[記事公開日]2025/03/25
USBメモリと外付けHDDの違いは何ですか?
概要
USBメモリと外付けHDD(ハードディスクドライブ)は、どちらもデータの保存や持ち運びに使われる記憶デバイスですが、構造や性能、用途にさまざまな違いがあります。それぞれの特徴を理解することで、目的に合ったストレージを選ぶことができます。
よくある使い分けの例
主な違いと比較ポイント
記録方式の違い
容量の違い
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USBメモリ:一般的に8GB〜512GB程度(1TB以上は高価)
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外付けHDD:1TB〜8TB以上まで比較的安価に入手可能
転送速度
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USBメモリ:USB 2.0〜USB 3.2対応、速度は製品差が大きい
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外付けHDD:USB 3.0以上対応で比較的安定した読み書き速度
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※ただし、SSD内蔵の外付けストレージ(外付けSSD)は高速
耐久性・持ち運びやすさ
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USBメモリ:小型・軽量で持ち運びに便利、衝撃にも比較的強い
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外付けHDD:大きくて重いが容量が多く、衝撃にはやや弱い
用途や目的
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USBメモリ:一時的なデータ移動、ファイルの受け渡し、OSブート用
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外付けHDD:大容量のバックアップ、写真や動画などの長期保存
まとめ
USBメモリの特徴 | 外付けHDDの特徴 | |
---|---|---|
記録方式 | フラッシュメモリ | 磁気ディスク |
容量の目安 | 〜512GB(1TB超は高価格) | 1TB〜8TB以上も安価に入手可能 |
転送速度 | 製品により大きく異なる | 安定した速度(特にSSD搭載なら高速) |
持ち運びやすさ | 非常にコンパクト | 比較的大型・重め |
耐久性 | 衝撃に比較的強い | 衝撃や振動にやや弱い |
主な用途 | データ移動、ブートメディア、軽量保存用 | バックアップ、大容量保存、動画・写真の保管など |
用途に応じて、軽量なUSBメモリと大容量の外付けHDDを使い分けるのが理想です。
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