🧩 パーティションが破損しているUSBメモリを修復する方法は？｜4. フォーマット・パーティション関連パソコントラブル解決大事典

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［記事公開日］2025/03/25

パーティションが破損しているUSBメモリを修復する方法は？

トラブルの概要
USBメモリが突然認識されなくなった、容量が「未割り当て」と表示される、フォーマットを求められるなどの症状は、パーティションの破損が原因である可能性があります。これはファイル構造が壊れた状態で、適切に修復すればデータの復旧や再利用が可能になる場合もあります。この記事では、パーティションが破損したUSBメモリを修復する方法を解説します。

よくある状況

USBメモリの容量が正しく表示されない
「未割り当て」や「RAW」と表示される
ダブルクリックすると「フォーマットしてください」と表示される

主な原因と対処法

安全に取り外さなかった
使用中にUSBメモリを抜いたことでパーティション情報が壊れることがあります

ファイルシステムのエラー
不整合や論理エラーにより、パーティションが認識されなくなる場合があります

マルウェアや不正アクセスによる破損
ウイルスや不正ソフトウェアがパーティション構造を破壊することも

対処方法（手順）

もくじ [閉じる]

1 ディスクの管理で状態を確認
2 チェックディスク（chkdsk）で簡易修復
3 diskpartでクリーン＆再パーティション作成
4 専用のパーティション修復ソフトを使う

ディスクの管理で状態を確認

「Win + X」→「ディスクの管理」を選択
USBメモリが「未割り当て」や「RAW」と表示されているか確認

チェックディスク（chkdsk）で簡易修復

「cmd」を管理者で実行
chkdsk E: /f（※EはUSBのドライブ文字）を入力し、Enter
修復完了後、USBメモリを再確認 ※「RAW」表示の場合はこの方法は使用できません

diskpartでクリーン＆再パーティション作成

「cmd」を管理者で実行
diskpart → list disk → select disk X（XはUSBの番号）
clean → create partition primary → format fs=exfat quick

専用のパーティション修復ソフトを使う

MiniTool Partition Wizard Free
EaseUS Partition Master
AOMEI Partition Assistant これらはパーティションテーブルの復元やデータ保全に対応しています。

まとめ

原因・状況	対処方法
パーティション破損	専用ツールやdiskpartでパーティションの再作成
未割り当て領域になっている	新規ボリューム作成→フォーマットで再利用可能
RAW形式で認識されている	専用修復ソフトでファイルシステムの修復やデータの救出を試みる
安全な取り外しをしていなかった	今後は「安全な取り外し」を徹底し、破損を防止