[記事公開日]2025/04/29
【Inspiron 15 3555】の故障・トラブル原因と症状別の切り分け
Inspiron 15 3555の故障・トラブルの原因と、症状別の切り分け方法をざっくりですが紹介しています。
「電源が入らない」「画面が映らない」「BIOS画面から進まない」などの症状など参考になれば幸いです
※当サイトでは、修理方法や技術的な相談・サポートは行っておりません。
Inspiron 15 3555の故障やトラブルでお困りの方へ 「自分では対応が難しいかも…」と感じたときは、ぜひ当店のパソコン修理サポートにご相談ください。
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もくじ
- 1 パソコンの部品をネットショップから探す
- 2 【電源・起動前のトラブル】
- 2.1 Inspiron 15 3555 電源スイッチを押しても、何も起こらない
- 2.2 Inspiron 15 3555 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らない
- 2.3 Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちる
- 2.4 Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されない
- 2.5 Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示される
- 2.6 Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されない
- 2.7 Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示される
- 2.8 Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返す
- 3 【電源・起動後のトラブル】
- 3.1 Inspiron 15 3555 電源は入るものの画面に何も表示されない
- 3.2 Inspiron 15 3555 ファンの音はするが画面が真っ暗のまま
- 3.3 Inspiron 15 3555 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまう
- 3.4 Inspiron 15 3555 BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていない
- 3.5 Inspiron 15 3555 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)
- 3.6 Inspiron 15 3555 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまう
- 3.7 Inspiron 15 3555 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまう
- 3.8 Inspiron 15 3555 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまう
- 3.9 Inspiron 15 3555 画面が乱れてフリーズする
- 4 【システム・自動修復関連】
- 5 【黒い画面・ログイン画面に関するトラブル】
- 6 【PIN・パスワード・入力系のトラブル】
- 7 【ログイン後の不安定動作】
- 8 【デスクトップ・操作遅延】
- 9 【リソースの異常使用】
- 10 【入力トラブル】
- 11 【動作・安定性トラブル】
- 11.1 Inspiron 15 3555 勝手にシャットダウンや再起動が起きる
- 11.2 Inspiron 15 3555 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻る
- 11.3 Inspiron 15 3555 画面が乱れて再起動する
- 11.4 Inspiron 15 3555 ブルースクリーンが発生する
- 11.5 Inspiron 15 3555 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)
- 11.6 Inspiron 15 3555 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)
- 11.7 Inspiron 15 3555 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)
- 11.8 Inspiron 15 3555 フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)
- 11.9 Inspiron 15 3555 フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)
- 12 【音関連のトラブル】
パソコンの部品をネットショップから探す
※部品を交換する場合は、交換前の部品を必ず目視で確認しましょう!
間違えると取り付けられない場合があります。
Inspiron 15 3555対応のACアダプターをネットショップで探す
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Inspiron 15 3555対応の液晶パネルをネットショップで探す
SATA SSDをネットショップで探す
NVMe SSDをネットショップで探す
2.5インチHDDをネットショップで探す
【電源・起動前のトラブル】
Inspiron 15 3555 電源スイッチを押しても、何も起こらない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押しても、何も起こらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源スイッチを押してもInspiron 15 3555がまったく起動しない場合、最初に放電作業を行います。バッテリーを取り外してしばらく放置した後、再接続して電源を入れてみてください。これで反応がなければ、ACアダプタの接続状態や、接続部のぐらつき・接触不良の有無を確認しましょう。
ACアダプタにランプがある機種では、その点灯状態も確認が必要です。アダプタ単体で点灯していてもInspiron 15 3555に接続すると消灯する場合、マザーボード側に電源系統のトラブルが発生している可能性があります。別のアダプタを使ってみたり、現在のアダプタを他のPCで試すことで故障箇所の切り分けが可能です。
バッテリーを取り外した状態でACアダプタだけで起動しない場合、内部のマザーボードや電源周辺の不良が疑われ、通常はマザーボード交換での対応となります。
Inspiron 15 3555 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らない
ノートタイプのパソコンで 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
何度か電源ボタンを押さないとInspiron 15 3555が起動しない現象は、スイッチの物理的な不良や接点劣化が原因と考えられます。まずは放電処理を行い、バッテリーを外してACアダプタのみで起動するか確認します。
それでも状況が改善しない場合は、電源スイッチ基板の故障や、マザーボード上の電源制御回路にトラブルが起きている可能性があります。こうした問題は時間の経過とともに悪化しやすいため、状態が進行する前に部品交換などの対応を検討する必要があります。
Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちる
