[記事公開日]2022/03/31
[最終更新日]2022/05/06
電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る !原因と修理・解決方法は?
もくじ
電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る
パソコンの電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る
何度電源を入れても、すぐに電源が落ちてしまう
この記事で紹介する一瞬は1秒以下です。
一瞬だけ電源が入る後の症状は、何種類かありました。
1.何度やっても同じ症状
2.一度電源が落ちると放電するまで電源が入らない
3.電源が落ちた後、電源が一瞬入り、電源が落ちるの繰り返し
1.と3.は、部品交換を行わず組み直しで復旧できる事もありますが、2番の症状に関しては復旧できたケースは殆どなかったと思います。
2.のケースは、バッテリーや電源をすべて取り外してあげると、再び症状が発生します。
パソコン使用中に電源がブツンと押してしまい、そのあとに症状が出ている場合
マザーボードを含めて基盤や電源(電源ユニット)に何らかの故障が発生していると思われます。
今回は 電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る 場合に考えられる原因と修理・解決方法を紹介します。
電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る 原因
電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入るのと同じような症状であっても、原因はいろいろあります。
実際に「電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る」を対応した経験を元に記事を書いていますが、色々なケースがあるため参考程度に考えていただければと思います。
(電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る)
電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る で考えられる原因・故障部品・トラブル症状
1.ACアダプターの故障(ACアダプタ使用PC)
2.CMOS(ボダン電池)の消耗など
3.パソコン部品の接触不良
4.パソコン部品の故障
5.電源ユニットの故障(電源ケーブル使用PC)
6.CPUの故障
7.マザーボードの故障
1.ACアダプターの故障(ACアダプタ使用PC)
2.CMOS(ボダン電池)の消耗など
3.パソコン部品の接触不良
4.パソコン部品の故障
5.電源ユニットの故障(電源ケーブル使用PC)
6.CPUの故障
7.マザーボードの故障
注意事項
考えられる原因・故障個所・切り分け方法は参考程度で考えていただければと思います。
ご自身での修理・対応などは自己責任でお願いします。
電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る 切り分け前の準備
症状を書きをしてみる 超オススメ
電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入るについて
・いつまで問題なかったか
・いつから症状がでたのか
・頻度はどのくらいなのか
・症状の変化はどうなのか(良くなったり・悪くなったり)
・何か思い当たる事など(ソフトを消した、インストールした等)
これらの情報があると後で役に立ちます。
・いつまで問題なかったか
・いつから症状がでたのか
・頻度はどのくらいなのか
・症状の変化はどうなのか(良くなったり・悪くなったり)
・何か思い当たる事など(ソフトを消した、インストールした等)
これらの情報があると後で役に立ちます。
電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る 切り分け方法
ACアダプター交換をしてみる
ACアダプター交換
ACアダプターのACアダプタはコネクタの形状が一致すれば、別のパソコンや別の型番でも動作確認は可能です。
ACアダプター交換は、ACアダプターを使用しているパソコンに限ります。(主にノートパソコンや一体型パソコン)
デスクトップパソコンは、ACアダプタではなく電源コードが多いです。
電源コードで接続されている場合は、ACアダプタの代わりに電源ユニットが搭載されています。
【注意点】
切り分け時に交換するACアダプターのアンペアは気にする必要ないですが、実際に交換して使い続ける場合は注意が必要です。
