⚠️ 一部の更新プログラムはインストールできませんでしたと表示される原因と対策

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［記事公開日］2025/03/24

一部の更新プログラムはインストールできませんでしたと表示される原因と対策

トラブルの概要
Windows Updateを実行した際に「一部の更新プログラムはインストールできませんでした」と表示されることがあります。これは、一部の更新に失敗している状態で、エラーコードが表示されることもあります。セキュリティ更新や機能アップデートが適用されないため、早めの対応が重要です。

よくある状況

特定の更新プログラムのみ失敗する
更新を繰り返し試みても毎回失敗する
エラーコード（例：0x800f081f、0x8024200dなど）が表示される
更新履歴に「失敗」と表示されている

主な原因

更新データの破損や不完全なダウンロード
デバイスドライバとの互換性問題
システムファイルの破損
空き容量不足
サードパーティ製セキュリティソフトの影響

対処方法（段階的に実施）

もくじ [閉じる]

1 PCを再起動してから再度更新を実行
2 Windows Updateトラブルシューティングを実行
3 ディスクの空き容量を確認・確保
4 更新キャッシュをリセットする
5 システムファイルの整合性をチェックする（SFC）
6 手動で更新プログラムをダウンロードして適用する

PCを再起動してから再度更新を実行

一時的なシステムエラーが原因の場合、再起動で改善することがあります。

Windows Updateトラブルシューティングを実行

手順:

設定 →「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」
「Windows Update」を選択し「実行」

エラーの自動修正が行われる場合があります

ディスクの空き容量を確認・確保

不足している場合、不要なファイルや一時ファイルを削除
「ディスククリーンアップ」や「ストレージセンサー」機能を活用

大型アップデートには10GB以上の空き容量が必要な場合も

更新キャッシュをリセットする

手順:

管理者としてコマンドプロンプトを起動

以下のコマンドを順に入力：

net stop wuauserv
net stop bits
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
net start wuauserv
net start bits

ダウンロード済みの破損データをリセットし、再取得できます

システムファイルの整合性をチェックする（SFC）

手順:

管理者としてコマンドプロンプトを開く
以下のコマンドを入力：
```
sfc /scannow
```

システムファイルの破損を修復することで更新エラーが解消する場合があります

手動で更新プログラムをダウンロードして適用する

Microsoft Update カタログ（https://www.catalog.update.microsoft.com/）から該当する更新プログラムを検索・ダウンロード

特定の更新にのみ問題がある場合は有効な手段です

まとめ

対処法	効果・目的
再起動後の再試行	一時的な不具合の解消
トラブルシューティングツールの実行	自動診断と修正
空き容量の確保	アップデート時の容量不足対策
更新キャッシュの削除	破損した更新ファイルの再取得
システムファイルの修復（SFC）	Windows構成ファイルの整合性チェック
手動ダウンロードと適用	特定更新のみに対処可能