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[記事公開日]2025/03/25
💽 バックアップのために必要なストレージ容量の目安は?
💾 概要
バックアップを始める際にまず気になるのが「どれくらいのストレージ容量が必要か?」という点です。データの種類やバックアップ方式によって必要な容量は変わります。本記事では、目的別におおよそのストレージ容量の目安と、選び方のポイントを解説します。
📋 容量を決める際に考慮すべき要素
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バックアップ対象のファイル量(写真/動画/文書など)
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フル or 差分/増分バックアップか
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バージョン管理の有無(過去の履歴も保存するか)
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将来的なデータの増加を見込むかどうか
🔍 用途別:ストレージ容量の目安
🧑💻 個人ユーザーの場合
| 用途 | データ量の目安 | 推奨ストレージ容量 |
|---|---|---|
| 文書・写真中心(軽量) | 10〜50GB | 64GB〜128GB |
| 写真+動画(中容量) | 100〜300GB | 500GB〜1TB |
| ファミリー全体のPCバックアップ | 300GB〜1TB以上 | 2TB〜4TB |
🏢 企業/ビジネスユースの場合
| 用途 | データ量の目安 | 推奨ストレージ容量 |
|---|---|---|
| 小規模事業(ファイルサーバー含む) | 500GB〜1TB | 2TB〜4TB |
| 中規模企業(社員PC含む複数端末) | 2TB〜5TB以上 | 6TB〜10TB以上 |
| データベース+システム全体のバックアップ | 10TB以上 | 12TB〜20TB以上 |
🔧 ストレージ選定のポイント
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実際のデータ量×2〜3倍の容量を目安にすると安心(履歴保存や将来の増加に備える)
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クラウドストレージも容量プランを確認(Google Drive/Dropbox/OneDriveなど)
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RAID構成やNAS導入も検討(法人向け)
✅ まとめ
| ✅ チェックポイント | 内容・補足 |
|---|---|
| データの種類と量 | 動画・画像が多い場合は特に大容量が必要 |
| バックアップ方式 | フルのみか、履歴を含む増分・差分方式か |
| 将来の拡張性 | 最初から余裕を持った容量を用意しておくと買い替えリスクが減る |
| ストレージの種類 | 個人なら外付けHDD、企業ならNASやクラウドとの併用が効果的 |
🔹 「少し余裕がある」容量設計が、長期的には安心で経済的です。
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