[記事公開日]2025/04/30
【NS350/CAB-KS】の故障・トラブル原因と症状別の切り分け
NS350/CAB-KSの故障・トラブルの原因と、症状別の切り分け方法をざっくりですが紹介しています。
「電源が入らない」「画面が映らない」「BIOS画面から進まない」などの症状など参考になれば幸いです
※当サイトでは、修理方法や技術的な相談・サポートは行っておりません。
NS350/CAB-KSの故障やトラブルでお困りの方へ 「自分では対応が難しいかも…」と感じたときは、ぜひ当店のパソコン修理サポートにご相談ください。
全国対応の宅配修理サービスにて、症状の診断・修理・データ救出まで幅広くサポートしております。
「原因が分からないので診断してほしい」「データだけでも取り出したい」といったご依頼も歓迎しております。 まずはお気軽にお問い合わせください。
👉 ご相談はこちらからどうぞ:「江戸川パソコンおたすけ隊」お問い合わせフォーム
パソコン修理店「江戸川パソコンおたすけ隊」のWEBサイトはこちらです。
もくじ
- 1 パソコンの部品をネットショップから探す
- 2 【電源・起動前のトラブル】
- 2.1 NS350/CAB-KS 電源スイッチを押しても、何も起こらない
- 2.2 NS350/CAB-KS 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らない
- 2.3 NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちる
- 2.4 NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されない
- 2.5 NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示される
- 2.6 NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されない
- 2.7 NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示される
- 2.8 NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返す
- 3 【電源・起動後のトラブル】
- 3.1 NS350/CAB-KS 電源は入るものの画面に何も表示されない
- 3.2 NS350/CAB-KS ファンの音はするが画面が真っ暗のまま
- 3.3 NS350/CAB-KS 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまう
- 3.4 NS350/CAB-KS BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていない
- 3.5 NS350/CAB-KS 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)
- 3.6 NS350/CAB-KS 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまう
- 3.7 NS350/CAB-KS 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまう
- 3.8 NS350/CAB-KS 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまう
- 3.9 NS350/CAB-KS 画面が乱れてフリーズする
- 4 【システム・自動修復関連】
- 5 【黒い画面・ログイン画面に関するトラブル】
- 6 【PIN・パスワード・入力系のトラブル】
- 7 【ログイン後の不安定動作】
- 8 【デスクトップ・操作遅延】
- 9 【リソースの異常使用】
- 10 【入力トラブル】
- 11 【動作・安定性トラブル】
- 11.1 NS350/CAB-KS 勝手にシャットダウンや再起動が起きる
- 11.2 NS350/CAB-KS 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻る
- 11.3 NS350/CAB-KS 画面が乱れて再起動する
- 11.4 NS350/CAB-KS ブルースクリーンが発生する
- 11.5 NS350/CAB-KS 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)
- 11.6 NS350/CAB-KS 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)
- 11.7 NS350/CAB-KS 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)
- 11.8 NS350/CAB-KS フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)
- 11.9 NS350/CAB-KS フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)
- 12 【音関連のトラブル】
パソコンの部品をネットショップから探す
※部品を交換する場合は、交換前の部品を必ず目視で確認しましょう!
間違えると取り付けられない場合があります。
NS350/CAB-KS対応のACアダプターをネットショップで探す
NS350/CAB-KS対応のメモリをネットショップで探す
NS350/CAB-KS対応のファンをネットショップで探す
NS350/CAB-KS対応のキーボードをネットショップで探す
NS350/CAB-KS対応の液晶パネルをネットショップで探す
SATA SSDをネットショップで探す
NVMe SSDをネットショップで探す
2.5インチHDDをネットショップで探す
【電源・起動前のトラブル】
NS350/CAB-KS 電源スイッチを押しても、何も起こらない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押しても、何も起こらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの電源を入れてもまったく反応がない場合、まずは放電を行ってみましょう。バッテリーを取り外して数分間放置し、その後に再びバッテリーを装着して起動を試してください。
改善が見られない場合は、ACアダプタの接続確認を行います。アダプタのコネクタが緩んでいないか、ランプが点灯しているかを確認し、NS350/CAB-KSに接続した際にランプが消えてしまうようであれば、マザーボード側でショートが発生している可能性があります。
他のアダプタで動作確認するか、現アダプタを別のパソコンで試すことで、どちらに原因があるか判断できます。ACアダプタを使用しても反応がなければ、マザーボードや電源系統の故障が疑われ、修理としてはマザーボード交換が一般的な対応になります。
NS350/CAB-KS 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らない
ノートタイプのパソコンで 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの電源が入りにくく、何度もボタンを押す必要がある場合は、電源スイッチの不良や接触部の劣化が考えられます。まずは放電を試し、ACアダプタのみでの起動が可能か確認してください。
