[記事公開日]2025/03/25
USBメモリへのデータ書き込みができないときの解決方法は?
概要
USBメモリにファイルをコピーしようとすると「書き込めません」「アクセスが拒否されました」などのエラーが表示されることがあります。これは物理的なロック、ファイルシステムの制限、アクセス権限、ウイルス感染などさまざまな原因が考えられます。本記事では、それぞれの原因に対する解決方法をわかりやすく解説します。
よくあるエラーメッセージ例
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「このディスクは書き込み禁止になっています」
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「アクセスが拒否されました」
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「ファイルが大きすぎてコピーできません」
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コピーや保存が一切できない、フォルダ作成も不可
もくじ [閉じる]
主な原因と対処法
USBメモリが書き込み禁止(ロック)状態になっている
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一部のUSBメモリには物理的な書き込み防止スイッチがある
対処法:
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USBメモリ本体にスイッチがあるか確認 → OFFにする(解除)
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Windows上で「ディスクのプロパティ」→「書き込み禁止」になっていないか確認
ファイルシステムの制限(FAT32)
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FAT32形式のUSBでは、4GB以上の単一ファイルを保存できない
対処法:
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4GB以上のファイルを保存する場合は、USBを「exFAT」または「NTFS」で再フォーマット
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フォーマット前にデータのバックアップを忘れずに!
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アクセス権限や管理者権限が不足している
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職場PCなどでユーザー権限が制限されている場合や、USBの権限設定が原因
対処法:
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USBを右クリック →「プロパティ」→「セキュリティ」タブで現在の権限を確認
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管理者としてログインして試す
USBメモリのエラー・破損
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論理障害やファイルシステムの破損で書き込み不可になることも
対処法:
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コマンドプロンプトでチェックディスクを実行:
chkdsk E: /f
※「E:」はUSBのドライブレターに読み替え
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それでも直らない場合はフォーマットを検討(データのバックアップ推奨)
ウイルス感染やセキュリティソフトの影響
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USBを保護するためにセキュリティソフトが自動的に書き込みをブロックしているケースも
対処法:
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ウイルス対策ソフトでUSBをスキャン
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セキュリティソフトの一時無効化を試して書き込みが可能か確認(自己責任で)
まとめ
原因 | 対処法 |
---|---|
書き込みロックが有効 | USBメモリ本体のスイッチを確認/プロパティで状態を確認 |
FAT32の容量制限 | exFATまたはNTFSにフォーマット(※要バックアップ) |
アクセス権限不足 | セキュリティ設定の確認・管理者として操作 |
ファイルシステムの破損 | chkdskコマンドやフォーマットで修復 |
ウイルスやセキュリティソフトの干渉 | スキャンを実行・一時的にソフトを無効化して確認(注意して実施) |
書き込みできないトラブルは、手順を順番に確認すれば解決できることが多いです。特に、ファイルサイズ制限やアクセス権に注目しましょう。
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