[記事公開日]2025/04/30
【NS710/FAW-J】の故障・トラブル原因と症状別の切り分け
NS710/FAW-Jの故障・トラブルの原因と、症状別の切り分け方法をざっくりですが紹介しています。
「電源が入らない」「画面が映らない」「BIOS画面から進まない」などの症状など参考になれば幸いです
※当サイトでは、修理方法や技術的な相談・サポートは行っておりません。
NS710/FAW-Jの故障やトラブルでお困りの方へ 「自分では対応が難しいかも…」と感じたときは、ぜひ当店のパソコン修理サポートにご相談ください。
全国対応の宅配修理サービスにて、症状の診断・修理・データ救出まで幅広くサポートしております。
「原因が分からないので診断してほしい」「データだけでも取り出したい」といったご依頼も歓迎しております。 まずはお気軽にお問い合わせください。
👉 ご相談はこちらからどうぞ:「江戸川パソコンおたすけ隊」お問い合わせフォーム
パソコン修理店「江戸川パソコンおたすけ隊」のWEBサイトはこちらです。
もくじ
- 1 パソコンの部品をネットショップから探す
- 2 【電源・起動前のトラブル】
- 2.1 NS710/FAW-J 電源スイッチを押しても、何も起こらない
- 2.2 NS710/FAW-J 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らない
- 2.3 NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちる
- 2.4 NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されない
- 2.5 NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示される
- 2.6 NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されない
- 2.7 NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示される
- 2.8 NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返す
- 3 【電源・起動後のトラブル】
- 3.1 NS710/FAW-J 電源は入るものの画面に何も表示されない
- 3.2 NS710/FAW-J ファンの音はするが画面が真っ暗のまま
- 3.3 NS710/FAW-J 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまう
- 3.4 NS710/FAW-J BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていない
- 3.5 NS710/FAW-J 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)
- 3.6 NS710/FAW-J 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまう
- 3.7 NS710/FAW-J 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまう
- 3.8 NS710/FAW-J 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまう
- 3.9 NS710/FAW-J 画面が乱れてフリーズする
- 4 【システム・自動修復関連】
- 5 【黒い画面・ログイン画面に関するトラブル】
- 6 【PIN・パスワード・入力系のトラブル】
- 7 【ログイン後の不安定動作】
- 8 【デスクトップ・操作遅延】
- 9 【リソースの異常使用】
- 10 【入力トラブル】
- 11 【動作・安定性トラブル】
- 11.1 NS710/FAW-J 勝手にシャットダウンや再起動が起きる
- 11.2 NS710/FAW-J 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻る
- 11.3 NS710/FAW-J 画面が乱れて再起動する
- 11.4 NS710/FAW-J ブルースクリーンが発生する
- 11.5 NS710/FAW-J 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)
- 11.6 NS710/FAW-J 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)
- 11.7 NS710/FAW-J 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)
- 11.8 NS710/FAW-J フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)
- 11.9 NS710/FAW-J フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)
- 12 【音関連のトラブル】
パソコンの部品をネットショップから探す
※部品を交換する場合は、交換前の部品を必ず目視で確認しましょう!
間違えると取り付けられない場合があります。
NS710/FAW-J対応のACアダプターをネットショップで探す
NS710/FAW-J対応のメモリをネットショップで探す
NS710/FAW-J対応のファンをネットショップで探す
NS710/FAW-J対応のキーボードをネットショップで探す
NS710/FAW-J対応の液晶パネルをネットショップで探す
SATA SSDをネットショップで探す
NVMe SSDをネットショップで探す
2.5インチHDDをネットショップで探す
【電源・起動前のトラブル】
NS710/FAW-J 電源スイッチを押しても、何も起こらない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押しても、何も起こらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの電源スイッチを押しても一切反応がない場合、まずは放電を実施しましょう。バッテリーを取り外して数分放置し、再接続後に再度電源を入れてみてください。
反応がない場合は、ACアダプタに問題がないか確認が必要です。接続端子のぐらつきや、アダプタのLEDが点灯しているかどうか、NS710/FAW-Jに接続した際にLEDが消灯しないかをチェックします。接続後にLEDが消えるようであれば、マザーボード側でショートが発生している可能性があります。
別のACアダプタを試すか、今のアダプタを他のPCで使用して問題が再現しないか確認してください。それでも起動しない場合は、電源回路やマザーボードの故障が疑われ、基本的にはマザーボード交換が必要です。
