[記事公開日]2025/03/18
Windows 10でOfficeのインストール時にエラーが出た場合の対処法
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はじめに
Windows 10でMicrosoft Officeをインストールする際に、 「インストールに失敗しました」「エラーコードxxxxxx」 などのメッセージが表示されることがあります。
これは、インターネット接続の問題、旧バージョンのOfficeが残っている、ディスク容量不足 などが原因で発生することが多いです。
本記事では、Windows 10でOfficeのインストール時に発生するエラーの原因と解決方法 を解説します。
注意事項
- インストール中にPCを強制終了しないようにしてください。
- エラーが解決しない場合は、公式のサポートツールを使用することを推奨します。
Officeのインストール時に発生する主なエラーと原因
エラーコード 0-1018, 30015-1011, 0-1005 など(旧バージョンのOfficeが原因)
エラーコード 30183-1011, 30174-4 など(インターネット接続の問題)
エラーコード 0x80070005 など(管理者権限の不足)
「Officeをインストールできません」(ストレージ容量不足)
これらのエラーに対して、それぞれの対処法を試していきましょう。
Officeのインストールエラーを解決する方法
インターネット接続を確認する
インストールには安定したインターネット接続 が必要です。
実行手順
- [Windowsキー] + [I] を押して「設定」を開く。
- 「ネットワークとインターネット」→「状態」を確認。
- Wi-Fiを使用している場合は、有線接続(LANケーブル)に切り替える。
- ルーターを再起動し、再度インストールを試す。
インターネットが不安定な場合は、ダウンロードが失敗する可能性があります。
旧バージョンのOfficeを完全に削除する
過去にインストールしたOfficeが影響している可能性があります。
実行手順
- [Windowsキー] + [R] を押し、「appwiz.cpl」と入力しEnter。
- 「Microsoft Office」または「Office 365」を選択し、「アンインストール」をクリック。
- PCを再起動して、再度インストールを試す。
アンインストール後にOfficeのインストールを再試行してください。
Officeの公式削除ツールを使用する
Officeが正しく削除されない場合は、Microsoftのアンインストールサポートツール を使用します。
実行手順
- Microsoftの公式アンインストールツール からツールをダウンロード。
- ツールを実行し、「完全に削除」を選択。
- PCを再起動して、再度Officeのインストールを試す。
ツールを使用すると、レジストリに残っているデータも削除されます。
ストレージの空き容量を確認する
Officeのインストールには10GB以上の空き容量 が必要です。
実行手順
- [Windowsキー] + [I] を押し、「設定」を開く。
- 「システム」→「ストレージ」を選択し、空き容量を確認。
- 不要なファイルを削除する(ディスククリーンアップを実行)。
- [Windowsキー] + [R] を押し、「cleanmgr」と入力しEnter。
- 「システムファイルのクリーンアップ」を実行し、不要なファイルを削除。
空き容量が不足していると、インストールが正常に完了しません。
インストール時に管理者権限を使用する
管理者権限がないと、インストールが正常に進まないことがあります。
実行手順
- Officeのセットアップファイル(Setup.exe)を右クリック。
- 「管理者として実行」を選択し、インストールを試す。
管理者権限で実行することで、アクセス制限を回避できます。
まとめ
Windows 10でOfficeのインストール時にエラーが出た場合の対処法を紹介しました。
インターネット接続の問題 | 有線接続に変更 / ルーターを再起動 |
旧バージョンのOfficeが残存 | アンインストールツールで完全削除 |
ストレージ容量不足 | ディスククリーンアップを実行 |
管理者権限が不足 | 「管理者として実行」でセットアップ |
これらの方法を試して、Officeのインストールを正常に完了させましょう!
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