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555が一瞬だけ電源が入ってすぐ落ちる場合、最初にCMOSリセットを試すことをおすすめします。ACアダプタ、バッテリー、CMOS電池を取り外して10分程度放置し、その後再接続して起動してみてください。
改善しない場合は、メモリの接触不良や故障が原因の可能性があります。メモリを外して接点清掃を行い、1枚ずつ差し替えて動作を確認します。メモリの交換を試しても起動しない場合は、マザーボードに原因があると考えられます。
Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555を起動したときにビープ音が鳴り、画面に何も表示されない場合は、マザーボードがハードウェアの異常を検出している状態です。
まずは不要なパーツをすべて外し、CPUとメモリだけの最小構成にして起動テストを行ってください。症状に変化がなければ、マザーボードの障害が原因である可能性が高くなります。逆に変化があれば、取り外した部品のいずれかに不具合があると判断できます。
Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示される
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の電源は入っているのに、画面が真っ白で映像が表示されない場合は、液晶パネルやケーブル(LCD/LVDS)の断線、またはマザーボード側の映像出力系の障害が疑われます。
外部ディスプレイに接続して映像が出るか確認することで、問題箇所の特定が可能です。外部出力もない場合、マザーボードの故障である可能性が出てきます。また、OS自体は起動していて、起動音やキーボードのランプ反応があるケースも見られます。
Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555で画面の一部が表示されない場合、主に液晶パネルまたはLCD/LVDSケーブルの断線や接触不良が原因として考えられます。画面の角度を変えることで映り方に変化があるかを観察すると、ケーブルの状態を見極める手がかりになります。
ケーブルの抜き差しや固定の見直しで改善することもありますが、効果がない場合は、ケーブルもしくは液晶パネルの交換が必要になります。
Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示される
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555を起動したときに画面が乱れて表示される場合は、液晶パネル、グラフィックチップ、あるいはメモリの不良が原因として考えられます。
外部モニターに接続して表示状態を確認しましょう。外部出力が正常であれば、液晶パネルやケーブルの問題、外部でも乱れる場合はマザーボードやメモリの故障が疑われます。
Inspiron 15 3555 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返す
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返すの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555が起動直後に再起動を繰り返す場合は、自己診断(POST)時にエラーが発生している可能性が高いです。原因として多いのは、メモリやストレージ、マザーボードのいずれかの故障です。
まずはメモリを1枚ずつ差し替えて起動の確認を行い、次にストレージを取り外しても症状が出るか確認します。これらを切り分けても変化がなければ、マザーボードの交換が必要と判断できます。
【電源・起動後のトラブル】
Inspiron 15 3555 電源は入るものの画面に何も表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源は入るものの画面に何も表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源ランプやファンは正常に動作しているのに、画面がまったく表示されない場合、Inspiron 15 3555内部の映像出力系統に異常が生じている可能性があります。まずはHDMIやVGA、Type-C端子などから外部ディスプレイに接続し、映像が表示されるかを確認するのが基本です。外部モニターで映るようであれば、液晶パネルやLCDケーブルに問題があると判断できます。外部でも映像が出ないときは、ACアダプターとバッテリーを取り外し数分放置する「放電」や、内蔵電池を一時的に外して行うCMOS初期化を行い、改善されるかを試します。
それでも改善が見られない場合は、Inspiron 15 3555に搭載されているメモリをすべて取り外し、1枚ずつ装着して起動確認を行います。接触不良やメモリの不具合が原因のことも多いため、差し込み直しや交換で復旧するケースもあります。
Inspiron 15 3555 ファンの音はするが画面が真っ暗のまま
ノートタイプのパソコンで ファンの音はするが画面が真っ暗のままの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ファンが正常に回転していて、電源が入っている様子はあるにも関わらず、画面に何も表示されない場合、Inspiron 15 3555内部でPOSTが正常に完了していない可能性があります。放電処理のほか、メモリの再装着・スロットの変更、ストレージの取り外しといった基本的な点検を行います。
それでも症状に変化がない場合は、CMOSクリアを実行してBIOSの設定を初期状態に戻し、改善があるかを確認します。外部モニターを使っても映像が出力されない場合は、マザーボード側の出力回路に障害があることが疑われます。
Inspiron 15 3555 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源投入後にWindowsが起動せずBIOS画面が立ち上がる場合は、Inspiron 15 3555がストレージを正常に認識できていない可能性があります。まずBIOS設定画面で内蔵ストレージの認識状態を確認し、認識されていなければSSDやHDDを抜き差しして再確認します。別のストレージを接続して正常に表示されるなら、元のストレージの不良と判断できます。
逆に、他のストレージを接続しても認識しない場合は、マザーボード側の接触不良または端子の破損が疑われます。また、ストレージが認識されているにも関わらず起動しない場合は、OSの破損やBIOS設定ミスが原因である可能性も高くなります。
Inspiron 15 3555 BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていない
ノートタイプのパソコンで BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
BIOSが起動するがストレージが表示されないときは、ストレージそのものの破損、または接続部のトラブルが原因として考えられます。まずは別のストレージを用意し、接続してBIOSが認識するか確認します。
それでも表示されない場合は、SATAまたはM.2スロットの不良、あるいはマザーボード全体の問題が疑われます。
Inspiron 15 3555 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の電源投入時、ロゴが通常よりも長く表示される場合、POSTが正常に進行していない可能性があります。まずは外部接続機器をすべて取り外し、最小構成にして起動を試みます。
その後、メモリを1枚ずつ確認し、ストレージを一時的に外してロゴ表示の時間が変わるかを検証します。ストレージに原因がある場合、交換することでスムーズに起動できるようになります。