NS710/FAW-J 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らない
ノートタイプのパソコンで 電源ボタンを何度も何度も押さないと電源が入らないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jがスムーズに起動せず、何度も電源ボタンを押す必要がある場合、電源スイッチの接触不良や劣化が原因と考えられます。まずは放電を行い、バッテリーを外した状態でACアダプタのみ接続して起動を試します。
改善が見られなければ、スイッチ基板やマザーボード側の電源制御回路の不具合が考えられます。こうした症状は徐々に悪化していく傾向があるため、なるべく早めに点検・交換を検討するのが望ましいです。
NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちる
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、一瞬だけ電源が入りすぐに電源が落ちるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの電源が一瞬だけ入ってすぐに切れる場合は、まずCMOSクリアを試してみましょう。ACアダプタ、バッテリー、CMOS電池を取り外して10分程度放置し、再度取り付けて起動してみてください。
それでも改善しない場合は、メモリの接触不良や不良品の可能性があります。メモリを取り外して端子を清掃し、1枚ずつ挿し直して起動を確認します。それでも変化がない場合、マザーボードの異常が原因として考えられます。
NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと内部から電子音(ピー)という音が鳴り何も表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jを起動するとビープ音が鳴るものの、画面に何も表示されない場合は、ハードウェアに何らかの問題がある可能性が高いです。
まずは増設機器をすべて外し、CPUとメモリのみで最小構成にして起動を試してください。症状が変わらない場合はマザーボードの故障、変化がある場合は取り外した部品のいずれかが原因と判断できます。
NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示される
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面が真っ白に表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jを起動すると電源は入るが、画面が真っ白なままという場合は、液晶パネルの故障やLCD/LVDSケーブルの異常が考えられます。あわせて、マザーボード側の映像出力部分に問題がある可能性も否定できません。
外部ディスプレイに接続して映像出力を確認することで、液晶パネル側のトラブルかどうかを切り分けることができます。外部モニタにも映像が出ない場合は、マザーボードの映像出力に問題がある可能性もあります。
このような症状でも、内部的にはOSが起動していることが多く、しばらくすると起動音が鳴ったり、キーボードのランプが反応する場合があります。
NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面の一部が表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの画面の一部が表示されずに欠けていたり、映像に異常がある場合、液晶パネルまたはLCD/LVDSケーブルの不良が原因とされます。
画面の角度を調整して表示が改善する場合は、ケーブルの接触不良が疑われます。ケーブルの抜き差しや再固定によって改善することがありますが、効果がない場合はケーブルやパネルの交換が必要になります。
NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示される
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、画面が乱れて表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jを起動すると画面全体にノイズが走る、色がおかしい、表示が崩れるといった症状がある場合は、グラフィックチップの故障、メモリの不具合、もしくは液晶パネルのトラブルが考えられます。
まずは外部モニタに接続して、正常に映像が出力されるか確認しましょう。外部出力が正常であれば、液晶パネルまたは内部ケーブルの異常が有力です。外部出力でも同様の乱れがある場合は、マザーボードやメモリの不良を疑い、それぞれを順に交換して確認する必要があります。
NS710/FAW-J 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返す
ノートタイプのパソコンで 電源スイッチを押すと、パソコンが勝手に再起動を繰り返すの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの電源を入れても、すぐに電源が切れて再起動を繰り返す症状は、自己診断(POST)中に異常が発生している可能性があります。原因としては、メモリやストレージ、マザーボードのいずれかの故障が考えられます。
メモリを1枚ずつ挿して確認したり、ストレージ(HDDやSSD)を一時的に取り外して起動確認することで、原因の切り分けが可能です。こうした対応でも改善しない場合は、マザーボードの交換が必要になるケースが多くなります。
【電源・起動後のトラブル】
NS710/FAW-J 電源は入るものの画面に何も表示されない
ノートタイプのパソコンで 電源は入るものの画面に何も表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源ランプが点灯し、ファンも動作しているにもかかわらず画面に何も表示されない場合、NS710/FAW-Jの映像出力系統に問題が生じている可能性があります。まずはHDMIやVGA、またはType-Cポートなどから外部モニターに接続し、映像が表示されるかを確認します。外部にも表示が出ない場合は、グラフィック出力の障害やマザーボード側の問題が考えられます。
このような状況では、NS710/FAW-J本体に放電処理(バッテリー・ACアダプター取り外し後、数分放置)を行い、改善がなければCMOSクリア(BIOS初期化)を実行します。それでも改善されない場合は、メモリモジュールをすべて抜き、1枚ずつ別スロットでの起動確認を行います。オンボードメモリ機種では、最小構成での通電テストやマザーボード交換が選択肢となります。
NS710/FAW-J ファンの音はするが画面が真っ暗のまま