それでも改善されない場合、スイッチ基板の物理的な不具合や、マザーボード上の電源制御回路に問題がある可能性があります。時間が経つごとに状態が悪化するケースも多いため、早めに点検・交換を検討するのが望ましいです。
NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちる
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの電源が入ってもすぐに切れてしまう場合、CMOSリセットを行うことで改善するケースがあります。バッテリー・ACアダプタ・CMOS電池を取り外して10分以上放置し、その後すべて再接続して電源を入れてください。
改善が見られない場合は、メモリの不良やマザーボード側の不具合が考えられます。メモリを清掃後、1枚ずつ差し替えて動作を確認し、それでも改善しなければ交換を試みましょう。それでも起動しない場合、マザーボードの不良が強く疑われます。
NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ビープ音だけが鳴って画面に何も映らない場合、NS350/CAB-KSのマザーボードがハードウェア異常を検出している可能性があります。まずはCPUとメモリのみで構成を簡素化し、動作確認を行うことが推奨されます。
この状態でも変化がない場合は、マザーボードが故障している可能性が高いです。逆に症状が変化する場合は、取り外したパーツに原因があるかもしれません。
NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示される
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSが起動して電源は入るが、画面に何も表示されず真っ白な状態になる場合、液晶パネルまたはLCD/LVDSケーブルに不具合がある可能性があります。また、映像出力を制御するマザーボード側のトラブルも考えられます。
外部ディスプレイに接続して出力が正常かどうかを確認することで、液晶側とマザーボード側のどちらに問題があるかを判別できます。外部でも表示されない場合は、マザーボードの映像出力回路の不良が考えられます。
このようなケースでも、実際にはOSが起動しており、起動音やキーボードのランプ点灯で確認できることがあります。
NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの画面の一部分だけが表示されないという症状では、液晶パネルの一部破損や、LCD/LVDSケーブルの断線・接触不良が主な原因とされます。
画面の角度を変えたときに表示が変化するようであれば、ケーブルの接続不良が疑われます。ケーブルの再接続や調整で改善することもありますが、改善しない場合はパネルやケーブルの交換が必要です。
NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示される
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSを起動すると画面にノイズや表示の乱れが発生する場合、液晶パネルやグラフィックチップの不具合、あるいはメモリのエラーが原因と考えられます。
外部モニターに接続して、映像が正常に出るか確認しましょう。外部でも同様に乱れる場合は、マザーボードかメモリの故障が疑われます。正常に出力されるようであれば、液晶パネルや接続ケーブルの交換で改善が見込めます。
NS350/CAB-KS 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返す
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返すの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの電源を入れるとすぐに再起動を繰り返す場合、自己診断中にエラーが発生していることが考えられます。原因としてはメモリやストレージ、マザーボードの障害がよく見られます。
メモリを1枚ずつ交換して起動確認を行い、それでも同じ症状が出る場合はストレージを外してチェックします。どちらにも異常が見つからなければ、マザーボードの交換が必要なケースが多いです。
【電源・起動後のトラブル】
NS350/CAB-KS 電源は入るものの画面に何も表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源は入るものの画面に何も表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの電源ボタンを押すとランプやファンは動作するものの、画面が全く表示されない場合、映像の出力系統に問題があると考えられます。まずはHDMIやVGA、Type-Cなどの端子を使い、外部ディスプレイに接続して映像出力が確認できるか試します。外部でも映らない場合は、グラフィック出力そのもの、またはマザーボードに問題がある可能性があります。
このような場合、最初に放電処理(バッテリーとACアダプターを外して数分放置)を行い、それでも変わらないときはCMOSクリアを実施します。さらに、メモリをすべて外して1枚ずつ挿し替え、スロットを変えて起動確認します。
NS350/CAB-KS ファンの音はするが画面が真っ暗のまま
ノートタイプのパソコンで ファンの音はするが画面が真っ暗のままの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源を入れるとNS350/CAB-KSのファンが回る音はするが、画面はまったく表示されないという場合、POST(自己診断)が途中で停止している可能性があります。こうしたケースでは、まず放電処理を行い、次にメモリをすべて抜き取ってスロットを変えて挿し直し、起動を確認します。
さらに、ストレージを取り外しての起動確認や、CMOSの初期化(CMOSクリア)による設定リセットを実施します。それでも画面が映らない場合は、NS350/CAB-KSのマザーボード側、特に内蔵GPUまたはグラフィック出力部に不具合がある可能性を考慮する必要があります。
NS350/CAB-KS 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの電源投入後、Windowsが立ち上がらずにBIOS画面が表示される場合は、ブートドライブが見つからないか、OSの起動に必要な情報が不足している状態です。まずBIOS画面からストレージが正しく認識されているか確認し、認識されていない場合はストレージを抜き差しするか、新しいものに交換してみます。
ストレージを交換して認識されるようであれば、もともとのストレージが故障していたと判断できます。もし新しいストレージでも認識しない場合は、ストレージ接続部やマザーボードそのものの異常が原因である可能性があります。
NS350/CAB-KS BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていない
ノートタイプのパソコンで BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSでBIOSに入れるがストレージが表示されない場合、まず別のストレージを使って認識の有無を確認します。別ストレージが認識されれば、元のストレージの故障と判断できます。
