[記事公開日]2025/03/17
Windows 11でファイアウォールを確認・有効化する方法
概要
Windows 11では、Windows Defender ファイアウォールが標準のセキュリティ機能として搭載されています。これが無効になっていると、外部からの不正アクセスやマルウェアの侵入リスクが高まる可能性があります。
よくある状況
- ファイアウォールが無効になっている。
- アプリやゲームがインターネットに接続できない。
- Windowsのセキュリティ設定で「ネットワーク保護」がオフになっている。
- 特定のアプリやポートがブロックされている。
本記事では、Windows Defender ファイアウォールを有効にする方法と確認手順を解説します!
Windows Defender ファイアウォールを有効にする方法
ファイアウォールの状態を確認する
Windows Defender ファイアウォールが有効になっているか確認します。
手順:
Win + I
を押して 設定 を開く。- プライバシーとセキュリティ → Windows セキュリティ を選択。
- Windows セキュリティを開く をクリック。
- ファイアウォールとネットワーク保護 を開く。
- ドメインネットワーク、プライベートネットワーク、パブリックネットワーク のすべてが「有効」になっていることを確認。
無効になっている場合は、次の手順で有効にします。
Windows Defender ファイアウォールを有効にする
手動でWindows Defender ファイアウォールを有効にします。
手順:
- Windows セキュリティ を開く(上記手順1と同様)。
- ファイアウォールとネットワーク保護 を開く。
- ドメインネットワーク、プライベートネットワーク、パブリックネットワーク の各設定をクリックし、Windows Defender ファイアウォールを有効にする を選択。
これにより、すべてのネットワーク環境でファイアウォールが有効になります。
特定のアプリに対するファイアウォールの許可設定を確認する
特定のアプリがインターネットに接続できない場合、ファイアウォールがブロックしている可能性があります。
手順:
- Windows セキュリティ を開く。
- ファイアウォールとネットワーク保護 → ファイアウォール経由のアプリを許可 をクリック。
- 設定の変更 をクリックし、管理者権限で変更を許可。
- 接続を許可したいアプリを探し、プライベート や パブリック にチェックを入れる。
- OK をクリックし、設定を適用。
インターネット接続が必要なアプリ(オンラインゲーム、VPNなど)で接続できない場合に有効。
ファイアウォールの設定をリセットする
誤った設定によりファイアウォールが正常に機能しない場合、初期状態にリセットできます。
手順:
- Windows セキュリティ を開く。
- ファイアウォールとネットワーク保護 を選択。
- ファイアウォールの既定値を復元 をクリック。
- 復元 をクリックし、PCを再起動。
ファイアウォールの設定がリセットされ、適切に機能するようになります。
Windows Updateで最新の状態にする
最新のセキュリティパッチを適用し、ファイアウォールの動作を最適化します。
手順:
Win + I
を押して 設定 を開く。- Windows Update を開く。
- 更新プログラムの確認 をクリック。
- すべてのアップデートを適用し、PCを再起動。
Windowsが最新の状態でないと、ファイアウォールの定義や機能が正しく動作しないことがあります。
まとめ
ファイアウォールの確認と有効化のチェックリスト
ファイアウォールの状態確認 | Win + I → Windows セキュリティ → ファイアウォールとネットワーク保護 |
ファイアウォールを手動で有効化 | Win + I → Windows セキュリティ → 各ネットワークで有効化 |
特定のアプリの許可設定を確認 | Win + I → ファイアウォール経由のアプリを許可する |
ファイアウォールの設定をリセット | Win + I → Windows セキュリティ → 既定値を復元 |
Windows Updateを実行 | Win + I → Windows Updateで最新状態にする |
これらを試してもファイアウォールが有効にならない場合は、システム設定の変更や専門の修理サービスへの相談を検討しましょう。
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