[記事公開日]2023/05/11
デスクトップパソコンの電源ユニット故障により引き起こされる可能性のある症状について紹介します
本記事では、デスクトップパソコンの電源ユニットが故障した場合に、引き起こされる可能性のある症状について紹介します。具体的には、電源が入らない、異音がする、不安定に動作する、といった症状について詳しく解説します。また、故障の原因や対処法についても触れ、読者の皆様がパソコンのトラブルに遭遇した場合に、役立つ情報を提供します。
もくじ
電源ユニット故障とは
電源ユニット故障とは、デスクトップパソコンに搭載された電源ユニットが正常に動作しなくなることを指します。電源ユニットは、パソコンの各種部品に必要な電力を供給する役割を持っており、故障するとパソコン全体が正常に動作しなくなることがあります。また、故障した電源ユニットがパソコンに異常な電力を供給し続けると、他の部品にもダメージを与えることがあるため、早急に修理する必要があります。
電源ユニットとは
電源ユニットとは、パソコンや家電製品などの電子機器に必要な電力を供給する装置です。交流電源から直流電源を生成し、マザーボードや各種パーツに必要な電力を供給しています。一般的にはデスクトップパソコンに内蔵されていますが、ノートパソコンでは外付けのACアダプターが兼ねています。電源ユニットが正常に動作しなくなると、パソコンの動作に支障をきたすことがあります。
電源ユニット故障の原因
●過負荷
電源ユニットは、パソコン内の各種部品に必要な電力を供給するため、一定の電力を供給する必要があります。しかし、それ以上の電力が必要な場合や、急激な電力変動があった場合、電源ユニットが過負荷になって故障することがあります。
●電圧の変動や不安定な電力供給
電源ユニットに入力される電圧が変動したり、不安定な電力が供給された場合、電源ユニットが正常に動作しなくなることがあります。
●内部部品の故障
電源ユニットには、様々な内部部品が組み込まれています。それらの部品のいずれかが故障した場合、電源ユニット自体が故障することがあります。
●熱
電源ユニットは、電力を供給するために発熱します。長時間使用したり、十分な空気が流れない場合、熱によって部品が劣化し、電源ユニットが故障することがあります。
電源ユニット故障の症状
電源が入らない
パソコンを起動することができない場合があります。
異音がする
電源ユニットから異音がする場合があります。高いピッチの音がすることが多いです。
パソコンが不安定に動作する
突然にパソコンが落ちる、フリーズする、再起動するなど、不安定に動作することがあります。
異常な温度上昇
電源ユニットが故障すると、パソコン内部の温度が異常に上昇することがあります。
電源ユニット故障の対処法
パソコンの電源を切ってから対処する
電源ユニットが故障している場合、パソコンを起動していると危険です。まずはパソコンの電源を切ってから、故障の原因を特定しましょう。
交換用の電源ユニットを準備する
故障した電源ユニットを交換する必要があります。交換用の電源ユニットを入手しましょう。新しい電源ユニットを購入する場合は、自分のパソコンに合ったものを選ぶようにしてください。
電源ユニットの交換方法
交換用の電源ユニットを準備したら、古い電源ユニットと交換しましょう。電源ユニットの交換方法は、パソコンの種類や構造によって異なるため、取扱説明書などを参考に行いましょう。また、電源ユニットは高圧電流が流れるため、交換時には電源を切り、静電気対策を行い、専門知識のある人に交換を依頼することをおすすめします。
まとめ
電源ユニット故障を未然に防ぐためにできること
●適切な電源ユニットの選択
パソコンのスペックや搭載しているパーツに合わせて、適切な電源ユニットを選択することが大切です。過剰な消費電力や安定した電源供給ができない電源ユニットを使用すると、故障の原因となります。
●定期的な掃除とメンテナンス
パソコン内部のホコリやゴミが電源ユニットの故障を引き起こすことがあります。定期的な掃除やメンテナンスを行い、内部の汚れを取り除くことで、電源ユニットの故障を未然に防ぐことができます。
●適切な温度管理
電源ユニットには放熱ファンが備わっており、適切な温度管理が必要です。パソコンを使用する際には、周囲の温度や通気性に注意し、過度な温度上昇を避けることが重要です。