[記事公開日]2025/03/25
クラウドバックアップとUSBメモリバックアップの違いは?
トラブルの概要
データを守るためのバックアップ方法には、USBメモリなどの物理メディアを使った「ローカルバックアップ」と、インターネット経由で保存する「クラウドバックアップ」があります。どちらにもメリット・デメリットがあり、用途や状況に応じた選択が必要です。この記事では、クラウドとUSBメモリのバックアップの違いについて比較解説します。
よくある状況
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重要なデータを安全に保存したい
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災害や故障に備えてバックアップを取りたい
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外出先や他の端末からでもデータにアクセスしたい
USBメモリバックアップの特徴
メリット
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ネット接続不要で素早くデータを保存・持ち運べる
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操作が簡単で誰でも使える
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完全オフラインなので外部攻撃のリスクが少ない
デメリット
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故障・紛失・物理破損のリスクあり
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書き込み回数に制限がある
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自動バックアップや世代管理が難しい
クラウドバックアップの特徴
メリット
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インターネット経由で自動バックアップやスケジュール管理が可能
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複数デバイスからの同期・アクセスができる
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災害や盗難時にもデータが安全に残る
デメリット
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ネット環境が必要(速度に依存)
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セキュリティ対策が不十分なサービスを使うとリスクあり
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無料プランでは容量に制限があることが多い
比較一覧表
項目 | USBメモリバックアップ | クラウドバックアップ |
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接続環境 | オフラインで利用可 | インターネット接続が必要 |
利用の手軽さ | 差し込むだけで簡単 | 初期設定やソフト導入が必要 |
データ保護リスク | 紛失・破損の可能性あり | セキュリティ対策が必要 |
複数デバイスでの利用 | 原則単一端末用 | どこでもアクセス可能 |
自動バックアップ機能 | 基本的に手動 | 多くのサービスで自動スケジュール可 |
費用 | 本体購入のみ(追加費用なし) | 容量に応じて有料プラン(月額・年額)あり |
おすすめの使い分け方
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すぐに取り出せるオフライン保存用にUSBメモリを活用
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自動化・多重バックアップ・共有用途にはクラウドを併用
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両者を組み合わせて、災害・故障・誤削除に備えるのが理想
まとめ
USBメモリ | 一時保存・外出時の持ち運び・ネット接続できない環境 |
クラウドバックアップ | 定期的な自動保存・複数端末でのデータ共有・災害対策 |
データを守るには、USBとクラウドそれぞれの特性を理解し、補完的に使うことが鍵です。
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