ノートタイプのパソコンで ファンの音はするが画面が真っ暗のままの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ファンの回転音がしているのに、画面が真っ暗なままという場合、POST(電源投入時の自己診断)が正常に完了していない可能性があります。このようなときは、NS710/FAW-Jの電源を完全に切り、ACアダプターとバッテリーを外して数分間放電します。その後、メモリを全て抜き取り、1枚ずつスロットを変えながら再装着して動作確認を行います。
ストレージの取り外しや、CMOSクリアでBIOSを初期化する方法も効果的です。外部ディスプレイでも映像が出ない場合には、マザーボード上のグラフィック出力部、またはチップセットそのものの不良が疑われるため、基板交換を含めた修理検討が必要となる場合があります。
NS710/FAW-J 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入るとBIOS/UEFI画面に入ってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
Windowsが起動せず、NS710/FAW-Jが自動でBIOS画面に入ってしまう場合は、ブートドライブが認識されていない可能性があります。まずはBIOSでストレージの認識状態を確認し、表示されていなければ接続確認やストレージの交換を行います。
別のストレージで認識される場合は、元のストレージが故障していると判断します。どのストレージでも認識されない場合は、マザーボードのコネクタ部や回路側の不具合を疑います。
NS710/FAW-J BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていない
ノートタイプのパソコンで BIOS/UEFI画面は出るが、ストレージが認識されていないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-JのBIOSは正常に表示されるが、接続されているストレージが検出されないという場合、ストレージ自体の物理的な故障、またはストレージ接続端子の接触不良や破損が疑われます。まず正常なストレージを用意し、それを接続して認識されるかを確認するのが基本的な切り分け方法です。
それでも認識されない場合、マザーボード上のSATA端子やM.2スロットに問題がある可能性もあります。NS710/FAW-Jがオンボードストレージを採用している場合は、ストレージの取り外しができないため、マザーボード交換が現実的な修理手段となるケースもあります。
NS710/FAW-J 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ表示が長い(10秒以上)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの起動時、通常よりも長い時間メーカーロゴが表示される場合、ハードウェアの認識に時間がかかっている可能性があります。USB機器や外付けドライブなど、すべての外部機器を取り外し、本体単体での起動を試みます。
改善しない場合は、メモリやストレージを1つずつ取り外し・交換して、起動時の反応を確認します。とくにストレージの異常があると、BIOSがデバイスを認識するのに時間がかかり、ロゴ表示が長引く原因になります。ストレージを外した状態でスムーズにBIOSに入れる場合は、ストレージの不良が疑われます。
NS710/FAW-J 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ画面でフリーズしてしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源投入後にNS710/FAW-Jのロゴが表示されたまま動作が停止してしまう場合、周辺機器やストレージの異常によってPOSTが中断されている可能性が考えられます。まずは外部接続されているUSB機器やSDカードなどを全て取り外し、再度電源を投入して挙動を確認します。
それでも症状が改善しない場合は、内蔵ストレージを一度外し、ストレージ無しの状態で起動を試みます。BIOSに入れるようであれば、ストレージの不良が原因と考えられます。また、メモリの差し替えや交換も並行して実施し、最小構成で安定して動作するかを確認していくことが、原因切り分けの基本となります。
NS710/FAW-J 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴが表示された後再起動してしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
電源投入後にメーカーロゴが表示された直後、NS710/FAW-Jが勝手に再起動してしまう場合は、初期化プロセスの中でハードウェアが不安定になっている可能性があります。接続されているUSBデバイスやSDカードをすべて外して、単体構成での起動を試みます。
BIOSに入れるかどうかを確認し、BIOS上で安定していればストレージの破損、もしくはWindowsのシステムファイルやブート領域の損傷が考えられます。また、BIOS設定そのものに誤りがある場合もあるため、設定の見直しやリセットを行って再確認します。
NS710/FAW-J 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまう
ノートタイプのパソコンで 電源が入りメーカーロゴ表示後、BIOS/UEFI画面になってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで電源を入れるとメーカーロゴの後に自動的にBIOS画面が表示される症状は、起動用ストレージが正しく認識されていない、またはOSが破損しているケースが多くあります。まずはBIOS設定内でストレージが検出されているかを確認します。
認識されていない場合は、端子の接触不良またはストレージ本体の故障が疑われます。認識されている場合は、OSが壊れている可能性が高いため、他のストレージを使用してOSをインストールし直すことで動作確認を行います。
NS710/FAW-J 画面が乱れてフリーズする
ノートタイプのパソコンで 画面が乱れてフリーズするの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの起動時に画面が乱れて固まる場合、内蔵グラフィック機能やメモリに問題がある可能性があります。メモリのスロットを変えたり、別のメモリに交換して改善するかを確認します。
外部モニターに接続して同様の症状が出るか確認し、出る場合はマザーボードの不具合、出ない場合は液晶パネルやケーブルの故障と切り分けが可能です。
【システム・自動修復関連】
NS710/FAW-J ブルースクリーンが表示されて起動できない
ノートタイプのパソコンで ブルースクリーンが表示されて起動できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの電源を入れるとブルースクリーンが表示されて起動できない場合、ドライバの競合、システムファイルの損傷、もしくはハードウェア(特にストレージ(HDDやSSD))に障害が発生している可能性があります。表示されるSTOPコードを記録し、その内容に応じた対応を調べることが解決の第一歩です。