どのストレージでも認識されない場合は、接続端子やマザーボードに原因があると考えられます。オンボードストレージの場合、マザーボードの交換が必要になることもあります。
NS350/CAB-KS 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの電源を入れるとメーカーロゴが長く表示され、起動が進まない症状では、POSTのどこかで処理が滞っている可能性が高いです。USBメモリや外付けHDDなど、外部接続機器が原因であることも多いため、まずはすべての外部機器を取り外してみます。
その後、メモリの抜き差しやストレージの交換を順に実施します。ストレージを取り外した状態でロゴの表示時間が短縮されるようであれば、接続されていたHDDやSSDの不良が濃厚です。OSがないため起動はしませんが、POSTが正常に進むかを確認できます。
NS350/CAB-KS 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
メーカーロゴが表示されたままフリーズしてしまう状態では、NS350/CAB-KSがPOST中に停止していると考えられます。まずは外部機器を全て外し、メモリを抜き差しした後に再起動を試します。
さらに、ストレージを取り外した状態で起動し、BIOSに入れるかを確認することで、ストレージが原因かどうかを切り分けます。メモリの相性や不良でも同様の症状になるため、交換による確認も行っておくと確実です。
NS350/CAB-KS 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
メーカーロゴ表示後にNS350/CAB-KSが再起動を繰り返す場合、ストレージの不具合やOSの起動失敗が疑われます。周辺機器をすべて外して最小構成で起動し、BIOSにアクセスできるかを確認します。
BIOSが開ける場合、ストレージを交換し、OSを新規インストールして改善するかを試みます。ストレージやOSの修復で症状が収まるケースが多くあります。
NS350/CAB-KS 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSでメーカーロゴのあと自動的にBIOSが開く場合、OSが読み込めずブートに失敗している可能性があります。BIOS内でストレージが認識されているかを確認し、認識されていない場合はストレージや接続部分の異常が疑われます。
ストレージが認識されているにもかかわらずOSが起動しない場合、ブートセクタやシステムファイルの破損が考えられるため、OS修復または再インストールによる対応を検討します。
NS350/CAB-KS 画面が乱れてフリーズする
ノートタイプのパソコンで 画面が乱れてフリーズするの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSを起動した際に画面表示が乱れ、その後操作不能になる場合、グラフィック関連の不具合やメモリトラブルが疑われます。最初にメモリを抜き差しし、スロットの変更や別のメモリとの交換を行います。
同様の症状が外部ディスプレイにも現れる場合は、GPUを含むマザーボード側の異常が考えられます。逆に外部モニターで正常に表示される場合は、本体液晶やLCDケーブルの不良と判断でき、該当部品の交換によって修復可能なケースが多いです。
【システム・自動修復関連】
NS350/CAB-KS ブルースクリーンが表示されて起動できない
ノートタイプのパソコンで ブルースクリーンが表示されて起動できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSを起動した直後にブルースクリーンが表示されてしまう場合、システムが重大なエラーを検出して起動処理を強制的に停止している状態です。原因としては、破損したドライバ、ハードウェア障害、あるいはOSの重要なファイルの破損が考えられます。画面に表示されるSTOPコード(エラーコード)を確認し、内容に応じた対応が求められます。
セーフモードで起動が可能な場合は、直近でインストールまたは更新したドライバを削除するか、システムの復元を試みてください。セーフモードでも起動できない場合は、回復ドライブやインストールメディアを使用してスタートアップ修復、またはコマンドベースでの修復(sfc /scannowやDISM)を実施します。
また、ストレージ(HDDやSSD)の劣化が原因で、データの読み込みエラーが発生していることもあります。障害が進行しているストレージに対して何度も修復や再起動を繰り返すと、症状が悪化する可能性が高いため、まずはストレージの診断やデータの保護を優先することが重要です。
NS350/CAB-KS システムの修復中と表示されてそこから先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムの修復中と表示されてそこから先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSが「システムの修復中」と表示されたまま止まってしまう場合、自動修復機能が正しく完了できていない可能性があります。強制終了や電源断による中断、またはストレージ(HDDやSSD)の障害が原因となっていることが考えられます。
30分以上同じ画面が続く場合は、電源を一度切り、詳細オプションメニューからスタートアップ修復、システムの復元、あるいはコマンドプロンプトから「chkdsk /f /r」や「sfc /scannow」を試します。ただし、ストレージが物理的に破損している場合、修復処理がかえって状況を悪化させるリスクがあるため、データの安全性を確保した上で慎重に作業を進める必要があります。
NS350/CAB-KS システムが修復できませんでしたと表示される
ノートタイプのパソコンで システムが修復できませんでしたと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
「システムが修復できませんでした」と表示された場合、Windowsの自動修復機能では問題を解決できなかったことを意味します。接続されている外部機器の影響もあるため、まずはすべての周辺機器を外して再起動を試してください。
改善が見られない場合は、セーフモードに入り、システムの復元やコマンドプロンプトからの「sfc /scannow」「DISM」などを使って修復を行います。それでも解決しない場合、ストレージ(HDDやSSD)の物理的損傷が考えられます。症状が悪化する前にデータのバックアップを行い、必要に応じてストレージの交換や再インストールを検討する必要があります。
NS350/CAB-KS システムを診断中と表示されて先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムを診断中と表示されて先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
「システムを診断中」という表示のまま進まない場合、NS350/CAB-KSではハードウェア診断中に処理が停止している可能性があります。とくにストレージ(HDDやSSD)の読み込みエラーやシステムの整合性不良が原因になっていることが多いです。
