[記事公開日]2025/03/25
MacでTime Machineを使ったバックアップ方法は?
概要
macOSには標準で「Time Machine(タイムマシン)」という強力なバックアップ機能が搭載されています。ファイルだけでなくシステム設定まで含めて自動的に定期バックアップされるため、Macユーザーにとって非常に便利で信頼性の高いツールです。
Time Machineの特徴
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バックアップ対象:システム全体・ユーザーファイル・アプリケーション設定など
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自動バックアップ:1時間ごとに差分を保存
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復元:過去の任意の時点からファイルやシステムを復元可能
Time Machineの準備に必要なもの
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外付けHDDまたはSSD(Macの容量より大きめがおすすめ)
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初回接続時に「Time Machineバックアップに使用」と選択可能
設定手順
外部ストレージを接続
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USB、Thunderbolt、またはネットワーク接続のHDD/SSDをMacに接続
Time Machineの設定を開く
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メニューバーのAppleロゴ →「システム設定」または「システム環境設定」
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「Time Machine」を選択
バックアップディスクを選択
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「バックアップディスクを選択」をクリック
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接続した外部ストレージを選択して「ディスクを使用」
自動バックアップをオンにする
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「自動的にバックアップを作成」にチェックを入れる
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最初のバックアップには時間がかかるが、以降は差分のみ保存
復元の方法(例:ファイル単位)
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Finderで復元したいフォルダを開く
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メニューバーから「Time Machineを起動」
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過去の日時をスクロールして目的のファイルを選択
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「復元」をクリック
Time Machineの利点
完全自動の定期バックアップ | 1時間ごとに差分保存、1日ごと/週ごとに自動整理 |
高度な復元機能 | フォルダ単位・ファイル単位・Mac全体を復元可能 |
シンプルなUI | 初心者でも操作しやすく、設定もわかりやすい |
外部HDDやTime Capsule対応 | ローカルでもネットワーク経由でも柔軟にバックアップ可能 |
Macユーザーにとっては、Time Machineを設定しておくだけでデータ保護が実現できます。定期的に接続&確認し、いざという時の備えにしましょう。
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