Inspiron 15 3555 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源投入後にInspiron 15 3555のロゴが表示されたまま動作が停止してしまう場合、周辺機器やストレージの異常によってPOSTが中断されている可能性が考えられます。まずは外部接続されているUSB機器やSDカードなどを全て取り外し、再度電源を投入して挙動を確認します。
それでも症状が改善しない場合は、内蔵ストレージを一度外し、ストレージ無しの状態で起動を試みます。BIOSに入れるようであれば、ストレージの不良が原因と考えられます。また、メモリの差し替えや交換も並行して実施し、最小構成で安定して動作するかを確認していくことが、原因切り分けの基本となります。
Inspiron 15 3555 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源投入後にメーカーロゴが表示された直後、Inspiron 15 3555が勝手に再起動してしまう場合は、初期化プロセスの中でハードウェアが不安定になっている可能性があります。接続されているUSBデバイスやSDカードをすべて外して、単体構成での起動を試みます。
BIOSに入れるかどうかを確認し、BIOS上で安定していればストレージの破損、もしくはWindowsのシステムファイルやブート領域の損傷が考えられます。また、BIOS設定そのものに誤りがある場合もあるため、設定の見直しやリセットを行って再確認します。
Inspiron 15 3555 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555がメーカーロゴを表示したあとにWindowsが起動せずBIOSに遷移する場合は、ストレージの未認識やブート情報の読み込みエラーが考えられます。まずはBIOS設定でストレージが認識されているかを確認し、認識されていない場合は、物理的な接続不良やストレージ自体の故障を疑います。
ストレージが認識されていてもOSが起動しない場合は、システム破損が考えられるため、ブート修復や別のストレージへのOSインストールで改善されるかを確認します。
Inspiron 15 3555 画面が乱れてフリーズする
ノートタイプのパソコンで 画面が乱れてフリーズするの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の起動直後に画面が崩れたり乱れたりし、そのままフリーズしてしまう場合、GPUや内蔵メモリの不具合が原因である可能性があります。最初に行うのはメモリの抜き差しとスロットの変更、それでも改善しない場合は別のメモリへの交換です。
外部ディスプレイを使用して同様の症状が出るかも確認ポイントになります。外部出力でも同じ表示異常が起きる場合は、マザーボードのグラフィック機能に問題があると判断できます。表示が安定すれば、液晶パネルまたは映像ケーブルの不良が考えられます。
【システム・自動修復関連】
Inspiron 15 3555 ブルースクリーンが表示されて起動できない
ノートタイプのパソコンで ブルースクリーンが表示されて起動できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の電源を入れるとブルースクリーンが表示されて起動できない場合、ドライバの競合、システムファイルの損傷、もしくはハードウェア(特にストレージ(HDDやSSD))に障害が発生している可能性があります。表示されるSTOPコードを記録し、その内容に応じた対応を調べることが解決の第一歩です。
セーフモードに入ることができれば、直近でインストールしたドライバやアプリケーションのアンインストール、システムの復元を行いましょう。セーフモードでも起動できない場合は、インストールメディアや回復ドライブを使用して、スタートアップ修復、または「sfc /scannow」「DISM」などのコマンド修復を試みます。
ブルースクリーンの根本原因がストレージ(HDDやSSD)にあることも多く、ディスクの劣化やセクタ不良が起きている場合には、無理な起動や修復処理の繰り返しがかえってデータ破損を引き起こす可能性があるため、事前の診断やバックアップの取得を優先するのが安全です。
Inspiron 15 3555 システムの修復中と表示されてそこから先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムの修復中と表示されてそこから先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の画面に「システムの修復中」と表示されたまま動かない場合は、OSの自動修復機能が停止してしまっている状態です。これは強制終了、電源トラブル、またはストレージ(HDDやSSD)のエラーなどが原因で発生することがあります。
30分以上経過しても進まない場合は電源を一度切り、「詳細オプション」からスタートアップ修復や復元を試みましょう。あわせて「chkdsk」「sfc」などのコマンドでファイルシステムの整合性を確認することも重要です。なお、ストレージに異常がある状態で処理を進めると、状況が悪化する場合があるため、作業前にストレージの状態を確認するのが安全です。
Inspiron 15 3555 システムが修復できませんでしたと表示される
ノートタイプのパソコンで システムが修復できませんでしたと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555に「システムが修復できませんでした」と表示される場合、自動修復での問題解決ができなかった状態です。接続されているUSB機器や外部デバイスをすべて外し、再起動を試すことが基本的な対応になります。
セーフモードの起動が可能であれば、復元ポイントの利用やコマンドでの修復(sfc、DISM)を行ってみてください。ストレージ(HDDやSSD)に不具合がある場合、操作を続けることで障害が拡大する恐れがあるため、早めに状態確認とデータのバックアップを行う必要があります。
Inspiron 15 3555 システムを診断中と表示されて先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムを診断中と表示されて先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の画面に「システムを診断中」と表示されたまま進まない場合、自動診断中にハードウェアやファイルシステムに問題が発生して処理が止まっている可能性があります。ストレージ(HDDやSSD)の読み取りエラーやセクタ不良が原因となっていることが多いです。
改善が見られない場合は、電源を一度切って再起動し、「詳細オプション」からスタートアップ修復やシステムの復元を試みます。また、コマンドプロンプトにて「chkdsk」「sfc」などの修復操作を行うことも可能です。ただし、物理的に不安定なストレージに対して無理なアクセスを行うことでデータ破損が広がるリスクもあるため、注意が必要です。
Inspiron 15 3555 システムの自動修復中と表示され先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムの自動修復中と表示され先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の起動中に「自動修復中」と表示されたまま処理が進まない場合、OSがシステムファイルやブート構成に問題を検出し、修復を試みているものの完了できていない状態です。
このような場合は、一度電源を切って外部機器をすべて外し、再起動後に「詳細オプション」からスタートアップ修復や復元機能を試します。また、「chkdsk」「sfc」などを使用したコマンド修復も有効ですが、ストレージ(HDDやSSD)が劣化していると、修復中に状態が悪化してしまうことがあります。バックアップの優先と慎重な判断が求められます。
