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[記事公開日]2025/03/18
Windows 10で「回復ドライブ」を作成する手順
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はじめに
Windows 10では、システムが正常に動作しなくなった場合に備えて、「回復ドライブ」 を作成できます。
回復ドライブを使用すると、PCが起動しない場合でもWindowsの修復や再インストールが可能 です。
本記事では、Windows 10で回復ドライブを作成する手順を詳しく解説 します。
注意事項
- 回復ドライブを作成すると、USBドライブのデータがすべて消去されます。
- 最低16GBのUSBメモリが必要ですが、32GB以上を推奨します。
- PCの状態によっては、システムファイルを含めた完全な回復ドライブが作成できない場合があります。
Windows 10で回復ドライブを作成する手順
必要な準備をする
準備するもの
- 16GB以上のUSBメモリ(推奨32GB)
- Windows 10が正常に動作するPC
- 管理者権限があるユーザーアカウント
準備が整ったら、次の手順に進みます。
回復ドライブ作成ツールを開く
実行手順
- [Windowsキー] + [R] を押して「ファイル名を指定して実行」を開く。
- 「recoverydrive」と入力し、Enterキーを押す。
- 「回復ドライブの作成」ウィンドウが開く。
このツールを使用して回復ドライブを作成します。
システムファイルを含めるか選択
実行手順
- 「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックを入れる(推奨)。
- 「次へ」をクリック。
システムファイルを含めることで、Windowsの完全な再インストールが可能になります。
USBメモリを選択する
実行手順
誤って別のドライブを選ばないよう注意してください。
回復ドライブを作成する
実行手順
- 「作成」ボタンをクリックすると、回復ドライブの作成が開始。
- プロセスが完了するまで待つ(20~60分程度かかることがあります)。
- 「完了」をクリックし、USBメモリを安全に取り外す。
回復ドライブの作成が完了しました!
回復ドライブを使用する方法
回復ドライブからPCを起動する
- PCの電源を切る。
- 回復ドライブ(USBメモリ)をPCに挿入。
- PCの電源を入れ、すぐに「F12」「F2」「ESC」「DEL」キーのいずれかを連打して「ブートメニュー」を開く(メーカーによって異なる)。
- USBドライブを選択し、Enterキーを押す。
- Windowsの回復オプションが表示される。
ここからWindowsの修復や再インストールを実行できます。
まとめ
Windows 10で回復ドライブを作成する手順を紹介しました。
準備 | 16GB以上のUSBメモリを用意 |
回復ドライブツールを起動 | 「recoverydrive」を実行 |
システムファイルを含める | システムファイルのバックアップを推奨 |
USBメモリを選択 | 誤ったドライブを選ばないよう注意 |
作成プロセスを開始 | 20~60分程度かかる |
回復ドライブの使用 | USBから起動し、修復オプションを選択 |
回復ドライブを作成しておけば、PCの不調時に迅速に復旧できます!
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