[記事公開日]2025/03/18
Windows 10でファイアウォールを確認・有効化するための手順
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はじめに
Windows 10の**ファイアウォール(Windows Defender ファイアウォール)**は、 外部からの不正アクセスや悪意のあるソフトウェアからPCを保護する重要な機能です。
万が一、ファイアウォールが無効になっていると、ウイルスやハッキングのリスクが高まるため、 定期的に状態を確認し、必要に応じて有効化しましょう。
注意事項
- 他のセキュリティソフトをインストールしている場合、Windowsファイアウォールが自動的に無効化されることがあります。
- 業務用PCでは、管理者によって設定が変更されている可能性があるため、変更前にIT管理者に確認してください。
Windows 10でファイアウォールの状態を確認する方法
設定から確認する
実行手順
- [Windowsキー] + [I] を押し、「設定」を開く。
- 「更新とセキュリティ」を選択。
- 左メニューから「Windows セキュリティ」をクリック。
- 「ファイアウォールとネットワーク保護」を選択。
- 「ドメインネットワーク」「プライベートネットワーク」「パブリックネットワーク」の状態を確認。
すべてのネットワークで「有効」になっていれば、ファイアウォールは正常に動作しています。
コントロールパネルから確認する
実行手順
- [Windowsキー] + [R] を押し、「control」と入力しEnter。
- 「システムとセキュリティ」→「Windows Defender ファイアウォール」をクリック。
- 「Windows Defender ファイアウォールの状態」を確認。
「有効」になっていることを確認しましょう。
Windows 10でファイアウォールを有効化する方法
設定から有効化する
実行手順
- 「Windows セキュリティ」画面を開く(手順
を参照)。
- 「ファイアウォールとネットワーク保護」を選択。
- 「ドメインネットワーク」「プライベートネットワーク」「パブリックネットワーク」それぞれで「有効」にする。
これでファイアウォールが有効になります。
コントロールパネルから有効化する
実行手順
- 「Windows Defender ファイアウォール」画面を開く(手順
を参照)。
- 左メニューの「Windows Defender ファイアウォールの有効化または無効化」をクリック。
- 「プライベートネットワーク設定」と「パブリックネットワーク設定」の両方で「Windows Defender ファイアウォールを有効にする」を選択。
- 「OK」をクリックして適用。
すべてのネットワークでファイアウォールを有効化できます。
コマンドプロンプトで有効化する
実行手順
- [Windowsキー] + [R] を押し、「cmd」と入力してEnter。
- 以下のコマンドを入力してEnterを押す。
netsh advfirewall set allprofiles state on
- 「OK」と表示されたら完了。
コマンドを使うことで、すべてのネットワークで一括有効化できます。
まとめ
Windows 10でファイアウォールを有効にすることで、外部からの脅威を防ぎ、安全なインターネット環境を確保できます。
ファイアウォールの状態を確認 | 設定またはコントロールパネルでチェック |
設定から有効化したい | 「Windows セキュリティ」で有効化 |
コントロールパネルで有効化 | 「Windows Defender ファイアウォール」を使用 |
コマンドで有効化したい | netsh コマンドを実行 |
これらの方法を試してもファイアウォールが有効にならない場合は、他のウイルス対策ソフトやグループポリシーの影響を確認 することをおすすめします。
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