Inspiron 15 3555 Windowsが起動できませんでしたと表示される
ノートタイプのパソコンで Windowsが起動できませんでしたと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
「Windowsが起動できませんでした」とInspiron 15 3555に表示される場合は、前回の起動でシステムが正常に終了できなかったことを示します。まずはセーフモード、または「前回正常起動時の構成」での起動を試してください。
起動できない場合は、インストールメディアや回復ドライブを使ってスタートアップ修復や「sfc」「DISM」などの修復コマンドを試す必要があります。ストレージ(HDDやSSD)に障害があると、こうしたエラーは頻発しやすくなります。データ損傷を防ぐためにも、修復よりも先に状態確認とバックアップの実施が推奨されます。
【黒い画面・ログイン画面に関するトラブル】
Inspiron 15 3555 起動中に再起動してしまう
ノートタイプのパソコンで 起動中に再起動してしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555で起動中に何度も再起動が発生する場合、システムファイルの致命的なエラーや、ストレージ(HDDやSSD)やメモリの不良が疑われます。まずはセーフモードでの起動を試し、イベントログの確認やシステムの復元を行います。
それでも改善しない場合は、ストレージ診断ツールを使用してハードディスクの健康状態をチェックしましょう。不安定なストレージを使い続けると、起動できなくなるだけでなく、重要なデータの復旧も困難になる場合があります。
Inspiron 15 3555 黒い画面にマウスカーソルのみ表示される
ノートタイプのパソコンで 黒い画面にマウスカーソルのみ表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
起動後に黒い画面にマウスカーソルだけが表示される症状は、エクスプローラーが起動していないか、ログインプロセスに異常があるケースです。Ctrl + Alt + Delでタスクマネージャーを起動できる場合、「explorer.exe」を新規タスクで実行して復旧できる可能性があります。
タスクマネージャーすら起動しない場合は、セーフモードでの起動を行い、システムの復元やスタートアップ設定の見直しを行いましょう。
Inspiron 15 3555 黒い画面にマウスカーソルが点滅して表示される
ノートタイプのパソコンで 黒い画面にマウスカーソルが点滅して表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555で黒い画面に点滅するマウスカーソルのみが表示される場合、ブート領域の破損、またはストレージ(HDDやSSD)の読み込みエラーが発生している可能性があります。
この場合、スタートアップ修復や「bootrec」などのコマンドによる修復を試みる必要がありますが、ストレージの故障が進んでいる可能性もあるため、データ保護を最優先に、無理のない対応が求められます。
Inspiron 15 3555 背景は表示されるもののログイン画面が表示されない
ノートタイプのパソコンで 背景は表示されるもののログイン画面が表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555で背景画像だけが表示され、ログイン画面が出てこない症状は、ログオン処理の停止やユーザープロファイルの読み込みに失敗していることが考えられます。セーフモードで起動し、復元ポイントの活用やスタートアップの整理を行ってみてください。
改善が見られない場合は、新しいユーザーアカウントの作成、レジストリ修復、もしくはプロファイルの再構築が必要となることもあります。
Inspiron 15 3555 ログイン画面まで進むのに時間がかかる(3分以上)
ノートタイプのパソコンで ログイン画面まで進むのに時間がかかる(3分以上)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の電源投入からログイン画面までの処理が異常に長い場合、ストレージ(HDDやSSD)の応答遅延、システムファイルの破損、またはスタートアップ項目の過負荷が原因となることがあります。
まずはセーフモードでの起動速度を確認し、そこから常駐アプリの整理や「sfc」「DISM」による修復を試してください。ストレージが劣化している場合は、遅延がやがて起動不可へとつながる可能性もあるため、早めのバックアップと交換を検討しましょう。
【PIN・パスワード・入力系のトラブル】
Inspiron 15 3555 パスワードやPINが入力できない
ノートタイプのパソコンで パスワードやPINが入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555のログイン画面でキーボードの入力がまったく反応せず、PINコードやパスワードの入力ができない場合、まず疑うべきは入力デバイスの認識エラーや接続の不具合です。ノートパソコンの場合、内蔵キーボードの故障や物理的な接点不良が原因のこともあれば、USB接続のマウスやキーボードなどの外部機器の干渉によって正しく動作していないケースもあります。
まず試していただきたいのは、Inspiron 15 3555に接続されているすべてのUSB機器(USBメモリ、マウス、外付けHDDなど)を一度取り外し、再起動してからPINやパスワードの入力を行うことです。また、外付けのUSBキーボードを用意できる場合は、接続して入力できるかを確認することで、内蔵キーボードが物理的に故障しているかどうかの切り分けにもなります。
オンスクリーンキーボード(画面上のキーボード)を使って入力できるかを確認するのも有効です。反応しない場合は、セーフモードで起動し、デバイスマネージャーからキーボードドライバの更新や削除→再起動による自動再認識を促すことで解決する可能性があります。
Inspiron 15 3555 PIN/パスワードを入力しても正しくないと表示される
ノートタイプのパソコンで PIN/パスワードを入力しても正しくないと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
PINやパスワードを正確に入力しているはずなのにInspiron 15 3555で「正しくありません」と表示される場合、実際には誤入力となっている可能性が高いです。よくある原因としては、Caps LockやNum Lockの設定ミス、テンキーの無効化、あるいはキーボード配列が異なっている(JISとUSの違い)などがあります。
まず、言語設定が「JP」や「ENG」などになっていないか確認し、キーボード配列が現在の入力方式に合っているかを見直します。特に記号や大文字が含まれるパスワードでは、この違いが致命的になることもあります。
入力を何度繰り返してもログインできない場合は、Microsoftアカウントを使っているなら、別の端末からリモートでパスワードリセットを試みましょう。ローカルアカウントなら、セーフモードで別の管理者アカウントからパスワードを変更することで解決できる場合もあります。
Inspiron 15 3555 文字を入力すると反映されるまで数秒かかる
ノートタイプのパソコンで 文字を入力すると反映されるまで数秒かかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555のログイン画面で文字を入力しても画面上への反映が極端に遅く、操作がスムーズに行えない場合、バックグラウンドで重い処理が実行されている可能性があります。特に、Windows Updateの自動適用直後やストレージ(HDDやSSD)が劣化している際にこのような症状が発生しやすくなります。
このようなときは、セーフモードで起動して、不要なスタートアッププログラムや常駐アプリを無効化してみてください。また、タスクマネージャーでCPU・メモリ・ストレージの負荷状況を確認し、過剰なリソースを消費しているプロセスがないかもチェックしましょう。
