パソコン故障・トラブルの切り分け～解決方法を紹介！ PC部品の交換やデータバックアップ動画も一緒にどうぞ！◆記事内に広告が含まれております◆

［記事公開日］2023/04/03
［最終更新日］2023/04/07

ノートパソコンで文字を入力すると表示までに時間がかかる

「ノートパソコンで文字を入力すると表示までに時間がかかる」場合に考えられる原因は以下の通りです。

パソコンのスペック不足

処理能力が不足しているため、文字の入力や表示に時間がかかることがあります。
以下の手順で確認・切り分けを行います。

パソコンのスペックを確認する

スタートメニューから「設定」→「システム」→「情報」→「デバイスの仕様」を選択すると、CPU、メモリ、ストレージなどのスペックを確認できます。

スペックが不足している場合は、以下の対策を行う

メモリの増設：パソコンのメモリを増やすことで、処理速度を改善できます。

SSDへの換装：HDDからSSDに換装することで、データの読み込み速度が改善されます。

ソフトウェアの見直し：不要なソフトウェアを削除することで、パソコンの処理能力を改善できます。

スペックが十分である場合は、以下の対策を行う

ウイルススキャン：マルウェアに感染している場合には、パソコンの処理速度が低下することがあります。セキュリティソフトを使ってウイルススキャンを行い、感染が疑われる場合には駆除を行います。

パソコンのクリーンアップ：不要なファイルやプログラムを削除することで、パソコンの処理速度を改善できます。

ハードウェアの確認：パソコンのハードウェアに問題がある場合には、処理速度が低下することがあります。専門家による診断を行い、必要に応じて修理を行います。

ソフトウェアの問題

入力した文字が即座に反映されない、または文字表示に遅延が生じることがあります。ソフトウェアの設定やアップデート状況によって影響を受けることがあります。
ソフトウェアの問題について、確認・切り分けを行うには以下のような方法があります。

オンライン上での問題かどうかを確認する

インターネットが不安定な場合、文字入力や表示に遅延が生じることがあります。他のサイトやアプリケーションを利用して同様の問題が発生するか確認しましょう。

ソフトウェアの設定を確認する

入力支援機能や言語設定、フォントサイズなどの設定が、文字入力や表示に影響を与えることがあります。設定を確認し、不要な機能を無効にするなどの対策を行いましょう。

ソフトウェアのアップデートを確認する

ソフトウェアのバージョンが古くなっている場合、最新版にアップデートすることで問題が解決する場合があります。

ウイルススキャンを実行する

ウイルスに感染している場合、パソコンの処理速度が低下し、文字入力や表示にも遅延が生じることがあります。ウイルススキャンを実行し、感染したファイルを削除することで改善する場合があります。

ハードウェアの問題を排除する

ハードウェアの問題が原因で、ソフトウェアが正常に動作しない場合もあります。外付けのキーボードを接続して同じ問題が発生するか確認し、ハードウェアに問題がある場合は修理を検討しましょう。

ウイルス感染

マルウェアに感染している場合、処理速度が低下し、文字入力や表示に時間がかかることがあります。
ウイルス感染が原因である可能性を切り分けるには、以下の手順を行うことができます。

ウイルス対策ソフトのスキャン

まずは、ウイルス対策ソフトを最新版にアップデートし、システム全体をスキャンして、マルウェア感染の有無を確認します。

セーフモードでの起動

パソコンをセーフモードで起動し、文字入力や表示の速度に変化があるかどうか確認します。セーフモードでは、基本的なシステムとドライバだけが起動するため、ウイルスや不要なプログラムの影響を受けにくくなります。

イベントログの確認

ウイルス感染によって、システムイベントログに異常が記録されている場合があります。イベントビューアーを開き、エラーや警告のログを確認してください。

マルウェア対策専用ツールの利用

ウイルス対策ソフトだけでは検出できないマルウェアもあるため、専用のマルウェア対策ツールを使用してスキャンを行うことがあります。メーカーやセキュリティソフトの公式サイトから入手できます。

これらの手順でウイルス感染が原因であるかどうかを切り分けることができます。ただし、ウイルス感染による影響は深刻であるため、感染が疑われる場合には早急に対処する必要があります。

ハードディスクの問題

ハードディスクに問題がある場合、ファイルの読み込みや書き込みに時間がかかることがあります。その結果、文字の入力や表示が遅れることがあります。
ハードディスクの問題を確認・切り分けする方法は以下の通りです。

ディスクのスキャンを実行する

ディスクの問題を特定するため、ハードディスクのスキャンを実行します。Windowsの場合は、「コマンドプロンプト」を開き、「chkdsk」コマンドを実行することで、ハードディスクのエラーをスキャンできます。

ハードディスクのSMART情報を確認する

ハードディスクのSMART情報を確認することで、ハードディスクに問題があるかどうかを確認できます。多くのハードディスクには、SMART機能が搭載されており、ハードディスクの状態を監視しています。専用のユーティリティソフトを使用することで、SMART情報を確認できます。

ファイルの読み書き速度を測定する

ハードディスクの問題が原因で文字入力や表示が遅れている場合、ファイルの読み書き速度が低下している可能性があります。この場合、専用のベンチマークソフトウェアを使用して、ファイルの読み書き速度を測定します。

上記の手順でハードディスクに問題があるかどうかを確認できます。ただし、ハードディスクに問題がある場合は、交換する必要があるため、専門家に相談することをおすすめします。

ネットワークの問題

インターネットに接続している場合、ネットワークの問題によって文字入力や表示に遅延が生じることがあります。
以下の手順で確認・切り分けを行うことができます。

他のネットワークに接続してみる

別のWi-Fiや有線接続に切り替えて、同じ現象が発生するかどうか確認します。

スピードテストを実施する

ネットワーク速度が問題になっている場合、スピードテストを実行してネットワーク速度を測定し、問題の原因を切り分けます。

ルーターを再起動する

ネットワークに問題がある場合、ルーターを再起動することで問題が解決する場合があります。

ネットワーク設定を確認する

誤ったネットワーク設定が原因である場合があります。設定を確認し、必要に応じて修正します。

マルウェアスキャンを実施する

マルウェアに感染している場合、ネットワーク速度が低下することがあります。セキュリティソフトを使用して、マルウェアスキャンを実行します。

以上が考えられる原因です。