改善が見られない場合は、強制終了後に回復オプションからスタートアップ修復やシステムの復元を実行し、併せてコマンドプロンプトから「chkdsk」「sfc」などの診断系コマンドを試みます。ただし、状態が不安定なストレージに繰り返しアクセスを行うと、かえってデータ損傷が広がる可能性もあるため、慎重な対応が求められます。
NS350/CAB-KS システムの自動修復中と表示され先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムの自動修復中と表示され先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSが「システムの自動修復中」と表示されたまま進まない場合、修復処理が途中で失敗している可能性があります。原因としては、システムファイルの破損、またはストレージ(HDDやSSD)の障害が考えられます。
外部機器をすべて外し、セーフモードの起動、スタートアップ修復、システムの復元を順に試してください。コマンドによる修復(「chkdsk」「sfc」など)も実行可能ですが、ストレージの状態が悪化している場合は、これらの処理が逆効果になることもあります。状況によっては、修復よりもデータの取り出しを優先する方が安全です。
NS350/CAB-KS Windowsが起動できませんでしたと表示される
ノートタイプのパソコンで Windowsが起動できませんでしたと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSに「Windowsが起動できませんでした」と表示される場合、前回の起動が正しく完了しておらず、起動処理が停止してしまったことを意味します。まずは「前回正常起動時の構成」や「セーフモード」での起動を試してみてください。
それでもダメな場合は、回復メディアを使ってスタートアップ修復や「sfc」「DISM」などのコマンドで修復を行います。ストレージ(HDDやSSD)の読み込みエラーが背景にあると、正常な起動ができずデータの安全性にも影響を与えるため、早急に診断を行っておくべきです。
【黒い画面・ログイン画面に関するトラブル】
NS350/CAB-KS 起動中に再起動してしまう
ノートタイプのパソコンで 起動中に再起動してしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSがWindowsロゴや読み込み中に突然再起動を繰り返す場合、OSの読み込みプロセスで致命的なエラーが発生している可能性があります。セーフモードで起動できるかどうかを確認し、可能であればイベントログを参照し、問題の特定を行います。
セーフモードにも入れない場合は、メモリやストレージ(HDDやSSD)の状態を確認し、不良がないかを診断ツールなどでチェックします。ストレージに問題があるまま再起動を繰り返すと、データにさらなるダメージが加わることもあるため、初動対応を急ぎましょう。
NS350/CAB-KS 黒い画面にマウスカーソルのみ表示される
ノートタイプのパソコンで 黒い画面にマウスカーソルのみ表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSを起動すると黒い画面にマウスカーソルだけが表示されて何も起こらない場合、Windowsのユーザーインターフェース(explorer.exe)が起動していない可能性があります。Ctrl + Alt + Delを押してタスクマネージャーを起動し、「新しいタスクの実行」から「explorer.exe」を入力して実行してみましょう。
それでも改善が見られない場合は、セーフモードにて復元ポイントを活用する、またはスタートアップ設定の確認と不要な常駐プログラムの無効化を試みると良いでしょう。
NS350/CAB-KS 黒い画面にマウスカーソルが点滅して表示される
ノートタイプのパソコンで 黒い画面にマウスカーソルが点滅して表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSで黒い画面に点滅するマウスカーソルのみが表示される場合、ブート領域の破損、またはストレージ(HDDやSSD)の読み込みエラーが発生している可能性があります。
この場合、スタートアップ修復や「bootrec」などのコマンドによる修復を試みる必要がありますが、ストレージの故障が進んでいる可能性もあるため、データ保護を最優先に、無理のない対応が求められます。
NS350/CAB-KS 背景は表示されるもののログイン画面が表示されない
ノートタイプのパソコンで 背景は表示されるもののログイン画面が表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの背景画像は表示されるのに、ログイン画面が表示されない症状は、ログオン処理やユーザープロファイルの読み込みで異常が発生していることが原因と考えられます。セーフモードでの起動を試し、スタートアップ項目の見直しやシステムの復元を試みましょう。
また、ユーザープロファイル自体が破損している場合は、新しいアカウントの作成やレジストリの修復が必要になる場合もあります。
NS350/CAB-KS ログイン画面まで進むのに時間がかかる(3分以上)
ノートタイプのパソコンで ログイン画面まで進むのに時間がかかる(3分以上)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ログイン画面までの表示に極端な時間がかかる場合は、ストレージ(HDDやSSD)の読み込み遅延や常駐アプリの負荷、スタートアップ設定の影響などが考えられます。まずはセーフモードで起動し、正常な速度でログイン画面が表示されるか確認します。
通常モードだけが遅い場合は、不要なスタートアッププログラムの停止やサービスの見直し、さらに「sfc」や「DISM」によるシステム修復を行ってください。ストレージが劣化していると起動処理の段階で過度な負荷がかかり、データ損傷や起動不能に陥るリスクもあるため、バックアップとストレージ交換の検討も重要です。
【PIN・パスワード・入力系のトラブル】
NS350/CAB-KS パスワードやPINが入力できない
ノートタイプのパソコンで パスワードやPINが入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSのログイン画面でキーを押しても文字がまったく入力されない場合、最初に確認すべきはキーボードの認識状況です。ノートパソコンの場合、内蔵キーボードの故障や、水濡れ・衝撃などによる接点異常が原因となることがあります。また、USB機器が複数接続されていると、起動時にデバイス認識の不具合が起きることもあります。
このようなケースでは、一度すべてのUSB周辺機器(外付けキーボード、マウス、USBメモリなど)を取り外してから再起動してみてください。外付けキーボードが使える場合は、内蔵キーボードに物理的な不具合がある可能性が濃厚です。また、画面右下のアクセシビリティからオンスクリーンキーボードを起動し、仮想入力ができるかも試すとよいでしょう。
いずれの方法でも改善が見られない場合は、セーフモードで起動し、デバイスマネージャーを開いてキーボードドライバの削除と再認識を行うことで解決する可能性があります。
NS350/CAB-KS PIN/パスワードを入力しても正しくないと表示される
ノートタイプのパソコンで PIN/パスワードを入力しても正しくないと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