今まで使っていたACアダプタのアンペアを下回らないようにします。
アンペアが足りないと、パソコンの電源が途中で落ちてしまったり、充電しているのにバッテリーの残量が減ったりします。
ACアダプタにはアンペアが記載されています。
電圧が違うものもありますが、接続できないので特に気にする必要はないと思います。
ACアダプターのACアダプタはコネクタの形状が一致すれば、別のパソコンや別の型番でも動作確認は可能です。
ACアダプター交換は、ACアダプターを使用しているパソコンに限ります。(主にノートパソコンや一体型パソコン)
デスクトップパソコンは、ACアダプタではなく電源コードが多いです。
電源コードで接続されている場合は、ACアダプタの代わりに電源ユニットが搭載されています。
【注意点】
切り分け時に交換するACアダプターのアンペアは気にする必要ないですが、実際に交換して使い続ける場合は注意が必要です。
今まで使っていたACアダプタのアンペアを下回らないようにします。
アンペアが足りないと、パソコンの電源が途中で落ちてしまったり、充電しているのにバッテリーの残量が減ったりします。
ACアダプタにはアンペアが記載されています。
電圧が違うものもありますが、接続できないので特に気にする必要はないと思います。
CMOS(ボタン電池)クリア・交換をしてみる
CMOS(ボタン電池)クリア・交換
CMOS(ボタン電池)を一度取り外し(クリア)で改善するかどうかを確認します。
クリアで改善できない場合は、CMOS(ボタン電池)の電圧が正しいものかを確認します。
CR2032は電圧が3.3Vですので、電圧が下がっている場合はCMOS(ボダン電池)を交換します。
ボタン電池タイプ(CR2032)であれば、どこでも手に入ると思いますが、コネクタ接続タイプだとなかなか手に入らないかと思います。
(同じ機種や近い機種から一時的に借りてくる方法もあります)
マザーボードに直付けされているものは、ハンダを使わないと取り外せないものもあります。
【注意点】
CMOS電池の取り外し・取り付けを行う際、取り付け部分の破損に気を付けます。
またコネクタタイプのものは、特に気を付けます。
CMOS(ボタン電池)を一度取り外し(クリア)で改善するかどうかを確認します。
クリアで改善できない場合は、CMOS(ボタン電池)の電圧が正しいものかを確認します。
CR2032は電圧が3.3Vですので、電圧が下がっている場合はCMOS(ボダン電池)を交換します。
ボタン電池タイプ(CR2032)であれば、どこでも手に入ると思いますが、コネクタ接続タイプだとなかなか手に入らないかと思います。
(同じ機種や近い機種から一時的に借りてくる方法もあります)
マザーボードに直付けされているものは、ハンダを使わないと取り外せないものもあります。
【注意点】
CMOS電池の取り外し・取り付けを行う際、取り付け部分の破損に気を付けます。
またコネクタタイプのものは、特に気を付けます。
パソコン部品の組み直しをしてみる
パソコン部品の組み直し
パソコン部品の接触不良でも電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る症状が発生したりします。
>>組み直しとは
接触不良が原因で電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る場合は、パソコン部品の組み直しで改善することもあります。
【注意点】
組み直しを行う場合は、パソコン部品の破損に気を付けます。
パソコン部品の接触不良でも電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る症状が発生したりします。
>>組み直しとは
接触不良が原因で電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る場合は、パソコン部品の組み直しで改善することもあります。
【注意点】
組み直しを行う場合は、パソコン部品の破損に気を付けます。
パソコン部品の故障をしてみる
パソコン部品の故障
パソコンは複数の部品が集まっています。
そのパソコン部品のどこかで不具合が生じている場合、最小構成で不具合個所を特定します。
>>最小構成とは
最小構成とは、パソコンを起動する為に必要な最低限の部品構成で起動させる方法です。
最小構成で不具合が改善した場合、取り外したパソコン部品の中に不具合があると考えられます。
この場合は、最小構成から一つ・一つ部品を戻し→動作の確認→一つ戻し→動作の確認と繰り返していきます。
【注意点】
最小構成を行う場合は、パソコン部品の破損に気を付けます。
パソコンは複数の部品が集まっています。
そのパソコン部品のどこかで不具合が生じている場合、最小構成で不具合個所を特定します。
