[記事公開日]2025/03/25
Windowsでバックアップを取る方法は?
概要
Windowsパソコンには、重要なファイルやシステムの状態を守るためのバックアップ機能がいくつか用意されています。トラブルが起きてもデータを安全に復元できるよう、Windows標準機能や外部ツールを活用して定期的なバックアップを行いましょう。
主なバックアップ対象
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ドキュメント、写真、動画などの個人ファイル
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アプリの設定やWindowsのシステム情報
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ユーザープロファイル全体
Windowsで使えるバックアップ方法
ファイル履歴(Windows 10/11)
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一定間隔で「ドキュメント」「ピクチャ」などのフォルダを自動保存
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外付けHDDやネットワークドライブが必要
設定方法:
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設定 → 更新とセキュリティ → バックアップ
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「ドライブの追加」で外部ストレージを指定
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「ファイルのバックアップを自動的に実行」をオン
バックアップと復元(Windows 7)
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システム全体やユーザーデータをバックアップ
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スケジュール設定で定期的に実行可能
設定方法:
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コントロールパネル → 「バックアップと復元(Windows 7)」
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「バックアップの設定」から保存先と対象を選択
システムイメージの作成
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Windowsやアプリ、システム設定を丸ごと保存
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PCが起動しない場合の復元に便利
手順:
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コントロールパネル → 「バックアップと復元」
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左メニューの「システムイメージの作成」をクリック
回復ドライブの作成
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USBメモリにシステム修復用のデータを作成
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Windowsが起動しない時の復旧に使用
作成方法:
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スタート → 検索バーで「回復ドライブ」と入力
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「回復ドライブの作成」を実行
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USBメモリを挿してウィザードに従う
サードパーティ製バックアップソフト
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より柔軟なスケジュール管理、圧縮・暗号化機能付き
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AOMEI Backupper、EaseUS Todo Backupなどが人気
まとめ
ファイル履歴 | ユーザーフォルダの自動保存。日常的なファイル保護に最適 |
バックアップと復元(Win7) | システム全体のバックアップやスケジュール管理が可能 |
システムイメージの作成 | PC全体を丸ごと保存。障害発生時の完全復旧に最適 |
回復ドライブの作成 | Windowsの起動トラブル時にUSBから復元できる |
外部ソフトの利用 | 高機能・多機能なバックアップ管理が可能 |
Windowsの標準機能を上手く活用することで、誰でも手軽にバックアップを始めることができます。 トラブルに備えて、早めの対策を心がけましょう。
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