PINやパスワードを正確に入力しているつもりなのに、NS350/CAB-KSが「正しくありません」と表示してログインを拒否する場合、入力方法のズレや設定ミスによる入力誤認識が疑われます。典型的なのはCaps LockやNum Lockの状態、テンキーの無効化、あるいはキーボード配列の設定ミスです。
入力欄のすぐ近くや画面右下に表示されている「JP」や「ENG」などの言語設定を確認し、現在のキーボード配列が日本語配列(JIS)か英語配列(US)かを把握しておきましょう。特に記号を含むパスワードでは、この配列の違いで正確に入力しているつもりでも誤認識されることがあります。
ログインできない状態が続く場合、Microsoftアカウントを使用している場合は他の端末からWeb上でパスワードリセットを行うことも可能です。ローカルアカウントであれば、セーフモードに入って別の管理者アカウントでログインし、該当ユーザーのパスワードを変更する方法があります。
NS350/CAB-KS 文字を入力すると反映されるまで数秒かかる
ノートタイプのパソコンで 文字を入力すると反映されるまで数秒かかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ログイン画面でキーボードの反応が極端に遅れ、押した文字が画面に反映されるまで数秒かかるような場合、NS350/CAB-KS内部で処理負荷が高まっている可能性があります。特にストレージ(HDDやSSD)の読み込みが遅くなっている場合や、Windows Updateの後処理がバックグラウンドで動いている時などに発生しやすい症状です。
このようなときは、まずセーフモードで起動してからスタートアップアプリを整理し、不要なプログラムの自動起動を止めてみましょう。また、タスクマネージャーでCPUやディスクの使用率を確認し、特定のプロセスに負荷が集中していないかを見極めることも重要です。
特にHDDを搭載した機種では、経年劣化によって読み込み速度が著しく低下することがあり、これが原因でログイン時に遅延が発生することがあります。診断ツール(例:CrystalDiskInfo)を使ってストレージの健康状態を確認し、必要に応じてバックアップと交換を検討しましょう。
NS350/CAB-KS PINやパスワードを入力した後、背景だけ表示されて先に進まない
ノートタイプのパソコンで PINやパスワードを入力した後、背景だけ表示されて先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
PINやパスワードを入力後、背景画像だけが表示されデスクトップが出てこない場合、explorer.exeの起動がうまくいっていない、またはプロファイルが破損している可能性があります。
Ctrl + Alt + Delでタスクマネージャーを起動し、「新しいタスクの実行」で「explorer.exe」と入力して手動起動してみてください。これにより改善される場合は、スタートアップの一部に問題があると考えられます。
セーフモードで起動し、別のユーザーアカウントで正常にログインできるかを試してください。もし問題がないようであれば、新規プロファイルを作成し、必要なデータを移行することで復旧が可能です。
NS350/CAB-KS PINやパスワードを入力した後、マウスカーソルしか出てこない
ノートタイプのパソコンで PINやパスワードを入力した後、マウスカーソルしか出てこないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSでログイン後、黒い画面とマウスカーソルのみが表示されて操作ができない状態は、Windowsのユーザーシェルが正常に起動していないために発生します。explorer.exeがスタートアップでうまく起動できていないことが原因です。
この場合も、タスクマネージャーを使用して「新しいタスクの実行」からexplorer.exeを手動で起動できるか確認してください。セーフモードでの起動と、sfc /scannow・DISMによるシステム修復を組み合わせることで改善する可能性があります。
症状が再発する場合には、スタートアップ構成の見直し、不要アプリの削除、またはユーザープロファイルの新規作成による切り分けが必要です。
【ログイン後の不安定動作】
NS350/CAB-KS ログイン後、真っ暗な画面が数分続いた後にようやくデスクトップが出る
ノートタイプのパソコンで ログイン後、真っ暗な画面が数分続いた後にようやくデスクトップが出るの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSでログイン後に黒い画面が数分間続く現象は、バックグラウンドでの処理が過剰にかかっている、またはシステムの一部が遅延して動作している場合に発生します。特にHDDを搭載しているモデルでは、ストレージの劣化が直接影響することが多く見られます。
セーフモードでの起動が可能であれば、不要なスタートアップアプリの停止、スケジュールされたタスクの無効化、ウイルススキャンや不要ファイルの削除を実施します。また、ストレージの診断ツールを用いて健康状態を確認し、アクセス速度に異常があるようであれば交換を検討してください。
NS350/CAB-KS ログイン後、デスクトップ画面が表示されるまで時間がかかる
ノートタイプのパソコンで ログイン後、デスクトップ画面が表示されるまで時間がかかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ログイン直後にデスクトップが表示されるまで時間がかかる場合、NS350/CAB-KSで起動時に読み込まれるスタートアップアプリやWindowsサービスに問題がある可能性があります。
タスクマネージャーの「スタートアップ」タブや「msconfig」からスタートアップの構成を見直し、不要なアプリを無効化してください。セーフモードでの起動により、通常より速く起動するようであれば、スタートアップに原因があると考えられます。
また、システムの復元を利用して以前の正常な状態に戻すことで、改善されることも多くあります。ストレージの性能劣化にも注意が必要です。
NS350/CAB-KS ログインしてもすぐにログイン画面に戻ってしまう
ノートタイプのパソコンで ログインしてもすぐにログイン画面に戻ってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSにログインしようとPINやパスワードを入力しても、すぐに再びログイン画面に戻ってしまう場合、ユーザープロファイルが破損していたり、ログオンスクリプトが正しく機能していないことが考えられます。
まずはセーフモードで起動し、別の管理者アカウントでログインを試みましょう。正常にログインできる場合は、問題のあるユーザーアカウントのプロファイルを新しく作成し、必要なデータを移行する対応が有効です。
また、ログオン失敗時の詳細なエラー内容はイベントビューアーに記録されているため、そこから原因を特定できることもあります。スタートアップスクリプトやポリシー設定の影響も疑うべきです。
NS350/CAB-KS デスクトップ表示後、再読み込みをしているように画面がちらつく
ノートタイプのパソコンで デスクトップ表示後、再読み込みをしているように画面がちらつくの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ログイン直後にNS350/CAB-KSの画面が断続的にちらつく場合、explorer.exeが何度もクラッシュして再起動を繰り返している可能性があります。これはシェル拡張やスタートアップアプリが原因になっていることが多いです。