>>最小構成とは
最小構成とは、パソコンを起動する為に必要な最低限の部品構成で起動させる方法です。
最小構成で不具合が改善した場合、取り外したパソコン部品の中に不具合があると考えられます。
この場合は、最小構成から一つ・一つ部品を戻し→動作の確認→一つ戻し→動作の確認と繰り返していきます。
【注意点】
最小構成を行う場合は、パソコン部品の破損に気を付けます。
電源ユニット交換をしてみる
電源ユニット交換
電源ユニットはACアダプタを利用していないパソコン(主にデスクトップや一体型パソコン)で使用されています。
電源ユニットはいろいろな形状やワット数があります。
自作パソコンやタワータイプのパソコンは、ATXという規格の電源ユニットがよく使われます。
切り分け時に使う電源ユニットは、同じ規格でなくて大丈夫です。
(マザーボードのコネクタと同じコネクタであればOK)
【注意点】
交換修理を行う場合は、同じ規格(ATXならATX、専用規格なら専用規格)を選びます
(違うと取り付けられないことが多いため)
ワット数に関しては、もともと搭載されているものと同じか大きいものを選んでおけば間違いないです。
電源ユニットはACアダプタを利用していないパソコン(主にデスクトップや一体型パソコン)で使用されています。
電源ユニットはいろいろな形状やワット数があります。
自作パソコンやタワータイプのパソコンは、ATXという規格の電源ユニットがよく使われます。
切り分け時に使う電源ユニットは、同じ規格でなくて大丈夫です。
(マザーボードのコネクタと同じコネクタであればOK)
【注意点】
交換修理を行う場合は、同じ規格(ATXならATX、専用規格なら専用規格)を選びます
(違うと取り付けられないことが多いため)
ワット数に関しては、もともと搭載されているものと同じか大きいものを選んでおけば間違いないです。
CPUの交換をしてみる
CPUの交換
CPUはパソコンの機種により、マザーボードと一体になっているもの、取り外しができるものに分かれます。
マザーボードと一体になっているものは、取り外しができません。
マザーボードごと交換が必要です。
【注意点】
CPUを交換する場合は、取り付けを行うマザーボードで交換するCPUが対応しているかを確認します。
同じ世代であってもi3は搭載可能、i7は搭載できないもしくは、動作が不安定になるケースもあります。
(BIOSのアップデートで改善・搭載できるようになるものもある)
※BIOSのアップデートが失敗すると、マザーボード交換が必要です。
CPUはパソコンの機種により、マザーボードと一体になっているもの、取り外しができるものに分かれます。
マザーボードと一体になっているものは、取り外しができません。
マザーボードごと交換が必要です。
【注意点】
CPUを交換する場合は、取り付けを行うマザーボードで交換するCPUが対応しているかを確認します。
同じ世代であってもi3は搭載可能、i7は搭載できないもしくは、動作が不安定になるケースもあります。
(BIOSのアップデートで改善・搭載できるようになるものもある)
※BIOSのアップデートが失敗すると、マザーボード交換が必要です。
マザーボード交換をしてみる
マザーボード交換
マザーボードは同じ型番を選びます。
パソコン部品にはそれぞれ部品番号というものがあります。
ただ、マザーボードの入手は難しいケースが多いです。
(自作パソコンやBTOパソコンのマザーボードは入手しやすいです)
【注意点】
マザーボードを交換するとWindowsライセンスが外れることや、インストールされているプログラムでライセンス認証が再度必要になることもあります。
マザーボードは同じ型番を選びます。
パソコン部品にはそれぞれ部品番号というものがあります。
ただ、マザーボードの入手は難しいケースが多いです。
(自作パソコンやBTOパソコンのマザーボードは入手しやすいです)
【注意点】
マザーボードを交換するとWindowsライセンスが外れることや、インストールされているプログラムでライセンス認証が再度必要になることもあります。
まとめ
まとめ
今回は、電源ボタンを押すと一瞬だけ電源が入る症状が発生した時の切り分け・修理方法を紹介させていただきました。
この手のトラブルは、部品交換を行わずに修理や復旧ができることも多いようです。
パソコンの分解は症状を悪化させたり、別の個所を壊してしまうリスクもありますので、プロに任せるのもありだと思います。
この手のトラブルは、部品交換を行わずに修理や復旧ができることも多いようです。
パソコンの分解は症状を悪化させたり、別の個所を壊してしまうリスクもありますので、プロに任せるのもありだと思います。
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