[記事公開日]2023/04/19
ブルースクリーンが発生してしまった場合に考えられる原因と解決方法
もくじ
【概要】
ブルースクリーンとは、Windowsが予期しないエラーに遭遇した場合に表示される青い背景に白い文字が表示される画面のことです。この画面が表示された場合、パソコンはクラッシュしたり再起動したりすることがあります。ブルースクリーンの原因は、ハードウェアの問題、ドライバーの問題、システムのファイルの問題など様々なものが考えられます。
【主な解決方法】
以下の手順を試して、ブルースクリーンを解決することができます。
Step 1: パソコンの再起動
ブルースクリーンが発生した場合、まずはパソコンを再起動してみてください。一時的なエラーであれば、再起動によって問題が解決されることがあります。
Step 2: セーフモードで起動する
ブルースクリーンが頻繁に発生する場合は、セーフモードで起動してみてください。セーフモードで起動すると、Windowsが必要とする最小限のドライバーとサービスだけが起動します。そのため、問題がドライバーまたはサービスによるものである場合、セーフモードで起動すると問題が解決されることがあります。
Windows 10の場合、以下の手順でセーフモードで起動することができます。
パソコンを再起動します。
「詳細な起動オプション」を表示するために、Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックします。
「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「起動設定」の順にクリックします。
「再起動」をクリックします。
起動設定画面が表示されたら、F4キーを押して「セーフモード」で起動します。
Step 3: 不要なハードウェアを取り外す
ブルースクリーンがハードウェアによるものである場合、不要なハードウェアを取り外してみてください。特に、新しく追加したハードウェアが原因であることが多いです。不要なハードウェアを取り外すことで、問題が解決されることがあります。
Step 4: ハードディスクのエラーチェック
ブルースクリーンがハードディスクの問題によるものである場合、ハードディスクのエラーチェックを行ってみてください。以下の手順で行うことができます。
「ファイルエクスプローラー」を開きます。
左側のメニューから「PC」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
「ツール」タブをクリックし、「エラーのチェック」をクリックします。
「ドライブのエラーチェック」画面が表示されます。チェックを実行するには、「スキャン」ボタンをクリックします。
チェックが完了するまで待ちます。
Step 5: ドライバーの更新
ブルースクリーンがドライバーの問題によるものである場合、ドライバーを更新することで問題が解決されることがあります。以下の手順でドライバーを更新することができます。
「デバイスマネージャー」を開きます。
問題のあるドライバーがある場合、そのドライバーを右クリックし、「ドライバーソフトウェアの更新」を選択します。
自動的に更新されない場合は、メーカーのウェブサイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
Step 6: システムファイルの修復
ブルースクリーンがシステムファイルの問題によるものである場合、システムファイルの修復を行ってみてください。以下の手順で行うことができます。
「コマンドプロンプト」を開きます。(「管理者として実行」で開くことをお勧めします)
「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押します。
チェックが完了するまで待ちます。
以上が、ブルースクリーンの解決方法です。もし、これらの手順でも解決しない場合は、専門家に相談することをおすすめします。