セーフモードで起動し、スタートアップ構成や最近インストールされたアプリケーションを見直してください。問題のあるアプリを削除することで、症状が改善されることがあります。
また、sfcやDISMを使った修復、レジストリ設定の確認、そして復元ポイントによるロールバックも、根本的な解決策として有効です。
NS350/CAB-KS ログイン後、同じタイミングで必ずフリーズする
ノートタイプのパソコンで ログイン後、同じタイミングで必ずフリーズするの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSでログイン直後、ある一定のタイミングで毎回フリーズする症状は、スタートアッププログラムやドライバの不具合、ユーザープロファイルの破損が関係している可能性があります。
まずはセーフモードで起動し、スタートアップをすべて無効化した状態での動作を確認してください。イベントビューアーでのエラーログの確認や、プロファイルの切り替え・作成も対策として有効です。症状のタイミングが毎回同じであれば、該当プロセスやドライバを重点的に確認して対応する必要があります。
【デスクトップ・操作遅延】
NS350/CAB-KS デスクトップのアイコンがクリックできない(反応が無い)
ノートタイプのパソコンで デスクトップのアイコンがクリックできない(反応が無い)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KS アイコンをクリックしても、なかなか起動しない
ノートタイプのパソコンで アイコンをクリックしても、なかなか起動しないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSでアプリケーションアイコンをクリックしても、起動するまでに非常に時間がかかる場合、システムがリソース不足に陥っていることが考えられます。HDDを使用しているパソコンや、メモリが少ない環境では、特にこの症状が顕著になります。
タスクマネージャーでCPU、メモリ、ディスク使用率を確認し、特定のプロセスが過剰にリソースを消費していないか調べてください。スタートアッププログラムの見直しや、ウイルス対策ソフトの一時停止も一時的な改善策となります。より根本的にはSSD化やメモリの増設も検討するとよいでしょう。
NS350/CAB-KS ファイルを開くとアプリケーションを選択してくださいと表示される
ノートタイプのパソコンで ファイルを開くとアプリケーションを選択してくださいと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSでファイルを開こうとした際、「このファイルを開く方法を選んでください」というメッセージが表示される場合は、その拡張子に関連付けられたアプリケーションが設定されていないか、過去に削除されたために関連が失われたことが原因です。
一時的な対処としては、右クリックして「プログラムから開く」→「別のアプリを選択」で目的のアプリを指定し、「常にこのアプリを使う」にチェックを入れることで再設定が可能です。また、「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」から、拡張子ごとに手動でアプリを割り当てることも重要な作業となります。
NS350/CAB-KS 何をするにもとにかく遅い
ノートタイプのパソコンで 何をするにもとにかく遅いの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSで全体的に動作が重く、アプリケーションの起動やフォルダの閲覧、設定変更などすべての操作がもたつく場合、システム全体に何らかのボトルネックが発生していると考えられます。代表的な要因としては、HDDの劣化、メモリ不足、常駐アプリの過剰、バックグラウンドでのWindows Updateやマルウェアの存在などが挙げられます。
まずはセーフモードで起動し、動作が軽くなるかどうかを確認することで、ソフトウェア起因かハードウェア起因かをある程度切り分けることが可能です。また、タスクマネージャーを使ってリソースの使用状況をチェックし、異常に負荷のかかっているプロセスがあれば、それを停止またはアンインストールすることで改善が見込めます。
【リソースの異常使用】
NS350/CAB-KS タスクマネージャーのメモリ使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのメモリ使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
タスクマネージャーでメモリの使用率が常時100%近くになっている場合、NS350/CAB-KSではメモリ容量が不足しているか、アプリケーションによるメモリリークが発生している可能性があります。一部のソフトが起動直後にメモリを大量に消費し、その後も解放しないことで、他の操作に支障が出る状況です。
使用メモリの多いプロセスをタスクマネージャーで確認し、不要な常駐ソフトやブラウザタブを閉じることで解消することがあります。根本的な対策として、搭載メモリの増設、スタートアップアプリの見直し、仮想メモリの設定変更などが効果的です。
NS350/CAB-KS タスクマネージャーのCPU使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのCPU使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSにてタスクマネージャーを確認したとき、CPU使用率が100%近くで長時間推移している場合、バックグラウンドでリソースを大量に消費するプロセスが動作していると考えられます。Windows UpdateやDefenderのスキャン、またはアプリの不具合が原因となることもあります。
このようなときは、タスクマネージャーで使用率順にプロセスを並べ、リソースを過剰に使っているアプリを一時終了させてみましょう。暴走しているようなプロセスが特定できない場合は、セーフモードでの起動や、msconfigでのスタートアップ見直しが効果的な手段となります。
NS350/CAB-KS タスクマネージャーのディスク使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのディスク使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
タスクマネージャーにてディスク使用率が100%近く張り付いた状態が続く場合、NS350/CAB-KSではストレージへのアクセス負荷が過剰になっている状況です。HDDを搭載している場合、アクセス速度の低下や物理的な劣化により、こうした現象がより顕著になります。
このような場合、「services.msc」でSysMain(Superfetch)やWindows Searchなどのサービスを一時的に無効化することで改善する場合があります。また、ストレージの状態をCrystalDiskInfoなどのツールでチェックし、エラーの有無を確認することも重要です。不良セクタがある場合は、早急なバックアップと交換対応が必要になります。
【入力トラブル】
NS350/CAB-KS 一部の文字が入力できない
ノートタイプのパソコンで 一部の文字が入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