ストレージの性能低下が疑われる場合は、診断ツール(CrystalDiskInfo など)で状態を確認し、劣化が進んでいるようであればバックアップの実施とストレージの交換が望ましいです。
Inspiron 15 3555 PINやパスワードを入力した後、背景だけ表示されて先に進まない
ノートタイプのパソコンで PINやパスワードを入力した後、背景だけ表示されて先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555でPINやパスワードの入力後にログイン処理は進行するものの、背景画像だけが表示され、デスクトップやタスクバーなどのインターフェースがまったく表示されない場合は、ログオンプロセスが途中で停止していると考えられます。
この現象の主な原因としては、ユーザープロファイルの破損、explorer.exeの起動失敗、あるいはグラフィックドライバの不具合などが挙げられます。Ctrl + Alt + Delを押してタスクマネージャーが開くかどうかを確認し、「新しいタスクの実行」で「explorer.exe」と入力して起動できるか試してみてください。
セーフモードで起動した場合に正常にログインできるようであれば、スタートアップの無効化や復元ポイントからの復元、別のユーザーアカウントでのログインを試みてください。特にexplorer.exeの自動起動が無効化されている場合や、プロファイルが破損している場合は、新たなユーザーアカウントを作成してデータ移行を行うことで改善されることが多くあります。
Inspiron 15 3555 PINやパスワードを入力した後、マウスカーソルしか出てこない
ノートタイプのパソコンで PINやパスワードを入力した後、マウスカーソルしか出てこないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555にログインした直後に真っ暗な画面にマウスカーソルのみが表示される症状は、ログオンプロセスに含まれるexplorer.exeが正常に動作していない場合に発生します。
タスクマネージャーを起動し、explorer.exeを手動で実行することで、一時的に復旧できる場合があります。これで改善されるかどうかを確認することで、問題の原因がexplorer.exeにあるのか、それ以外にあるのかを見極めることができます。
それでも改善しない場合は、セーフモードで起動し、sfc /scannow や DISM による修復コマンドを順に実行し、システムファイルの整合性を確認・修復することが大切です。
【ログイン後の不安定動作】
Inspiron 15 3555 ログイン後、真っ暗な画面が数分続いた後にようやくデスクトップが出る
ノートタイプのパソコンで ログイン後、真っ暗な画面が数分続いた後にようやくデスクトップが出るの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555にログイン後、しばらく黒い画面が続いたあとにようやくデスクトップが表示されるという場合、ログオン後の処理に非常に時間がかかっていることが示唆されます。スタートアップで重いプログラムが動作していたり、ストレージ(HDDやSSD)の読み取り速度が低下していると、こうした遅延が発生します。
セーフモードでログインが可能であれば、不要なスタートアップ項目の無効化、またはプロファイルの新規作成を行って、挙動が改善するかを確認しましょう。また、ストレージの健康状態をチェックして、読み取り不良やアクセス遅延が起きていないか確認することも重要です。
特にHDDを使用している場合は、経年劣化により読み取り速度が著しく低下することがあり、Windowsの動作全体が重くなる要因となります。
Inspiron 15 3555 ログイン後、デスクトップ画面が表示されるまで時間がかかる
ノートタイプのパソコンで ログイン後、デスクトップ画面が表示されるまで時間がかかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ログイン後にデスクトップ画面の表示が遅い場合、Inspiron 15 3555でのスタートアップ構成に問題があることがほとんどです。とくにセキュリティソフトやバックアップツールなど、起動時に重い処理を行うアプリが複数あると、処理時間が長くなります。
セーフモードで起動して、スタートアップ項目やサービスを見直し、必要最小限まで減らすことで改善される可能性があります。msconfigやタスクマネージャーを活用して構成の整理を行いましょう。
また、ストレージの性能が著しく低下していると、こうした遅延が頻繁に起きます。特にHDDを使用している場合は、SSDへの換装も含めて検討するとよいでしょう。
Inspiron 15 3555 ログインしてもすぐにログイン画面に戻ってしまう
ノートタイプのパソコンで ログインしてもすぐにログイン画面に戻ってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
PINやパスワードを入力後、Inspiron 15 3555が一瞬ログイン処理をしたように見えて再びログイン画面に戻る場合、ユーザープロファイルの破損やグループポリシー、ログオンスクリプトの失敗が考えられます。
セーフモードで管理者アカウントにログインできるかを試し、成功すれば問題のあるアカウントのプロファイルを一時的に退避し、新たに作成したアカウントへデータを移す対応が現実的です。
イベントビューアーに記録されたエラーコードを確認することで、失敗の具体的原因に近づくことができ、適切な対処が可能になります。
Inspiron 15 3555 デスクトップ表示後、再読み込みをしているように画面がちらつく
ノートタイプのパソコンで デスクトップ表示後、再読み込みをしているように画面がちらつくの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555のログイン後、画面がちらついたりアイコンが断続的に再描画される場合、explorer.exeがクラッシュし再起動を繰り返している状態であることがほとんどです。原因としては、シェル拡張、常駐アプリ、破損した設定ファイルなどが挙げられます。
セーフモードでの起動後、スタートアップアプリの無効化、不要なソフトのアンインストール、sfcやDISMによるシステム修復を順に試してください。
また、レジストリの修正やプロファイルの新規作成が必要になる場合もあります。復元ポイントがあれば、状態の巻き戻しも有効な選択肢です。
Inspiron 15 3555 ログイン後、同じタイミングで必ずフリーズする
ノートタイプのパソコンで ログイン後、同じタイミングで必ずフリーズするの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555でログイン後、特定のタイミング(例:デスクトップ表示直後、特定アプリの起動時)で必ずフリーズしてしまう現象は、スタートアップアプリの不具合やドライバの不整合、システムファイルの破損が原因であることが多いです。
まずはセーフモードで起動し、スタートアップやサービスを順に無効化して、問題の切り分けを行います。その上で、イベントビューアーに記録されているフリーズ直前のログを確認し、関係するプロセスやドライバがないかを調べてください。
問題の原因が特定できた場合は、該当アプリやドライバを削除・更新する、またはOSの修復・再インストールを検討する必要があるかもしれません。プロファイルの切り替えによる確認も有効です。
【デスクトップ・操作遅延】
Inspiron 15 3555 デスクトップのアイコンがクリックできない(反応が無い)