セーフモードに入ることができれば、直近でインストールしたドライバやアプリケーションのアンインストール、システムの復元を行いましょう。セーフモードでも起動できない場合は、インストールメディアや回復ドライブを使用して、スタートアップ修復、または「sfc /scannow」「DISM」などのコマンド修復を試みます。
ブルースクリーンの根本原因がストレージ(HDDやSSD)にあることも多く、ディスクの劣化やセクタ不良が起きている場合には、無理な起動や修復処理の繰り返しがかえってデータ破損を引き起こす可能性があるため、事前の診断やバックアップの取得を優先するのが安全です。
NS710/FAW-J システムの修復中と表示されてそこから先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムの修復中と表示されてそこから先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの画面に「システムの修復中」と表示されたまま動かない場合は、OSの自動修復機能が停止してしまっている状態です。これは強制終了、電源トラブル、またはストレージ(HDDやSSD)のエラーなどが原因で発生することがあります。
30分以上経過しても進まない場合は電源を一度切り、「詳細オプション」からスタートアップ修復や復元を試みましょう。あわせて「chkdsk」「sfc」などのコマンドでファイルシステムの整合性を確認することも重要です。なお、ストレージに異常がある状態で処理を進めると、状況が悪化する場合があるため、作業前にストレージの状態を確認するのが安全です。
NS710/FAW-J システムが修復できませんでしたと表示される
ノートタイプのパソコンで システムが修復できませんでしたと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jが起動時に「システムが修復できませんでした」と表示される場合、自動修復が問題を解決できなかったことを示しています。まずは、すべてのUSB機器や外部デバイスを取り外し、再度起動を試みましょう。
解決しない場合は、セーフモードから復元ポイントの使用、または「sfc /scannow」や「DISM」コマンドを用いた修復を行います。ストレージ(HDDやSSD)の故障も原因の一つとして挙げられるため、診断ツールで状態を確認し、異常がある場合は早めにバックアップとストレージ交換を検討する必要があります。操作を続けることで症状が悪化し、復旧が困難になる場合もあるため、注意が必要です。
NS710/FAW-J システムを診断中と表示されて先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムを診断中と表示されて先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで「システムを診断中」と表示されたままフリーズしてしまう場合、自動診断が進まない原因はストレージ(HDDやSSD)のエラー、もしくはシステムファイルの破損による処理停止が考えられます。
長時間画面が変化しない場合は、PCを一度強制終了して再起動し、「詳細オプション」メニューからスタートアップ修復やシステムの復元を行います。また、コマンドプロンプトにて「chkdsk」や「sfc」を実行し、ディスクとシステムの整合性を確認します。ストレージに不良がある状態でこれらの操作を行うと、症状が悪化する可能性もあるため、状態確認とデータ保護を優先的に行うよう心がけましょう。
NS710/FAW-J システムの自動修復中と表示され先に進まない
ノートタイプのパソコンで システムの自動修復中と表示され先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
「自動修復中」のまま停止しているNS710/FAW-Jは、自動修復が正常に完了できずループ状態にある可能性があります。システムファイルの破損や、ストレージ(HDDやSSD)の障害が影響している場合があります。
まずは周辺機器をすべて外し、回復環境からスタートアップ修復、システムの復元を実行しましょう。さらに「CHKDSK」や「SFC」コマンドでの修復も有効です。ストレージが不安定な状態でこれらの修復を行うと、ファイルの読み書きによって障害が進行する恐れもあるため、可能であれば事前にバックアップやストレージ診断を行ってから対応してください。
NS710/FAW-J Windowsが起動できませんでしたと表示される
ノートタイプのパソコンで Windowsが起動できませんでしたと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで「Windowsが起動できませんでした」と表示された場合、前回の起動が正常に終了しなかったことが原因です。まずは「セーフモード」や「前回正常起動時の構成」を選んで起動を試みます。
それでも起動に失敗する場合は、回復メディアを使ってスタートアップ修復やコマンドによる修復操作(「sfc」「DISM」)を行います。ストレージ(HDDやSSD)のセクタ不良や劣化によって、システムファイルの読み込みに失敗していることもあるため、診断を早めに行い、必要であればバックアップを取ってから修復作業に進むと安心です。
【黒い画面・ログイン画面に関するトラブル】
NS710/FAW-J 起動中に再起動してしまう
ノートタイプのパソコンで 起動中に再起動してしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jが起動の途中で勝手に再起動してしまう症状は、OS読み込み中に致命的なエラーが発生しているか、ストレージ(HDDやSSD)やメモリの不良が原因である可能性があります。まずはセーフモードでの起動を試し、ログやイベントビューアーで原因を探ります。
それでも解決しない場合は、メモリテストやストレージの診断を行い、ハードウェアに問題がないかを確認してください。ストレージに障害がある場合は、操作の継続が症状を悪化させるため、慎重な対応が必要です。
NS710/FAW-J 黒い画面にマウスカーソルのみ表示される
ノートタイプのパソコンで 黒い画面にマウスカーソルのみ表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jを起動後、黒い画面にマウスカーソルのみが表示される場合、Windowsのログオンプロセスやエクスプローラーの起動処理に問題が生じている可能性があります。Ctrl + Alt + Delキーでタスクマネージャーを呼び出せるようであれば、「explorer.exe」を新規タスクとして実行してみてください。
それでも改善しない場合は、セーフモードで起動し、不要なスタートアップ項目の見直しやシステムの復元を試みましょう。
NS710/FAW-J 黒い画面にマウスカーソルが点滅して表示される
