[記事公開日]2025/03/25
[最終更新日]2025/03/26
NAS(ネットワーク接続ストレージ)を使ったバックアップのメリットは?
概要
NAS(Network Attached Storage)は、ネットワークを通じて複数のデバイスからアクセス可能なストレージです。外付けHDDのようにUSBで接続する必要がなく、家庭内やオフィス全体でのデータ共有・バックアップが可能になります。この記事では、NASを使ったバックアップのメリットと活用ポイントを解説します。
NASとは?
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ネットワーク上に設置された専用のハードディスクストレージ
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有線LANまたはWi-Fi経由でPC・スマホ・タブレットなどからアクセス可能
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常時稼働・リモートアクセス・自動バックアップ機能を備えたモデルも多い
NASでバックアップするメリット
もくじ [閉じる]
複数端末からアクセス・保存ができる
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Windows/Mac/スマホなど、OSに関係なく同じNASにバックアップ可能
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家族・社員でファイルを共有しながら、それぞれのデータも個別に保存可能
自動バックアップがスケジュール設定できる
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専用アプリやOS標準機能を使って定期的に自動バックアップ
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夜間や業務時間外などに設定すれば業務の妨げにならない
容量が大きくてコストパフォーマンスが高い
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複数TB(テラバイト)単位で使用可能
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外付けHDDを多数使うよりも整理しやすく拡張性も高い
RAID構成でデータの冗長性を確保
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RAID1やRAID5などでHDD故障時にもデータを保護
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システム停止のリスクを最小限に抑えられる
リモートアクセスが可能(設定次第)
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外出先からNAS内のデータにアクセス・ダウンロード可能
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クラウド的な使い方も可能で、バックアップ+ファイル活用に便利
活用ポイントと注意点
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セキュリティ対策(ID・パスワード、ファームウェア更新など)を徹底
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電源管理と設置環境(熱対策・UPS利用)にも配慮が必要
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初期設定やネットワーク知識がある程度必要な場合も
まとめ
内容 | |
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複数端末対応 | 家庭やオフィスでPC・スマホ・タブレットから一括バックアップ可能 |
自動スケジュール設定可能 | 指定時間に定期的な自動バックアップで手間が省ける |
大容量&高コスパ | 写真・動画・業務データなどをまとめて安全に保存できる |
RAID対応でデータ保護 | ハードディスクの故障時にもデータを失わずに済む構成が取れる |
外部アクセス対応(機種による) | 外出先からもファイルを確認・取得できる便利なクラウド的活用も可能 |
NASは、信頼性・拡張性・効率性を重視するユーザーにとって最適なバックアップソリューションです。
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