ノートタイプのパソコンで デスクトップのアイコンがクリックできない(反応が無い)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555でWindowsを起動した直後にデスクトップアイコンをクリックしても、反応がまったくない場合、explorer.exeの応答停止やWindows全体のリソース逼迫が原因として考えられます。特にWindows Update適用後や、起動時に大量のバックグラウンドタスクが動作しているタイミングでは、このような症状が顕著に見られることがあります。
まずはCtrl + Alt + Delを押してタスクマネージャーを開き、explorer.exeが「応答なし」になっていないか確認します。必要に応じて「タスクの終了」を選び、「ファイル」→「新しいタスクの実行」でexplorer.exeを再起動します。それでも改善しない場合は、不要なスタートアッププログラムを停止し、セーフモードでの挙動確認を行うことで原因を絞り込むことができます。
Inspiron 15 3555 アイコンをクリックしても、なかなか起動しない
ノートタイプのパソコンで アイコンをクリックしても、なかなか起動しないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555でアプリケーションアイコンをクリックしても、起動するまでに非常に時間がかかる場合、システムがリソース不足に陥っていることが考えられます。HDDを使用しているパソコンや、メモリが少ない環境では、特にこの症状が顕著になります。
タスクマネージャーでCPU、メモリ、ディスク使用率を確認し、特定のプロセスが過剰にリソースを消費していないか調べてください。スタートアッププログラムの見直しや、ウイルス対策ソフトの一時停止も一時的な改善策となります。より根本的にはSSD化やメモリの増設も検討するとよいでしょう。
Inspiron 15 3555 ファイルを開くとアプリケーションを選択してくださいと表示される
ノートタイプのパソコンで ファイルを開くとアプリケーションを選択してくださいと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ファイルをダブルクリックした際に「このファイルを開く方法を選んでください」と表示される場合、Inspiron 15 3555ではその拡張子に関連づけられた既定のアプリが設定されていない可能性があります。アプリを削除した直後や、レジストリの破損、Windowsのアップデートに伴う設定リセットが原因になることがあります。
対処方法としては、右クリックして「プログラムから開く」→「別のアプリを選択」を選び、該当アプリを手動指定したうえで「常にこのアプリを使う」にチェックを入れましょう。また、Windowsの「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」で拡張子ごとの割り当てを確認し、必要に応じて手動で修正すると、再発を防げます。
Inspiron 15 3555 何をするにもとにかく遅い
ノートタイプのパソコンで 何をするにもとにかく遅いの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555で全体的に動作が重く、アプリケーションの起動やフォルダの閲覧、設定変更などすべての操作がもたつく場合、システム全体に何らかのボトルネックが発生していると考えられます。代表的な要因としては、HDDの劣化、メモリ不足、常駐アプリの過剰、バックグラウンドでのWindows Updateやマルウェアの存在などが挙げられます。
まずはセーフモードで起動し、動作が軽くなるかどうかを確認することで、ソフトウェア起因かハードウェア起因かをある程度切り分けることが可能です。また、タスクマネージャーを使ってリソースの使用状況をチェックし、異常に負荷のかかっているプロセスがあれば、それを停止またはアンインストールすることで改善が見込めます。
【リソースの異常使用】
Inspiron 15 3555 タスクマネージャーのメモリ使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのメモリ使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555でタスクマネージャーを開くと、メモリ使用率が常に100%近くになっている場合、搭載メモリが不足しているか、一部のアプリケーションが異常にメモリを消費している可能性があります。複数のアプリを同時起動している場合や、大量のブラウザタブが開かれている場合によく見られる現象です。
不要なアプリを終了し、それでも解決しない場合は仮想メモリの増加設定を試みてください。それでも改善が見られない場合、物理メモリの増設が必要となるケースもあります。あわせて、マルウェアなどが裏で動作していないかもチェックしておくと安心です。
Inspiron 15 3555 タスクマネージャーのCPU使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのCPU使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
CPU使用率が常に100%付近で推移しているInspiron 15 3555では、バックグラウンドで負荷の大きいタスクが動作していることが原因です。Windows Update、ウイルススキャン、ブラウザの異常動作などが主な例として挙げられます。
タスクマネージャーで使用率順に並び替え、負荷をかけているプロセスを特定しましょう。もし必要のないタスクであれば、タスクを終了させることでCPUの負荷を一時的に下げることができます。常にこの状態が続く場合は、セーフモードでの動作確認や、スタートアップアプリの無効化、ドライバやWindowsの更新確認も行ってください。
Inspiron 15 3555 タスクマネージャーのディスク使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのディスク使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ディスクの使用率が常に100%に張り付いている状態が続く場合、Inspiron 15 3555ではストレージへの読み書きが滞っており、操作が非常に重くなる傾向があります。Superfetch(SysMain)やWindows Searchのサービス、セキュリティソフトによるリアルタイムスキャンがアクセスを占有していることもよくあります。
「services.msc」からSysMainを一時的に停止し、動作に改善があるか確認しましょう。また、HDDを使用している場合、CrystalDiskInfoなどで健康状態を確認し、不良セクタやアクセスエラーが検出された場合は早急な交換をおすすめします。SSDであっても、空き容量が極端に少ないと同様の問題が出ることがあります。
【入力トラブル】
Inspiron 15 3555 一部の文字が入力できない
ノートタイプのパソコンで 一部の文字が入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555で特定のキーのみが入力できない場合、内蔵キーボードの一部にハードウェア的な故障が発生していることが多いです。キーの劣化や水濡れ、物理的な衝撃などが原因で、一部キーのみが反応しなくなることがあります。
外付けのキーボードを接続して同じキーを試し、正常に入力できるかを確認します。正常に入力できるようであれば、内蔵キーボードの交換が必要です。また、念のため言語設定やIMEの設定確認も行い、ソフトウェア的な要因がないかも併せて調査しましょう。
Inspiron 15 3555 文字が入力できない
ノートタイプのパソコンで 文字が入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
すべてのキーが反応せず、文字がまったく入力できない場合は、Inspiron 15 3555のIMEが無効になっている、もしくはキーボードドライバに異常がある可能性があります。Windows起動直後などに一時的にこのような現象が起きることもあります。
