🔄 USBメモリのファイルシステムを変更する方法は？｜4. フォーマット・パーティション関連パソコントラブル解決大事典

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［記事公開日］2025/03/25

USBメモリのファイルシステムを変更する方法は？

トラブルの概要
USBメモリをさまざまな機器で使おうとすると、ファイルシステムの違いによって読み込めない、ファイルがコピーできないなどの問題が発生します。使用目的に合わせて「FAT32」「NTFS」「exFAT」などにファイルシステムを変更することで、互換性や機能を最適化できます。この記事では、USBメモリのファイルシステムを変更する方法をわかりやすく解説します。

よくある状況

4GB以上のファイルをUSBメモリに保存できない（FAT32の制限）
テレビやゲーム機でUSBメモリが読み込めない
Windowsでしか使えないNTFSからMacでも読める形式にしたい

ファイルシステム変更の前提と注意点

ファイルシステムの変更にはフォーマットが必要
データはすべて消去されるため、事前にバックアップを取ることが必須です

変更可能な主なファイルシステム

FAT32：互換性最優先。1ファイル最大4GBまで
exFAT：最新機器向け。大容量対応でWindows/Mac両対応
NTFS：セキュリティ・パフォーマンス優先。Windows専用

対処方法（手順）

もくじ [閉じる]

1 エクスプローラーでファイルシステムを変更（Windows）
2 ディスクの管理を使う
3 コマンドプロンプト（diskpart）で変更

エクスプローラーでファイルシステムを変更（Windows）

USBメモリを接続
「エクスプローラー」でUSBを右クリック →「フォーマット」
「ファイルシステム」から希望の形式（FAT32 / exFAT / NTFS）を選択
「クイックフォーマット」にチェック →「開始」

ディスクの管理を使う

「Win + X」→「ディスクの管理」を選択
USBメモリを右クリック →「フォーマット」
ファイルシステムを選択し、フォーマットを実行

コマンドプロンプト（diskpart）で変更

「cmd」を管理者で実行
diskpart → list disk → select disk X（XはUSBの番号）
clean → create partition primary → format fs=ntfs quick（形式は任意）

まとめ

変更方法	特徴・用途
エクスプローラーから変更	最も簡単で初心者向け。クイックにフォーマット可能
ディスクの管理を使用	ドライブ構成の確認や細かな操作が可能
diskpart（コマンド）を使用	詳細な設定や問題のあるUSBに対応。中級者～上級者向け