[記事公開日]2025/03/17
Windows 11で不審なプログラムが自動実行される場合の対処法
概要
Windows 11で不審なプログラムが勝手に起動する場合、マルウェアや不要なアプリがバックグラウンドで動作している可能性があります。これにより、PCの動作が遅くなったり、セキュリティリスクが高まることがあります。
よくある状況
- PC起動時に見覚えのないプログラムが自動で実行される。
- タスクマネージャーに不審なプロセスが表示される。
- 知らないアプリが常駐し、パフォーマンスが低下する。
- 不審な通知や広告が頻繁に表示される。
本記事では、不審なプログラムが自動実行される原因と対策を解説します!
不審なプログラムの確認方法と削除手順
タスクマネージャーで自動起動プログラムを確認する
手順:
Ctrl + Shift + Esc
を押して タスクマネージャー を開く。- スタートアップ タブをクリック。
- 見覚えのないプログラムを右クリックし、無効化 を選択。
Win + R
を押して「shell:startup
」と入力し、不審なプログラムがある場合は削除。無効化することで、次回のPC起動時に自動実行されなくなります。
設定アプリでスタートアップアプリを管理する
手順:
Win + I
を押して 設定 を開く。- アプリ → スタートアップ を選択。
- 見覚えのないプログラムを「オフ」にする。
スタートアッププログラムを無効にすることで、PCの起動を高速化できます。
タスクスケジューラで不審なタスクを確認・削除する
手順:
Win + R
を押して「taskschd.msc
」と入力し、Enter。- タスクスケジューラライブラリ を開く。
- 不審なタスクを右クリックし、無効化または削除。
マルウェアが自動実行するタスクを設定している場合、ここで削除できます。
プログラムのアンインストールを実行する
手順:
Win + I
を押して 設定 を開く。- アプリ → インストール済みのアプリ を開く。
- 不審なアプリを見つけたら、アンインストール をクリック。
見覚えのないアプリや最近インストールされたものを重点的に確認しましょう。
Windows Defenderでウイルススキャンを実行する
手順:
Win + I
を押して 設定 を開く。- プライバシーとセキュリティ → Windows セキュリティ を開く。
- ウイルスと脅威の防止 → クイックスキャン を実行。
フルスキャンを実行すると、より詳細なチェックが可能です。
ブラウザの拡張機能を確認し、不要なものを削除する
手順:
- Google Chromeの場合:
chrome://extensions/
にアクセス。- 見覚えのない拡張機能を削除。
- Microsoft Edgeの場合:
edge://extensions/
にアクセス。- 不審な拡張機能を削除。
ブラウザの乗っ取りを防ぐために、定期的に拡張機能を確認しましょう。
Windows Updateを実行し、最新の状態にする
手順:
Win + I
を押して 設定 を開く。- Windows Update を開く。
- 更新プログラムの確認 をクリック。
- すべてのアップデートを適用し、PCを再起動。
Windowsの最新パッチを適用し、セキュリティを強化します。
まとめ
不審なプログラムの自動実行を防ぐチェックリスト
タスクマネージャーで確認 | Ctrl + Shift + Esc → スタートアップタブで無効化 |
設定アプリで管理 | Win + I → アプリ → スタートアップで無効化 |
タスクスケジューラの確認 | Win + R → taskschd.msc で不審なタスクを削除 |
不審なプログラムをアンインストール | Win + I → アプリ → インストール済みアプリから削除 |
Windows Defenderでスキャン | Win + I → Windows セキュリティ → クイックスキャン |
ブラウザの拡張機能を削除 | chrome://extensions/ または edge://extensions/ を開く |
Windows Updateを実行 | Win + I → Windows Updateで最新状態にする |
これらを試しても不審なプログラムが自動実行される場合は、専門の修理サービスへの相談を検討しましょう。
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