ノートタイプのパソコンで 黒い画面にマウスカーソルが点滅して表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jを起動すると黒い画面に点滅するカーソルだけが表示される場合、ブート構成の破損やストレージ(HDDやSSD)の読み込み不良が原因と考えられます。
インストールメディアを使って「bootrec /fixmbr」「bootrec /rebuildbcd」などのブート修復コマンドを実行します。ただし、ストレージが物理的に損傷している場合は修復処理によって状況が悪化する可能性もあるため、先にバックアップの検討と診断を行うことをおすすめします。
NS710/FAW-J 背景は表示されるもののログイン画面が表示されない
ノートタイプのパソコンで 背景は表示されるもののログイン画面が表示されないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
背景のみ表示されてログイン画面が表示されない場合は、ログオンプロセスやプロファイルの読み込みに異常がある可能性があります。セーフモードで起動できれば、プロファイルの修復やレジストリの確認、システムの復元を行ってください。
また、スタートアップに登録されたプログラムが妨げになっていることもあるため、不要なプログラムの無効化も視野に入れて対応を進めましょう。
NS710/FAW-J ログイン画面まで進むのに時間がかかる(3分以上)
ノートタイプのパソコンで ログイン画面まで進むのに時間がかかる(3分以上)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで電源を入れてからログイン画面が表示されるまでに異常なほど時間がかかる場合、スタートアッププログラムの影響やシステム構成の不具合、ストレージ(HDDやSSD)の動作不良などが要因として考えられます。
セーフモードでの起動が速いようであれば、スタートアップの見直しと「sfc」「DISM」などによるシステム修復を行いましょう。ストレージに不良が見つかる場合は、遅延がさらに悪化して起動不能になる前にバックアップを取り、交換も検討してください。
【PIN・パスワード・入力系のトラブル】
NS710/FAW-J パスワードやPINが入力できない
ノートタイプのパソコンで パスワードやPINが入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jのログイン画面でキーを押しても文字が表示されない場合、まず考えられるのはキーボードの認識不良や物理的な不具合です。特にノートパソコンでは、内蔵キーボードが故障していたり、埃や水分が入り込んで接点が正常に機能していないこともあります。また、外付けのUSB機器が干渉しているケースもあるため、周辺機器の影響も無視できません。
まずはNS710/FAW-Jに接続されているUSB機器(外付けマウス、キーボード、USBメモリなど)をすべて取り外して再起動し、その状態でPINやパスワードを入力してみてください。外付けのUSBキーボードを接続して反応する場合、内蔵キーボードの物理的故障である可能性が高くなります。
また、オンスクリーンキーボード(ソフトウェアキーボード)を利用することで、一時的に文字入力が可能になるケースもあります。どうしても反応がない場合は、セーフモードで起動してからデバイスマネージャーを開き、キーボードのドライバを更新または削除し、再起動後に自動的に再認識させて確認する方法も有効です。
NS710/FAW-J PIN/パスワードを入力しても正しくないと表示される
ノートタイプのパソコンで PIN/パスワードを入力しても正しくないと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで正確にPINやパスワードを入力しているはずなのに「正しくありません」と表示される場合、実際には入力の内容がシステムに正確に伝わっていない可能性があります。多くの場合、Caps Lockが有効になっていたり、テンキーのNum Lockが無効になっていたりすることが原因です。
また、ログイン画面の右下にある言語設定を確認し、キーボード配列が「JP(日本語)」か「ENG(英語)」であるかを確認しましょう。JIS配列とUS配列では記号や数字の入力位置が異なり、意図しない入力になることがあります。
繰り返しログインに失敗した場合、Microsoftアカウントを使用しているなら、スマートフォンなどからリモートでパスワードリセットを行うこともできます。ローカルアカウントの場合は、セーフモードで起動し、別の管理者アカウントから該当ユーザーのパスワードを変更することで対応が可能です。
NS710/FAW-J 文字を入力すると反映されるまで数秒かかる
ノートタイプのパソコンで 文字を入力すると反映されるまで数秒かかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
文字入力が即時反映されず、数秒の遅延が発生する場合は、NS710/FAW-Jが高い負荷状態にあるか、ストレージ(HDDやSSD)のパフォーマンスが著しく低下していることが原因です。特にWindows Updateの適用直後や、ストレージが劣化していると、こうした反応の遅れが目立ちます。
セーフモードで起動し、スタートアッププログラムやバックグラウンドタスクを一時的に停止することで症状が改善されるか確認してください。また、タスクマネージャーでCPU、メモリ、ディスク使用率を観察し、特定のプロセスが高負荷をかけていないか確認するのも重要です。
ストレージに不具合があるまま使用を続けると、状況がさらに悪化しデータ損失に至る危険もあります。健康状態を確認し、異常があれば早めのバックアップと交換が必要です。
NS710/FAW-J PINやパスワードを入力した後、背景だけ表示されて先に進まない
ノートタイプのパソコンで PINやパスワードを入力した後、背景だけ表示されて先に進まないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jでログイン後に背景画像だけが表示され、デスクトップやタスクバーが表示されない場合、Windowsのログオン処理が途中で停止していると考えられます。主な原因として、ユーザープロファイルの破損、explorer.exeの起動失敗、または一部のドライバ・スタートアッププログラムの競合が挙げられます。
まずCtrl + Alt + Delを押してタスクマネージャーが起動するか確認してください。起動できる場合は「ファイル」→「新しいタスクの実行」→「explorer.exe」と入力して手動起動を試みます。
それでも改善しない場合は、セーフモードで起動し、別のユーザーアカウントで正常にログインできるかを試します。正常にログインできるアカウントがある場合、プロファイルが破損している可能性が高いため、新たなアカウントの作成とデータの移行を行いましょう。また、ドライバの競合を避けるため、不要なドライバやソフトウェアを一時的に無効にするのも効果的です。
