［記事公開日］2024/08/25
［最終更新日］2024/11/25
Lenovo IdeaPad S540-13APIのCPUファンの交換方法
今回は、Lenovo IdeaPad S540-13APIという機種のCPUファンの交換についてご紹介します。
もくじ
冷却ファンの交換が必要なタイミング
冷却ファンを交換するタイミングはいくつかありますが、一般的にはファンが「ガラガラ」と音を立て始めたときです。このような音がする場合、冷却ファンが故障している可能性が高いです。さらに放置すると、最終的にはファンが回転しなくなり、パソコンが冷却できなくなってしまい、最悪の場合、壊れてしまうこともあります。したがって、音がするようになったら早めの交換をお勧めします。
準備作業
まずは、作業を始める前に必要な道具を準備しましょう。今回はT4のトルクスドライバーを使用します。これは、Lenovo IdeaPad S540-13APIのネジを外すために必要です。最初に、外すべきネジはすでに外してありますので、次に進みます。
カバーの取り外し
次に、背面のカバーを外します。これにはプラスチックのヘラを使うと良いでしょう。ヘラを隙間に入れ、手前に浮かせることで中の爪を外していきます。この作業を行う際は、無理に力を加えすぎないように注意してください。爪が折れてしまう可能性があります。
バッテリーの取り外し
カバーが外れたら、次はバッテリーを取り外します。バッテリーが接続された状態ではショートする可能性があるため、必ず切り離してください。これでパソコンに電気が来ていない状態になります。
冷却ファンの取り外し
冷却ファンはネジが3箇所ありますので、これらを外していきます。また、ファンにはコネクターも2箇所あります。コネクターは小さいため、ピンセットを使って外すことをお勧めします。ケーブルを無理に引っ張ると切れてしまうことがあるので、優しく扱ってください。
冷却ファンの掃除
冷却ファンを交換する際は、ヒートシンク部分にも埃が溜まっていることが多いです。ファンの交換や掃除を行う際には、必ずこの部分も掃除しておきましょう。
新しい冷却ファンの取り付け
新しい冷却ファンの取り付けは、外したときと逆の手順で行います。取り付ける前に、ケーブルがファンの下に入っていないか確認してください。もしケーブルが挟まってしまうと、ファンが歪んでしまいます。周囲の埃も取り除いておくと良いでしょう。
取り付け後の確認
取り付けが完了したら、バッテリーを接続し、カバーを取り付けます。カバーを取り付ける際には、音がすることがありますが、これは正常です。最後に、トルクスドライバーでネジをしっかりと締めてください。
テストと注意点
全ての作業が完了したら、通電してみて異音がないか確認します。正常に熱い空気がパソコンから出てくるかもチェックしてください。取り付け時にケーブルを踏んでしまうと、ファンが斜めになってしまい、変な音が出ることがありますので、注意が必要です。
まとめ
今回は、Lenovo IdeaPad S540-13APIの冷却ファンの取り外しと取り付けについてご紹介しました。冷却ファンの交換は、パソコンの性能を維持するために非常に重要な作業です。もしこのブログが役に立ったと感じたら、ぜひいいねとチャンネル登録をお願いします。それでは、次回の動画でお会いしましょう！