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［記事公開日］2025/03/24
［最終更新日］2025/10/13
🔐 TPM 2.0が有効になっているか確認する方法
💾 概要
Windows 11 のシステム要件として「TPM 2.0（トラステッド プラットフォーム モジュール）」の有効化が必須となっています。TPMの有無・バージョン・状態を確認することで、アップグレードやセキュリティ対策の準備ができます。
📋 TPMが必要な主なケース
- Windows 11 にアップグレードする前の互換性チェック
- BitLocker やその他セキュリティ機能の利用
- TPM対応デバイスの確認や設定
🔍 確認方法一覧
🔹 「tpm.msc」コマンドを使用して確認（標準的な方法）
🔹 BIOS/UEFI 画面から直接確認
🔹 Windowsの設定画面からセキュリティプロセッサ情報を確認（Windows 11）
🛠 手順詳細
もくじ
1️⃣ 「tpm.msc」でTPMのバージョンと状態を確認（Windows標準機能）
手順:
- 「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
tpm.mscと入力し、Enter- 「TPM管理」ウィンドウが開き、以下を確認：
- ステータス：「TPMは使用の準備ができています」など
- TPMバージョン：「仕様バージョン 2.0」など
✅ TPMが無効・未搭載の場合は「互換性のあるTPMが見つかりません」と表示されます
2️⃣ BIOS/UEFIからTPMの設定を確認・有効化
手順:
- PC起動時に「F2」「Delete」「Esc」などでBIOS/UEFIに入る
- 「Security」「Advanced」などの項目で「TPM」または「PTT（Intel Platform Trust Technology）」を探す
- 無効（Disabled）になっている場合は「Enabled」に変更
- 設定を保存して再起動
✅ メーカーやマザーボードによって表記や位置が異なるため、製品マニュアルを参照
3️⃣ Windowsの設定からTPM情報を確認（Windows 11のみ）
手順:
- 設定 →「プライバシーとセキュリティ」→「Windows セキュリティ」
- 「デバイスセキュリティ」→「セキュリティプロセッサの詳細」を選択
- TPMのバージョンや状態が表示される
✅ GUIで簡単にTPM情報を確認できる手段です（Windows 11専用）
✅ まとめ
| ✅ 方法 | 📝 ポイント |
|---|---|
| tpm.msc の使用 | Windows 10/11 標準機能で簡単に確認可能 |
| BIOS/UEFI で確認・有効化 | 無効の場合はここで有効化が必要 |
| Windows 11 の GUI設定画面 | より視覚的に確認可能（バージョンや状態） |
🔹 TPMが有効かどうかは、Windows 11の互換性やセキュリティ強化に直結します。アップグレード前や導入検討時に必ず確認しておきましょう。
➡️ 関連リンク
- Windows 11 のシステム要件を確認する方法
- セキュアブートの確認と有効化手順
- TPMが見つからないときの対処方法
- BIOSに入る方法まとめ（メーカー別）
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