[記事公開日]2025/03/24
ISOファイルの入手方法と使い方
概要
ISOファイルとは、CDやDVDなどのディスクの内容を丸ごと1つのファイルにまとめた「ディスクイメージファイル」です。Windowsのインストールや、ソフトウェアの配布などでよく使われます。この記事では、ISOファイルの安全な入手方法と使い方をわかりやすく解説します。
ISOファイルが使われる場面
- Windows OSのクリーンインストール/再インストール
- 仮想マシン(VirtualBox、Hyper-Vなど)でのOS起動
- USBブートメディアの作成
- DVD/CDに書き込んでインストールメディア化
もくじ [閉じる]
ISOファイルの入手方法
Windows公式サイトからダウンロード
手順:
- Microsoftの公式ダウンロードページにアクセス:
- 「ディスクイメージ(ISO)をダウンロード」オプションを選択
- 言語やエディションを選び、ダウンロードを開始
正規のISOファイルを使うことで、不正ソフトやマルウェアを回避できます
他のOSやLinux系のISO取得(例:Ubuntu)
手順:
- Ubuntu:https://ubuntu.com/download
- CentOS、Fedoraなども各公式サイトからISO形式で提供されています
非公式な配布元は避け、信頼できる公式サイトからダウンロードするようにしましょう
ISOファイルの使い方
マウントして内容を確認(Windows 10以降)
手順:
- ISOファイルを右クリック
- 「マウント」を選択
- 仮想ドライブとして中身が表示され、実際のディスクのように使用可能
ドライバやソフトウェアのインストーラー確認に便利です
USBインストールメディアを作成(Rufusなど使用)
手順:
- Rufus公式サイトからツールをダウンロード:https://rufus.ie/ja/
- 容量8GB以上のUSBメモリを接続
- RufusでISOファイルを指定 → USBを選択 → 「スタート」で作成開始
WindowsやLinuxのインストール用途におすすめ
仮想マシンで使用(VirtualBox/VMware)
手順:
- 仮想マシンの新規作成時に「起動ディスク」としてISOファイルを指定
- 仮想環境でブート・インストールが可能
実機に影響を与えず、安全にOS検証が行えます
DVDに書き込む(物理メディア化)
手順:
- ISOファイルを右クリック →「ディスク イメージの書き込み」を選択
- 書き込み用のDVDドライブとメディアをセットして実行
DVD起動やオフラインでの配布用途に適しています
まとめ表:ISOファイルの活用パターン
マウント(中身を見る) | 実ディスクのように扱える。右クリックで簡単操作 |
USBブートメディアを作る | OSのインストールや修復用途に最適。Rufus使用が便利 |
仮想マシンで起動 | 実機に影響を与えず、テストや検証に使える |
DVDに書き込んで使用 | 配布や古いPCでの利用、ネットが使えない環境でも便利 |
ISOファイルを正しく扱えば、OSのインストール・検証・修復がスムーズに行えるようになります。
関連リンク
- Windows 11 ISO公式ダウンロードページ
- Rufusの使い方ガイド
- VirtualBoxでISOを使ってOSを起動する方法
- USBブートのためのBIOS設定手順
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