NS710/FAW-J PINやパスワードを入力した後、マウスカーソルしか出てこない
ノートタイプのパソコンで PINやパスワードを入力した後、マウスカーソルしか出てこないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ログイン後にNS710/FAW-Jの画面が真っ暗で、マウスカーソルだけが表示される状態は、explorer.exeが起動に失敗しているか、スタートアップ構成に不具合があるときに起きます。
Ctrl + Alt + Delを使ってタスクマネージャーを起動し、「新しいタスクの実行」からexplorer.exeの手動起動を試してみてください。
また、セーフモードで起動し、sfc /scannow やDISMによるシステム修復コマンドを実行することで、破損したシステムファイルを修復できる可能性があります。
【ログイン後の不安定動作】
NS710/FAW-J ログイン後、真っ暗な画面が数分続いた後にようやくデスクトップが出る
ノートタイプのパソコンで ログイン後、真っ暗な画面が数分続いた後にようやくデスクトップが出るの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jにログイン後、しばらく黒い画面が続いたあとにようやくデスクトップが表示されるという場合、ログオン後の処理に非常に時間がかかっていることが示唆されます。スタートアップで重いプログラムが動作していたり、ストレージ(HDDやSSD)の読み取り速度が低下していると、こうした遅延が発生します。
セーフモードでログインが可能であれば、不要なスタートアップ項目の無効化、またはプロファイルの新規作成を行って、挙動が改善するかを確認しましょう。また、ストレージの健康状態をチェックして、読み取り不良やアクセス遅延が起きていないか確認することも重要です。
特にHDDを使用している場合は、経年劣化により読み取り速度が著しく低下することがあり、Windowsの動作全体が重くなる要因となります。
NS710/FAW-J ログイン後、デスクトップ画面が表示されるまで時間がかかる
ノートタイプのパソコンで ログイン後、デスクトップ画面が表示されるまで時間がかかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ログインからデスクトップ表示までが異常に長い場合、NS710/FAW-Jで実行されているスタートアッププログラムやサービスの影響、またはディスクアクセスの遅延が疑われます。
まずはセーフモードで起動し、「スタートアップ」タブやmsconfigから自動起動する項目をチェック・無効化して再起動してみましょう。これにより原因となっているサービスを特定できる可能性があります。
改善されない場合は、ストレージの健康状態を診断し、必要に応じてSSDへの換装やシステム復元による対応を検討してください。
NS710/FAW-J ログインしてもすぐにログイン画面に戻ってしまう
ノートタイプのパソコンで ログインしてもすぐにログイン画面に戻ってしまうの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jにログインしようとするとすぐにログイン画面へ戻ってしまう症状は、ユーザープロファイルの破損やログオンスクリプトの誤動作、またはポリシー設定による制限が原因として考えられます。
セーフモードで別の管理者アカウントにログインできるか確認し、問題があるアカウントのプロファイルを新規で作成、必要なデータを移行することで解決を図ります。
イベントビューアーを使えば、ログオン直後に何が原因で強制ログアウトされているかを調べることができます。ログファイルに記録されているエラーコードをもとに、より正確な修復作業が可能になります。
NS710/FAW-J デスクトップ表示後、再読み込みをしているように画面がちらつく
ノートタイプのパソコンで デスクトップ表示後、再読み込みをしているように画面がちらつくの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
ログイン直後にNS710/FAW-Jの画面が断続的にちらつく場合、explorer.exeが何度もクラッシュして再起動を繰り返している可能性があります。これはシェル拡張やスタートアップアプリが原因になっていることが多いです。
セーフモードで起動し、スタートアップ構成や最近インストールされたアプリケーションを見直してください。問題のあるアプリを削除することで、症状が改善されることがあります。
また、sfcやDISMを使った修復、レジストリ設定の確認、そして復元ポイントによるロールバックも、根本的な解決策として有効です。
NS710/FAW-J ログイン後、同じタイミングで必ずフリーズする
ノートタイプのパソコンで ログイン後、同じタイミングで必ずフリーズするの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jでログイン直後に必ず同じタイミングでフリーズする場合、スタートアップに登録された特定のアプリやドライバの不具合が原因であることが多いです。ログイン後すぐに自動起動するアプリがフリーズを引き起こしている可能性が高いため、慎重な切り分けが必要です。
セーフモードで起動し、イベントビューアーを用いてエラーの発生箇所を確認したうえで、問題となるアプリやサービスの無効化・削除を行いましょう。
それでも改善が見られない場合は、クリーンブートによる検証や、新規プロファイルの作成、さらにはWindowsの修復インストールを検討して、安定動作を目指す必要があります。
【デスクトップ・操作遅延】
NS710/FAW-J デスクトップのアイコンがクリックできない(反応が無い)
ノートタイプのパソコンで デスクトップのアイコンがクリックできない(反応が無い)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-JでWindowsが起動し、デスクトップが表示されているにもかかわらず、アイコンをクリックしても反応しない場合は、Windowsシェル(explorer.exe)が一時的にフリーズしている可能性があります。特に起動直後の場合は、Windowsがバックグラウンドでアップデート処理やサービス起動を行っており、それにより応答が鈍くなっていることがあります。また、ハードウェアに負荷がかかっている状態や、ストレージのアクセス遅延、メモリ不足なども原因として考えられます。
このような症状が出た際には、まずCtrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開き、explorer.exeの応答状況を確認しましょう。応答がない場合は、一度タスクを終了させてから再起動することで改善されるケースが多いです。加えて、スタートアップアプリや不要なサービスを無効にすることで、今後の発生頻度を下げることもできます。