まずはオンスクリーンキーボードを使って入力が可能か確認し、可能であればソフトウェア的な問題である可能性が高いです。IMEの再インストールや、デバイスマネージャーからのドライバ更新・削除後の再起動などを行ってください。
Inspiron 15 3555 文字を入力しても反映されるまでに時間がかかる
ノートタイプのパソコンで 文字を入力しても反映されるまでに時間がかかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
入力した文字が表示されるまでに数秒の遅延がある場合、Inspiron 15 3555のリソースが逼迫している、またはIMEやアプリケーションがフリーズしかかっていることが原因です。特にHDDを使用している場合、ディスクの読み書きが遅れることで全体の反応が鈍くなる傾向があります。
まずはタスクマネージャーでCPUやディスク使用率を確認し、必要に応じて不要なプロセスを終了させてください。IMEの再起動、または別のIMEへの切り替えも試してみると改善する場合があります。
改善されない場合は、セーフモードでの起動や、新しいユーザープロファイルでの検証、さらにはWindowsの修復インストールも視野に入れるべきでしょう。
【動作・安定性トラブル】
Inspiron 15 3555 勝手にシャットダウンや再起動が起きる
ノートタイプのパソコンで 勝手にシャットダウンや再起動が起きるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555を利用中に、予告もなく突然電源が切れてしまったり、勝手に再起動がかかる現象に遭遇することがあります。こうした問題は、内部の温度上昇による安全機能の発動や、ドライバの不具合、Windowsのシステム的なトラブルなど、いくつかの要因が関係している可能性があります。
まずはInspiron 15 3555の発熱状態を確認し、本体が極端に熱くなっていないか、また冷却ファンがしっかり回転しているかなどをチェックしてください。排気口にホコリが溜まっていたり、通気が妨げられていると、冷却性能が低下し、自動的に電源が切れることがあります。
さらに、Windowsのイベントビューアを確認することで、異常終了の原因となったエラーや警告の記録を参照できます。Inspiron 15 3555で最近インストールした更新プログラムやドライバの影響も疑ってみるとよいでしょう。
こうした原因を探る作業では、ストレージへのアクセスやシステム負荷が高まる場合がありますので、Inspiron 15 3555に保存された大切なファイルは、事前にバックアップしておくことが安心です。
Inspiron 15 3555 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻る
ノートタイプのパソコンで 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻るの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の操作中に、画面が一瞬だけ暗くなった後すぐに復旧するという現象は、ディスプレイドライバの一時的な不具合、または電源管理機能の影響が関与している場合があります。
このような一時的な画面暗転が繰り返されるようであれば、まずはInspiron 15 3555にインストールされているディスプレイドライバのバージョンを確認し、最新の安定バージョンへ更新を行ってみてください。すでに最新版である場合でも、一度ドライバを削除してから再インストールすることで改善されるケースもあります。
さらに、電源設定が画面オフや省電力に関する設定になっていないかも併せて確認しておくとよいでしょう。暗転がドライバの一時クラッシュによるものである場合、デバイスマネージャで異常が記録されていることもあります。
作業を進める前に、Inspiron 15 3555の環境に復元ポイントを作成しておけば、万が一動作が不安定になった場合にも元の状態に戻せるため安心です。
Inspiron 15 3555 画面が乱れて再起動する
ノートタイプのパソコンで 画面が乱れて再起動するの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555を使用中に画面表示が崩れ、そのまま自動的に再起動がかかってしまうような現象が発生する場合、グラフィック関連の不具合が疑われます。特にGPU(グラフィックチップ)の負荷が高まっているときや、グラフィックドライバが不安定な状態になっているときに、このような挙動が見られます。
まずはInspiron 15 3555をセーフモードで起動し、再起動が発生するかどうかを確認してください。セーフモードではグラフィック関連のドライバが最小限の構成で動作するため、通常モードと比較することで原因の切り分けが可能になります。
ドライバに問題があると判断された場合は、一度アンインストールし、公式サイトなどから安定したバージョンをダウンロードして再インストールを行ってください。また、外部モニターをInspiron 15 3555に接続して同様の症状が出るかどうかを確認すれば、内蔵ディスプレイの故障かどうかの判断にもつながります。
繰り返しの再起動によってストレージが断続的にアクセスされると、ファイルの破損やシステムの不整合が起きる可能性があります。Inspiron 15 3555の安定性が確認されるまでは、作業よりもデータの保護を優先し、バックアップを取っておくことが望まれます。
Inspiron 15 3555 ブルースクリーンが発生する
ノートタイプのパソコンで ブルースクリーンが発生するの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555でブルースクリーン(いわゆるBSoD)が表示された場合、それはWindowsが深刻なエラーを感知して動作を停止したことを示します。表示されるエラーコードには「MEMORY_MANAGEMENT」や「CRITICAL_PROCESS_DIED」などがあり、発生原因の特定に役立つ情報となります。
まずは、Inspiron 15 3555に搭載されているメモリに異常がないかを調べるため、Windowsメモリ診断ツールや専用の診断ソフトを使用してチェックしてみてください。また、最近Inspiron 15 3555に接続した周辺機器や導入したソフトウェアによって、ドライバの競合や不整合が生じている可能性もあるため、周辺環境の変化を確認しておくことが大切です。
さらに、ブルースクリーンの背後にはストレージのエラーが関係しているケースもあります。ディスクに不良セクタがあると、システムファイルの読み込み時に致命的なエラーが発生することがあります。
大切なデータが保存されているInspiron 15 3555では、万が一に備えて、こまめにバックアップを取っておくことが重要です。ブルースクリーンが出始めた段階でバックアップを確保しておけば、トラブル発生後の復旧もスムーズに進められます。
Inspiron 15 3555 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)
ノートタイプのパソコンで 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の使用中に電源が突然「ブツン」と落ちてしまい、その後電源ボタンを押しても無反応となる場合、電源系統やマザーボード、バッテリーなどのハードウェアに何らかの問題が生じている可能性があります。
ただし、こうした症状が発生したからといって、すぐに機器の故障と決めつけるのではなく、基本的な確認作業から進めることが大切です。まず、Inspiron 15 3555のACアダプターや電源コードがしっかりと接続されているかを確認し、可能であれば別のアダプターで動作確認してみてください。
