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[記事公開日]2024/01/15

独自ドメイン・メールが使えない!WEBサイト運営会社と連絡が取れない場合に役立つかもしれない記事

こんにちは、天衣れもです。
最近本業の方で、立て続けに相談を頂きました「WEBサイトの運営・更新を契約している会社と連絡が取れなくなってしまい、WEBサイトが閲覧できない・メールも使えなくなってしまった」について、役に立つ情報をまとめてみました。

まずは具体的な事例をご紹介します(実際にご相談頂きました内容を一部変えております)
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ある日、自分のドメイン(私の場合は、「pc-jiten.com」)のメールが送受信できなくなってしまった。
そこで、契約をしている事業者に連絡を取ってみたものの連絡がつかない。
メールで問い合わせをしてみるも返信が無い、電話をしてみると現在使われておりません・・・
そうこうしている内に、WEBサイトにアクセスができない事が判明

このようなトラブルが突然発生してしまい、どうしていいかわからないとのご相談を結構な数頂きます。

初めに確認する事

メールやWEBサイトの閲覧ができないのは、自分のパソコンだけじゃない事を確認します。
他のパソコンでも、自分のWEBサイトにアクセスができない。
別のWEBサイトは閲覧できる等を確認します。

スマホやタブレットから自分のWEBサイトにアクセスして確認する事も可能です。
メールは設定が必要な為、必要に応じてWEBメールなどを使うのもありかと思います。

WHOIS検索をして、ドメイン情報を確認する

下記のURLからValue Domain(バリュードメイン)に飛べます。
そこのWHOIS検索から、調べたいドメインを入力します。」

https://www.value-domain.com/domain/whois/

対象のドメインを入力します。
ドメインというのはメールアドレスであれば@の後の部分です。
うちのドメインはpc-jiten.com これがドメインです。

自分のドメインを入力して、検索します。
検索すると、検索結果が出てきます。

検索したドメイン名、有効期限が表示されます。
この有効期限は、ドメインの有効期限です。
まずはご自身のドメインが有効期限内である事を確認します。

注意) ちょっと間違えやすい所が、ドメインの有効期限=WEBサイトが表示されるはず ではないのです。
ドメインを使う為には、レンタルサーバーなどが必要です。
レンタルサーバーの契約更新を忘れていたりすると、ドメインが有効であってもWEBサイトやメールが使えなくなってしまいます。
もちろん逆もありますが・・・

どこのレンタルサーバーを使っているかを調べる

どこのレンタルサーバーを使っているかが分からない場合は、上記で紹介したWHOIS検索の結果やメール設定からも確認できます。
WHOIS検索結果に表示されている「ネームサーバー」を確認します。
このネームサーバーに表示されているネームサーバーをGoogle等で検索すると、どこのレンタルサーバーかが大体わかると思います。
また、メール設定の送信サーバー名や、受信サーバー名を検索する事でもレンタルサーバーが大体わかると思います。

ドメインをどこの会社で取得したのかを調べる

先ほどの、WHOIS検索結果の下の方に「レジストラ」というものがあります。
そこからドメインを管理している会社が分かる場合もあります。
逆に分からないケースもあります。
分からない場合は手探りでドメイン契約会社を探します。(結構大変です・・・)

レンタルサーバーやドメインの契約者を確認する

正直な所、契約者によって天と地ほどの差があります。
単刀直入に言えば、自分名義であれば、パスワードの再発行などの手続きができます。
自分名義ではない(WEBサイトを管理している会社等)の場合は、契約者ではないため手続きは一切できないです。
そして情報も教えてくれません・・・ 

状況としてはかなり厳しいです。

レンタルサーバーやドメイン管理会社(レンタルサーバーと一緒にドメインを取得している事もあります)の管理者IDとパスワードがある場合は自分名義である可能性が高いです。

割と多いケースですと、レンタルサーバーはWEBサイト管理会社、ドメイン契約者は自分の事が多いです。
(あくまでも多いだけで、全部が全部ではないです)

どちらにしても、どこのレンタルサーバーを使っていて、どこでドメインを契約しているかを確認した上で、そのサポート窓口に相談します。
契約者が自分であれば、パスワードを再発行してもらうなど色々なサポートが受けられます。

WEBサイトのデータを確認する

WEBサイトのデータは色々なものがあります。
WordPressを使っている人もいれば、HTMLデータをFTPでアップロードする方もいると思います。
WordPressであればバックアップデータ、HTMLデータであればHTMLファイル等。
それらがあれば、それを使いWEBサイトの復旧が可能です。

バックアップデータが無い場合は、Googleキャッシュを利用してWEBデータの取得を行う

Googleのキャッシュを利用します。

自分のドメインを検索する

赤いまるの中をクリックする

クリックする

キャッシュをクリックする

googleの検索ワードに 「site:自分のドメイン」と入れて検索すると、自分のWEBサイトが表示されます。
それを1ページごとにキャッシュを保存します。(WEBサイトのページ数が多いと大変です)
そのソースを使って、WEBサイトを作る時に役立ちます(簡単には戻せませんが・・・・)

自分のWEBサイトはこんなことが書いてあったなーと確認する事は出来ます。

キャッシュを開いたら右クリックをしてページを保存します。
※キャッシュが表示されないケースもあります。

新たにレンタルサーバーの契約とドメインの契約を行う

WEBサイトを管理している事業者と連絡がつけばいいのですが、いつまでも待っているわけにはいかないと思います。
レンタルサーバーとドメインをどうするか悩むところだと思います。

WEBサイトやメールアドレスをなるべく同じようにしてあげると、分かりやすいと思います。
例えば

WEBサイトが、http://xxxxxxxxxx.co.jpだった場合は、http://xxxxxxxxxx.comやhttp://xxxxxxxxxx..jpにしてあげるとわかりやすいかもしれないです。
メールアドレスもinfo@xxxxxxxxxx.co.jpだった場合は、info@xxxxxxxxxx.com、info@xxxxxxxxxx.jpといった感じです。

全然違うアドレスを使うのもありですし、近いものを使うのもありです。
個人的にはXサーバーがお勧めです。(実際に使ってますので)
友達紹介リンクを貼っておきます。
※上記リンクからXサーバーを契約した場合、割引が適応されます。
ドメインの取得などもできます。

まずは連絡手段の復旧 メールアドレスの作成と設定

レンタルサーバーを契約して、ドメインの取得も終わったら
メールアカウントの作成を行います。

メールアカウントの作成方法については、契約したレンタルサーバーのメールアカウント作成手順や設定手順をご覧ください。
メールの転送設定も基本出来るため(契約内容によってはできない場合もあると思います)
届いたメールを自分のgmail.comやicloud.comなどに転送設定しておくと出先でも確認する事が出来ます。(便利です!)

メール設定は、WEBメール方式のIMAP設定がお勧めです。
(POPとIMAP設定の違いについてはググってください。。。。。)

連絡手段については、とりあえずGmailなどを一時的に使うという選択肢もあると思います!

さいごに

今回は、WEBサイトの運営・更新を契約している会社と連絡が取れなくなってしまい、WEBサイトが閲覧できない・メールも使えなくなってしまったについて書かせて頂きました。

どこまで役に立つかはわかりませんが、一人でも役に立った方がいればうれしい限りです。
WEBサイトのデータも定期的にバックアップを取る事をお勧めします!

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