NS710/FAW-J アイコンをクリックしても、なかなか起動しない
ノートタイプのパソコンで アイコンをクリックしても、なかなか起動しないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jのデスクトップやタスクバー上のアイコンをクリックしてからアプリケーションが起動するまでに著しい遅延がある場合、パソコンのリソースが逼迫していることが多いです。特に、HDD搭載機や、メモリ容量が4GB以下のPCでは、起動プロセスに必要なリソースが不足して反応が極端に遅くなる傾向があります。
タスクマネージャーを開いて、ディスク・メモリ・CPUの使用状況を確認し、使用率が高いプロセスを終了することで改善される場合があります。また、スタートアップに登録されている常駐プログラムが多すぎると起動に時間がかかるため、不要なアプリを無効にすることも効果的です。
NS710/FAW-J ファイルを開くとアプリケーションを選択してくださいと表示される
ノートタイプのパソコンで ファイルを開くとアプリケーションを選択してくださいと表示されるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-J 何をするにもとにかく遅い
ノートタイプのパソコンで 何をするにもとにかく遅いの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jが起動はするものの、どの操作も著しく遅く、アプリ起動やファイルアクセスに数十秒以上かかる場合、パフォーマンスに重大な問題が発生しています。HDDの劣化、スタートアップの過剰登録、不要なサービスの起動、マルウェアの存在など、原因は多岐にわたります。
このような場合、まずセーフモードで起動してみることで、基本動作に改善が見られるかを確認します。改善があれば、通常起動時に読み込まれるソフトウェアやサービスの影響と特定できます。さらに、sfc /scannowコマンドやディスクチェック、ストレージ(HDDやSSD)の健康診断を実施することで、物理的な劣化の有無も確認しておきましょう。
【リソースの異常使用】
NS710/FAW-J タスクマネージャーのメモリ使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのメモリ使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
メモリ使用率が100%近くを維持している状態がNS710/FAW-Jで続く場合、大量のメモリを消費するアプリケーションが常駐している、または搭載されているメモリ容量自体が足りていないといった理由が考えられます。
タスクマネージャーでメモリ使用率が高いアプリを特定し、それを一時的に終了することで症状が改善することがあります。さらに、仮想メモリの設定変更(手動拡張)や、不要なスタートアッププログラムの無効化も有効です。物理的な増設が可能であれば、メモリの増設を検討しましょう。
NS710/FAW-J タスクマネージャーのCPU使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのCPU使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
CPU使用率が長時間にわたって100%近くの状態で推移している場合、NS710/FAW-Jではバックグラウンドで実行されているアップデート処理やスキャン作業、または暴走したアプリケーションによるリソース占有が疑われます。まれにウイルスやマルウェアがCPUを異常に使い続けるケースもあります。
タスクマネージャーで使用率の高いプロセスを特定し、不要なプログラムは終了させてください。また、セーフモードでの起動でCPU使用率が落ち着くようであれば、常駐ソフトやスタートアップに原因がある可能性が高いです。ウイルススキャンや不要ソフトのアンインストールも並行して実施しましょう。
NS710/FAW-J タスクマネージャーのディスク使用率が100%に近く下がらない
ノートタイプのパソコンで タスクマネージャーのディスク使用率が100%に近く下がらないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
【入力トラブル】
NS710/FAW-J 一部の文字が入力できない
ノートタイプのパソコンで 一部の文字が入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
特定のキーのみが入力できなかったり、何度押しても文字が入力されないという症状がNS710/FAW-Jで発生する場合、内蔵キーボードのハードウェア的な不良が原因として考えられます。水濡れや長年の使用による接点の劣化などが代表的な原因です。
まずは外付けのUSBキーボードを接続し、同じキーが正常に入力できるか確認してください。外付けで問題が解消する場合、内蔵キーボードの交換が必要です。一方、ソフトウェア的な設定ミスやIMEの誤動作も要因となり得るため、言語設定や入力方式の見直しも合わせて行ってください。
NS710/FAW-J 文字が入力できない
ノートタイプのパソコンで 文字が入力できないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
キーボード操作にまったく反応がない場合、NS710/FAW-Jではドライバの読み込み失敗、IMEの異常、あるいはハードウェアの断線などが考えられます。システムが不安定な状態では、入力を受け付けても画面に表示されないケースもあります。
オンスクリーンキーボードや外付けキーボードで代用しながら、デバイスマネージャーでキーボードドライバの状態を確認してください。エラーが出ている場合は、ドライバの更新や削除→再起動による再認識を行ってみましょう。
NS710/FAW-J 文字を入力しても反映されるまでに時間がかかる
ノートタイプのパソコンで 文字を入力しても反映されるまでに時間がかかるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
【動作・安定性トラブル】
NS710/FAW-J 勝手にシャットダウンや再起動が起きる
ノートタイプのパソコンで 勝手にシャットダウンや再起動が起きるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの使用中に突然電源が切れてしまったり、再起動が勝手に始まってしまう現象は、複数の原因が絡んでいる可能性があります。代表的な要因としては、本体の過熱による保護機能の作動や、デバイスドライバの不具合、Windowsのシステム異常などが挙げられます。
まずは、NS710/FAW-Jの本体が異常に熱を帯びていないかを確認し、ファンが正常に作動しているか、また排気口が詰まっていないかを目視で点検してみてください。特にファンの回転音がいつもより大きい場合や、本体が極端に熱くなっているようであれば、冷却性能が低下している可能性があります。