また、Inspiron 15 3555のバッテリーが取り外せるタイプであれば、一度バッテリーを外して数分間放電させた後、再度装着して起動を試みてみるのもひとつの方法です。内部のホコリの蓄積や冷却不良による熱暴走が原因となるケースもあるため、本体の清掃も並行して行うと効果的です。
急な電源断が発生すると、ストレージ上のデータに深刻な損傷を与えることもあります。Inspiron 15 3555の状態が回復した際には、まず最優先でデータの保全を行い、必要に応じてストレージの診断を行うようにしましょう。
Inspiron 15 3555 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)
ノートタイプのパソコンで 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555が使用中に電源断され、そのまま自動で再起動する場合、まずはシステムログと電源構成の確認を行います。
イベントビューアを開き、「Kernel-Power」や「BugCheck」に関するログが記録されていないか調べます。ミニダンプファイルが生成されている場合は、`BlueScreenView`などで解析し、異常終了のトリガーとなった要因を特定します。
ACアダプタのみ/バッテリーのみでの動作に切り替えて、Inspiron 15 3555がどの電源構成で安定するかを比較します。また、冷却ファンの動作音や吸排気口の通気性をチェックし、異常があれば清掃・CPUグリスの塗り替えを行います。
高負荷処理やファイル転送中に落ちるような場合は、SSDの応答遅延が関係する可能性があります。CrystalDiskInfoでInspiron 15 3555のストレージS.M.A.R.T.情報を確認し、異常値があれば早急にバックアップと交換を行います。
また、「システムエラー時に自動的に再起動する」の設定が有効だと、ブルースクリーンを確認できないため、トラブルの再現テスト時はこの設定を無効にして詳細の観察を行います。
Inspiron 15 3555 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)
ノートタイプのパソコンで 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の操作中、数秒から数十秒にわたって一時的なフリーズが発生する場合、リソースの使用状況やストレージの応答遅延が関係している可能性があります。
まず「タスクマネージャー」や「リソースモニター」を使って、CPU・メモリ・ディスクの使用率をリアルタイムで監視します。高負荷がかかっているプロセスや、不審な動作をしているサービスがあれば、原因の手がかりとなります。
次にイベントビューアで「ディスク」「storahci」などのログを確認し、ストレージが適切に応答しているかを見ます。Inspiron 15 3555に搭載されたSSDの状態もCrystalDiskInfoで確認し、健康状態に異常がある場合はデータ保全のためにも速やかにバックアップを行います。
システムファイルの破損が疑われる場合は、`sfc /scannow` や `DISM` コマンドでの修復も同時に行いましょう。
マウスカーソルがフリーズ中に動くかどうかを確認することで、システム全体の停止なのか、UIの一時的な問題なのかを切り分けることが可能です。
Inspiron 15 3555 フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)
ノートタイプのパソコンで フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555の画面操作が効かず、マウスカーソルだけが動く状態では、OSやアプリケーションの一部が応答しなくなっている可能性があります。
まず、イベントビューアを確認して「Application Hang」や「AppHang」などのエラーが出ていないかを確認します。特定アプリが原因の場合は、そのソフトのアンインストールやアップデートを試します。
バックグラウンドで動作するセキュリティソフトやユーティリティの影響も考慮し、一時的に無効化して症状が変わるか確認します。
ストレージの応答が不安定になっているケースもあるため、CrystalDiskInfoでInspiron 15 3555のSSD状態を再確認し、必要があれば物理的な交換や接続の見直しも行います。
環境の問題が疑われる場合は、新しいユーザープロファイルを作成して動作を比較し、それでも変わらない場合はOSの再インストールを検討します。
Inspiron 15 3555 フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)
ノートタイプのパソコンで フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
この症状ではInspiron 15 3555が完全に応答停止するため、ハードウェア的な障害を疑う必要があります。
まず、定期的に発生するかランダムかを観察し、一定時間後に復帰しないようであれば、メモリ、CPU、ストレージなどの応答不能が考えられます。
再現性がある場合、MemTest86でRAMテストを実施し、異常があればメモリ交換を検討します。
また、冷却不良によるハードウェア保護動作(サーマルスロットリング)も考慮し、BIOS・UEFIでの温度監視やファンの動作確認を行います。
Inspiron 15 3555を分解し、内部の放熱機構、ファン、ヒートパイプ周辺のホコリ除去やグリスの再塗布などを行うことも一案です。
OS上のイベントログが途切れている場合は、ハードウェアの瞬断や電源供給の乱れも考えられるため、ACアダプタ交換やCMOSリセットも視野に入れて診断を進めます。
【音関連のトラブル】
Inspiron 15 3555 全ての音が出ない
ノートタイプのパソコンで 全ての音が出ないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555からまったく音が出ない場合、ソフトウェア設定・ドライバ・ハードウェアの順で切り分けていきます。
まず「サウンド設定」で正しい再生デバイスが選択されているかを確認し、「デバイスマネージャー」でオーディオデバイスにエラーや無効化がされていないかをチェックします。
オーディオドライバが破損している可能性もあるため、一度アンインストールしてから最新版を再インストールします。
症状が改善しない場合は、セーフモードやLive USB(Ubuntuなど)を使用して、Inspiron 15 3555のハードウェアが正常に動作しているかを確認します。
さらに、BIOS設定でAudio機能が無効化されていないかも併せて確認し、内蔵スピーカーの断線やマザーボード上の回路不良も視野に入れて物理的な検査を行います。
Inspiron 15 3555 全ての音が割れる
ノートタイプのパソコンで 全ての音が割れるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Inspiron 15 3555で音声が常にノイズ混じり、またはひずんで聞こえる場合は、出力設定・ドライバ・スピーカー部品の順に確認していきます。
まず、再生アプリやファイルを変えても症状が出るか確認し、イヤホンを接続して音質が改善されるかをチェックします。
ドライバのアップデートや削除→再インストール、あるいはWindows標準ドライバへの切り替えも試します。
サウンド設定のビットレートやサンプリング周波数を変更することで改善することもあるため、設定を一つずつ変えてテストを行います。
Bluetoothや外部スピーカーで問題がない場合は、Inspiron 15 3555内蔵のスピーカー自体の劣化・断線、あるいはマザーボード上の音声回路の不具合も想定し、必要に応じて部品交換での対応を検討します。
