🔄 「新しい更新プログラムを検索できませんでした」と表示される場合の対処法｜■OS・Windows関連の不具合パソコントラブル解決大事典

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［記事公開日］2025/03/24

「新しい更新プログラムを検索できませんでした」と表示される場合の対処法

トラブルの概要
Windows Updateを実行した際に「新しい更新プログラムを検索できませんでした」と表示されると、セキュリティパッチや機能更新が適用できず不安になるものです。この問題は、ネットワーク設定やシステムの一時的な不具合、Windows Updateの構成ミスなど複数の原因によって発生します。

よくある状況

「更新プログラムを確認中にエラーが発生しました」と表示される
更新が進まず、セキュリティアップデートが適用できない
エラーコード 0x8024402c や 0x80070005 などが表示される

主な原因

インターネット接続の不具合
Windows Updateサービスの停止
キャッシュや一時ファイルの破損
セキュリティソフトによる干渉
プロキシやネットワーク設定の影響

対処方法（順番に試すと効果的）

もくじ [閉じる]

1 ネットワーク接続を確認する
2 Windows Updateトラブルシューティングツールを使う
3 Windows Updateのキャッシュをクリアする
4 セキュリティソフトやVPNの影響を確認する
5 Windows Updateサービスの状態を確認する

ネットワーク接続を確認する

ブラウザで任意のWebサイトにアクセスしてネットが使えるか確認
必要に応じてルーターやモデムの再起動を行う

インターネットが不安定だと、更新確認ができません

Windows Updateトラブルシューティングツールを使う

手順:

設定 →「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」
「Windows Update」を選んで「実行」

多くの更新系のエラーは自動修復されます

Windows Updateのキャッシュをクリアする

手順:

管理者としてコマンドプロンプトを開く

以下を順に実行：

net stop wuauserv
net stop bits
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
net start wuauserv
net start bits

古いキャッシュが原因の場合、この方法で解消することがあります

セキュリティソフトやVPNの影響を確認する

一時的にセキュリティソフトを無効にして更新を再試行
VPNを使用している場合はオフにしてみる

ソフトが更新通信をブロックしている場合もあります

Windows Updateサービスの状態を確認する

手順:

「services.msc」と入力してサービス一覧を開く
「Windows Update」「Background Intelligent Transfer Service」などが「実行中」になっているか確認

停止中の場合は右クリックして「開始」を選択

まとめ

対処法	効果・目的
ネットワーク接続の確認	通信不良や接続エラーの切り分け
トラブルシューティングツールの使用	一般的なエラーの自動診断と修復
キャッシュ削除（SoftwareDistribution）	古い更新データの破損が原因の解消
セキュリティソフト/VPNの確認	通信ブロックの原因を一時的に除去
Windows Updateサービスの確認	サービス停止が原因の場合の対処