[記事公開日]2023/04/20
外付けハードディスクのファイルシステムが破損している場合の原因と解決方法
【概要】
外付けハードディスクのファイルシステムが破損する原因としては、以下のようなものが考えられます。
– 突然の停電やコンピューターのクラッシュなど、外付けハードディスクへの書き込みが途中で終了した場合。
– ハードディスク自体の故障により、ファイルシステムが破損した場合。
– 不正な操作により、ファイルシステムが破損した場合。
【主な解決方法】
– データのバックアップを取る。
– ハードディスクのエラーチェックを行う。
– ファイルシステムを修復する。
データのバックアップを取る
ファイルシステムが破損した場合、ファイルが消失する可能性があります。そのため、まずはデータのバックアップを取ることをお勧めします。
ハードディスクのエラーチェックを行う
外付けハードディスクのファイルシステムが破損している場合、ハードディスク自体に問題がある可能性があります。以下の手順でエラーチェックを行いましょう。
- 「コントロールパネル」から「システムとセキュリティ」を選択します。
- 「管理ツール」を選択し、「コンピューターの管理」を選択します。
- 「ストレージ」から「ディスクの管理」を選択します。
- 対象の外付けハードディスクを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「ツール」タブをクリックし、「エラーチェック」をクリックします。
- 「エラーチェック」ウィンドウで、「スキャン」をクリックします。
ファイルシステムを修復する
※不具合の内容にっては、システムの修復を行う事で症状を悪化させてしまう可能性もございます。
ファイルシステムを修復することで、データの復旧が可能な場合があります。以下の手順でファイルシステムを修復してみましょう。
- 「コマンドプロンプト」を管理者として開きます。
- 以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。
chkdsk [ドライブレター]: /f /r
※[ドライブレター]は、修復したい外付けハードディスクのドライブレターに置き換えてください。 - 「Y」を入力し、「Enter」キーを押します。
- 再起動する必要がある場合、「Y」を入力し、「Enter」キーを押します。