特定のキーが押しても反応しない場合、NS350/CAB-KSのキーボードが物理的に故障している可能性が考えられます。キーキャップの下にホコリが溜まっている、接点が摩耗している、または水濡れによる接触不良などが主な原因です。
一度外付けキーボードを接続し、同様のキーを試してみてください。外付けで問題なく入力できるようであれば、内蔵キーボードの交換が必要です。また、念のためIMEの設定や言語オプションを確認し、無効になっていないかも併せて確認してください。
NS350/CAB-KS 文字が入力できない
ノートタイプのパソコンで 文字が入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KS 文字を入力しても反映されるまでに時間がかかる
ノートタイプのパソコンで 文字を入力しても反映されるまでに時間がかかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSで文字を入力してから実際に画面に反映されるまでにタイムラグが発生する場合、それはIMEやアプリケーション側の動作遅延、またはシステム全体のリソース不足によって処理が後回しになっている状態です。とくにHDD搭載機ではストレージへのアクセス遅延が入力遅れに直結する場合があります。
この場合、タスクマネージャーでリソース使用状況を確認し、不要なプロセスの終了やIMEの再起動を行いましょう。入力履歴をクリアしたり、別のIMEに切り替えてみるのも効果的です。症状が改善しない場合は、新しいユーザープロファイルを作成し、そちらで同様の遅延が発生するかを試してみてください。
【動作・安定性トラブル】
NS350/CAB-KS 勝手にシャットダウンや再起動が起きる
ノートタイプのパソコンで 勝手にシャットダウンや再起動が起きるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSを使用中に、突然システムがシャットダウンしてしまったり、意図せず再起動が始まる現象が見られる場合は、さまざまな要因が関係していると考えられます。よくある原因としては、本体内部の温度上昇による自動的な電源遮断、ドライバの不具合、あるいはWindowsのシステムファイルの破損などが挙げられます。
まず最初に確認すべきは、NS350/CAB-KSの本体が過度に熱くなっていないかどうかです。冷却ファンが正常に作動しているか、排気口が塞がれていないかをチェックし、排熱に支障が出ていないかを確認してください。冷却機能が弱まっている場合は、内部のクリーニングも視野に入れましょう。
また、Windowsのイベントビューアを開いて、異常終了や電源イベントの記録がないかを確認することで、原因のヒントが得られることがあります。NS350/CAB-KSに対して最近実施したドライバの更新やWindowsアップデートが影響している可能性もあるため、適用時期などを思い返してみてください。
こうした現象の調査中には、ストレージへのアクセスが頻繁に発生することがありますので、NS350/CAB-KSに保存されている大切なデータが失われることのないよう、あらかじめバックアップを取ってから作業を進めることを推奨します。
NS350/CAB-KS 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻る
ノートタイプのパソコンで 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻るの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSを操作中、画面が一瞬だけ暗くなって元に戻る場合、これはディスプレイドライバの一時的な動作異常や電源設定が影響している可能性があります。
頻繁に発生するようであれば、NS350/CAB-KSに搭載されているディスプレイドライバが最新のものであるかを確認し、必要であれば一度アンインストールしてから再インストールを行ってみてください。特にドライバがクラッシュして再起動しているような場合、この手順が効果を発揮します。
また、NS350/CAB-KSの電源設定も確認しましょう。特に、画面のオフまでの時間が極端に短く設定されていないか、省電力モードになっていないかといった点も見直しのポイントです。
万一、設定変更によって動作が不安定になってしまった場合に備えて、復元ポイントを事前に作成しておくと安心して作業が行えます。
NS350/CAB-KS 画面が乱れて再起動する
ノートタイプのパソコンで 画面が乱れて再起動するの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの画面が急に乱れ、その後自動的に再起動してしまう場合には、グラフィック関連のトラブルが疑われます。GPUが高負荷状態にあるときや、ドライバの互換性に問題があるときなどにこうした症状が出ることがあります。
まず、NS350/CAB-KSをセーフモードで起動して、同様の症状が発生するかを確認してみましょう。セーフモードでは標準的なドライバ構成で動作するため、ドライバ由来のトラブルかどうかを切り分けることができます。
もしドライバが原因であると判明した場合は、NS350/CAB-KSのグラフィックドライバを削除し、メーカーの公式サイトなどから最新版または安定版を再インストールすることで改善が期待できます。また、外部ディスプレイを使って同様の画面乱れが起きるかも確認すると、内蔵ディスプレイの異常かどうかを判断できます。
再起動を繰り返す状態ではストレージへの書き込みが不安定になり、データの破損リスクが高くなります。NS350/CAB-KSが安定動作するまでは、できるだけ作業を控え、バックアップを優先するようにしてください。
NS350/CAB-KS ブルースクリーンが発生する
ノートタイプのパソコンで ブルースクリーンが発生するの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSを使用している最中にブルースクリーンが表示された場合、Windowsが深刻なシステムエラーを検知し、ダメージを最小限に抑えるために強制的に停止したことを意味します。
ブルースクリーンには「MEMORY_MANAGEMENT」や「CRITICAL_PROCESS_DIED」などのコードが表示されることがあり、それぞれ異なるエラーの種類を示しています。NS350/CAB-KSのメモリに物理的な異常がないかを調べるには、Windowsメモリ診断などのツールを使用するのが効果的です。
また、新たに接続した周辺機器や最近インストールしたソフトウェアがトリガーとなっているケースも少なくありません。直前に行った設定変更やソフトの導入を思い出し、必要であれば一時的にアンインストールして様子を見ることも検討してください。
ストレージの故障によって、システムファイルの読み込みが妨げられている場合にもブルースクリーンは発生します。NS350/CAB-KSに保存しているデータを守るためにも、問題が出始めた段階でこまめなバックアップを行うことが重要です。
NS350/CAB-KS 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)
