっては、再度ライセンス認証を行う必要があるものもあります。
特にCADソフトや会計ソフトはライセンスの認証が必要となる可能性が高いです。
マザーボードの交換で症状が改善しない場合
マザーボードの交換でも症状が改善しない場合は次へ進みます。
CPUの交換
ここまで来ると、残りはCPUくらいしか切り分けるものがなくなってしまいます。
私が過去に対応した中でCPU故障が原因で、パソコンが壊れてしまったケースもありますが・・・
非常に少なく数千件の対応に対して数件くらいです。
私が過去に対応した中でCPU故障が原因で、パソコンが壊れてしまったケースもありますが・・・
非常に少なく数千件の対応に対して数件くらいです。
CPUの交換で症状が改善した場合
CPUが故障していたと考えられます。
CPUを交換したと事で症状が改善するのであれば、トラブル解決です。
CPUを交換したと事で症状が改善するのであれば、トラブル解決です。
CPUの交換で症状が改善しない場合
CPUを交換しても症状が改善しない場合は、故障個所が一つじゃない可能性があります。
非常にまれではありますが、複数個所が同時に壊れている場合もございます。
電源ユニット+マザーボード+メモリ+CPU等を一括で交換して動作の確認を行ったりします。
非常にまれではありますが、複数個所が同時に壊れている場合もございます。
電源ユニット+マザーボード+メモリ+CPU等を一括で交換して動作の確認を行ったりします。
さいごに
今回は、マザーボードのLEDは点灯するのにパソコンが起動しない症状を紹介させていただきました。
最後まで切り分けても症状が改善しない場合は、切り分けをどこかで間違えたか、故障個所が複数の可能性もございます。
複数個所で不具合が生じている場合は、故障しているパソコンの部品を正常に動くパソコンに一つ一つ乗せ換えて動作の確認を行っていきます。
ただ、正常に動くパソコンを壊してしまうリスクもあるため、あまりお勧めはできないです。
最後まで切り分けても症状が改善しない場合は、切り分けをどこかで間違えたか、故障個所が複数の可能性もございます。
複数個所で不具合が生じている場合は、故障しているパソコンの部品を正常に動くパソコンに一つ一つ乗せ換えて動作の確認を行っていきます。
ただ、正常に動くパソコンを壊してしまうリスクもあるため、あまりお勧めはできないです。
その他のトラブル切り分けについては下記をどうぞ
その他のトラブル切り分けについては下記をどうぞ
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※上記記事に関する技術的なご相談や切り分けサポートは行っておりません。
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