[記事公開日]2025/03/25
USBメモリの容量を正確に確認する方法は?
USBメモリの容量を正確に確認する方法は?
トラブルの概要
USBメモリを購入した際に表示されている容量と、実際に使える容量が異なると感じたことはありませんか?また、中には偽物のUSBメモリが販売されているケースもあるため、正確な容量を確認することはとても重要です。この記事では、USBメモリの実容量を正確に確認する方法を紹介します。
よくある状況
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表記上は「64GB」なのに実際の使用可能容量が少ない
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中古や格安で購入したUSBの容量に不安がある
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偽物USBを疑っている
容量を確認する主な方法
Windowsのエクスプローラーで確認
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USBメモリを接続後、エクスプローラーで右クリック →「プロパティ」
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「使用領域」「空き領域」「合計容量」を確認
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※この数値はフォーマットやファイルシステムの影響を受けます
ディスクの管理ツールで確認(より正確)
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「diskmgmt.msc」を実行(スタートメニューに入力)
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USBメモリのパーティション構成と容量を確認可能
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未割り当て領域が存在していることも
コマンドプロンプトを使う
diskpart
list disk
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「Disk x」として表示される容量を確認(MB単位)
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実物と大きく差がある場合、偽装の可能性も
専用の診断ツールを使う(偽物検出にも有効)
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H2testw(容量偽装検出に定評あり)
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ChipGenius(内部コントローラの情報確認)
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USB Flash Drive Tester(書き込みテスト可能)
容量確認時の注意点
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表記容量と実際に使える容量には違いがある(1GB=1,000,000,000バイト換算)
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ファイルシステム(FAT32/exFAT/NTFS)による容量のロスも存在
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偽装USBは表示容量だけ多く、実際の保存に失敗することがある
まとめ
エクスプローラー | 最も簡単。だが正確性にはやや欠ける |
ディスク管理ツール | パーティション状態や未使用領域も確認可能 |
diskpartコマンド | 実容量とディスク番号を明確に表示 |
専用ツール(H2testwなど) | 容量偽装の確認やエラーチェックに有効 |
USBメモリの容量確認は、信頼性を見極める大切なステップです。特に中古品や非正規品を扱う際には、専用ツールの活用をおすすめします。
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