ノートタイプのパソコンで 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSで作業中に、何の前触れもなく電源がブツンと切れ、その後まったく反応しなくなる現象は、主に電源周辺のトラブルやハードウェア故障の可能性を示唆しています。ただし、すぐに修理や交換を考える前に、基本的な点検を行ってみてください。
まずは、NS350/CAB-KSのACアダプターが正しく接続されているか、電源ケーブルに破損や断線がないかを確認しましょう。代替アダプターがある場合は、そちらを使用して再起動を試みてください。
取り外し可能なバッテリーが搭載されているNS350/CAB-KSであれば、一度バッテリーを外し、数分待ってから再装着することで改善されるケースもあります。内部にホコリが蓄積されている場合は、熱がこもって強制的にシャットダウンされることがあるため、冷却経路の清掃も忘れずに行いましょう。
NS350/CAB-KSが再び起動できた場合は、最初に重要なデータのバックアップを行ってください。電源断の際にはストレージにエラーが残っている可能性もあるため、チェックディスクなどのツールを活用して健康状態の確認もおすすめします。
NS350/CAB-KS 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)
ノートタイプのパソコンで 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSの電源が突然切れてしまい、そのまま自動で再起動する場合は、システム全体のログ、電源管理、冷却構造の各項目を確認します。
まず、イベントビューアで「Kernel-Power」や「BugCheck」などの記録を確認し、異常終了やブルースクリーンの兆候がないかを調査します。ミニダンプが残っている場合は `BlueScreenView` で確認します。
ACアダプタとバッテリーのいずれか単体でNS350/CAB-KSを動かし、どちらの電源環境で異常が発生するかを検証します。あわせて冷却ファンの動作確認、吸排気口の清掃、CPUグリスの状態チェックなども行います。
ファイル転送やソフトウェアのインストール中に発生する場合、ストレージ関連の問題が考えられます。CrystalDiskInfoでNS350/CAB-KSのSSDのS.M.A.R.T.情報を確認し、バックアップと交換の必要性を判断します。
また、「システムエラー時に自動的に再起動する」設定は一時的にオフにして、ブルースクリーンの有無を可視化しておくことが原因特定に役立ちます。
NS350/CAB-KS 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)
ノートタイプのパソコンで 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSを使っているときに、数秒から十数秒操作が固まることがある場合、処理負荷の偏りやデバイス応答の遅延が関係している可能性があります。
まず、タスクマネージャーやリソースモニターでCPU、メモリ、ディスクの使用率を確認し、どのプロセスが負荷をかけているかをチェックします。
次に、イベントビューアで「ディスク」や「storahci」「nvstor」などのログを確認し、NS350/CAB-KS内蔵ストレージの応答に異常がないかを見ます。S.M.A.R.T.情報の確認にはCrystalDiskInfoを使用し、異常値があればすぐにデータを保護します。
OSのファイル破損を疑う場合は、`sfc /scannow`や`DISM`コマンドで修復を試みます。
マウスが動くかどうかによって、完全なハングかUIだけのフリーズかを判断し、次の調査ステップに進みます。
NS350/CAB-KS フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)
ノートタイプのパソコンで フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSで操作不能になってもマウスだけは動く場合、OSの一部または特定アプリケーションの応答停止が原因の可能性があります。
「Application Hang」などのイベントログを確認し、原因となっているソフトを特定します。常駐ソフトやセキュリティアプリの影響を確認するため、一時的にそれらを無効化します。
SSDやHDDが応答を返さずOS全体の挙動に影響している場合もあるため、NS350/CAB-KS内蔵ストレージの接続状態、I/O応答速度、物理的な端子の状態も点検します。
改善しない場合は、新しいユーザープロファイルを作成し動作を比較したり、最終的にはOSのクリーンインストールも視野に入れます。
NS350/CAB-KS フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)
ノートタイプのパソコンで フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSが完全にフリーズし、マウスやキーボードも反応しない場合は、システム全体がハードウェア的に停止している可能性が高くなります。
まずメモリの故障を疑い、MemTest86などでRAMのチェックを行います。複数枚のメモリがある場合は1枚ずつテストを行い、異常があれば交換します。
冷却に問題があると熱暴走でシステムがハングアップすることもあるため、冷却ファンの動作や内部のホコリ、グリスの状態を確認し、必要に応じて清掃と再整備を行います。
また、電源系統の問題も疑われるため、ACアダプタの交換やCMOSリセット(放電)を実行し、改善が見られるかどうかも確認しましょう。
【音関連のトラブル】
NS350/CAB-KS 全ての音が出ない
ノートタイプのパソコンで 全ての音が出ないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSで音が一切出ない場合は、まず再生デバイスの設定とオーディオドライバの状態を確認します。
「サウンド設定」で出力デバイスが正しく設定されているか、デバイスマネージャーでオーディオが有効で正常に認識されているかをチェックします。
ドライバに異常がある場合は、Realtekやメーカーサイトの最新版をインストールし、それでも改善しなければセーフモードやLiveUSBで起動し、音が出るかを検証します。
NS350/CAB-KSのBIOSでAudio機能が無効になっていないかも確認します。ハード的な問題の可能性がある場合は、スピーカーの断線やマザーボード上のオーディオ回路故障を含めた点検を行います。
NS350/CAB-KS 全ての音が割れる
ノートタイプのパソコンで 全ての音が割れるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS350/CAB-KSで再生される音声が歪んだりノイズが混じる場合、ソフトウェア設定から物理的な構造まで幅広く切り分けます。
まず、音源やアプリを変えて症状が出るかを確認し、外部イヤホンやBluetoothスピーカーで音質が改善されるかを検証します。
次に、ドライバをアンインストール後、再インストールまたは標準ドライバへ切り替えを試みます。
サウンド設定でサンプリング周波数やビット深度を変更して改善があるかを確認し、さらにDolby AtmosやMaxxAudioといった音質補正ソフトを無効にして、ノイズの変化を観察します。
それでも症状が続く場合、NS350/CAB-KSの内蔵スピーカーやマザーボードのオーディオ回路に物理的な問題がある可能性があるため、分解・交換対応を検討します。