また、Windowsに備わっている「イベントビューア」を利用することで、シャットダウン直前のエラーログを確認できるため、具体的なトラブルの手がかりになる場合があります。NS710/FAW-Jで最近インストールした更新プログラムやドライバが影響していないかも、合わせて確認しておくとよいでしょう。
こうした症状に対する対処や原因の切り分けを行う際には、ストレージにアクセスする機会が増えるため、NS710/FAW-J内の大切なデータについては、事前にバックアップを取得してから作業を進めるようにしてください。
NS710/FAW-J 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻る
ノートタイプのパソコンで 操作中に画面が一瞬だけ暗転して元に戻るの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの操作中、画面が一瞬だけ暗くなってすぐ元に戻るという現象が見られる場合、グラフィックドライバや電源設定に関連した問題が影響している可能性があります。
このような症状が頻繁に発生するようであれば、NS710/FAW-Jにインストールされているディスプレイドライバを確認し、最新版へのアップデート、または一度アンインストールしてからの再インストールを試してみてください。ドライバの一時的なクラッシュが原因で、画面が一瞬落ちて復旧するという動作が発生することがあります。
さらに、NS710/FAW-Jの電源オプションで省電力関連の設定が過剰になっていないかを見直すことも大切です。ディスプレイの電源オフ設定が短く設定されていると、操作中でも意図せず暗転する場合があります。
これらの設定変更を行う前に、システムの復元ポイントを作成しておくことで、万一の際にも元の状態に戻せるよう備えておくと安心です。
NS710/FAW-J 画面が乱れて再起動する
ノートタイプのパソコンで 画面が乱れて再起動するの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの使用中に突然画面表示が乱れ、そのまま再起動が始まるといったケースでは、グラフィックに関連する異常が起きている可能性があります。特にGPUの動作異常やグラフィックドライバの不整合、あるいは一時的な電力不足などが影響しているかもしれません。
このような場合は、まずNS710/FAW-Jをセーフモードで起動してみてください。セーフモード中に画面が乱れないようであれば、通常起動時に読み込まれるドライバやアプリケーションに原因がある可能性が高くなります。
一度グラフィックドライバを削除し、公式サイトなどから再インストールすることで改善されるケースもあります。また、NS710/FAW-Jに外付けのディスプレイを接続して同じように表示が乱れるかどうかを確認すれば、内蔵ディスプレイの不良との切り分けも可能です。
画面の乱れと再起動を繰り返す状態では、ストレージの書き込み処理が不安定になり、データ破損のリスクが高まります。症状が続くようであれば、NS710/FAW-J内の重要データを早めにバックアップしておくことを強く推奨します。
NS710/FAW-J ブルースクリーンが発生する
ノートタイプのパソコンで ブルースクリーンが発生するの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの利用中に突然ブルースクリーン(BSoD)が表示された場合、システムに重大なエラーが発生し、Windowsが自己保護のため強制的に動作を停止させたということになります。
画面には「MEMORY_MANAGEMENT」や「CRITICAL_PROCESS_DIED」といったエラーコードが表示されることがありますが、これらは異常の種類を特定するためのヒントとなります。まずはNS710/FAW-Jのメモリに異常がないか、診断ツールを用いてチェックしてください。
加えて、NS710/FAW-Jに新たに追加されたデバイスやインストールされたソフトウェアがシステムに干渉している可能性もあります。互換性の問題によってブルースクリーンが誘発されることもあるため、直近の変更内容を確認することが重要です。
また、ストレージに不良セクタがあると、システムファイルの読み込みに失敗し、ブルースクリーンに至るケースもあります。大切なデータを保護するためにも、NS710/FAW-Jの状態が不安定なうちにこまめなバックアップを実施するようにしましょう。
NS710/FAW-J 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)
ノートタイプのパソコンで 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動しない)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで作業中に突然電源が「ブツン」と切れ、その後まったく反応がなくなるという状況は、電源ユニットや基板の一部に不具合が発生している可能性があります。ただし、こうした症状でもすぐに故障と決めつけず、段階的に確認を進めてください。
まずはNS710/FAW-JのACアダプターが正しく接続されているか、電源ケーブルに断線がないかを確認しましょう。可能であれば、別のアダプターでの動作も試してみるとよいでしょう。取り外し可能なバッテリーが搭載されている機種であれば、一度取り外してから数分放電し、再度装着して起動を試してみてください。
内部のホコリが原因で放熱が妨げられ、過熱によって電源が遮断される場合もあります。NS710/FAW-Jの通気口やファン周辺を軽く清掃するだけでも、改善につながることがあります。
再びNS710/FAW-Jが起動可能になった際には、まず大切なデータのバックアップを行いましょう。電源断の際にストレージへの書き込みが不完全だった場合、データが破損している可能性もあるため、早めの確認と保全が重要です。
NS710/FAW-J 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)
ノートタイプのパソコンで 電源がブツンと落ちる(落ちた後再起動する)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jが突然電源断された後、自動的に再起動する場合は、ハード的な電源供給の不安定さに加え、OS・ドライバの再起動設定やストレージ系の障害も考慮します。
まず、イベントビューアで再起動直前のログを確認し、「Kernel-Power」「BugCheck」などの記録があるかを調べ、ダンプファイルがあれば分析します。
ACアダプタとバッテリーの挙動をそれぞれ単独で試し、再起動がどちらの電源供給時に起きるかを検証します。
ファン動作やCPU温度を監視し、熱暴走による強制シャットダウンの疑いがある場合は、冷却システムのメンテナンスを行います。
再起動がストレージ読込中や高負荷時に集中する場合は、NS710/FAW-Jに搭載されたSSDのI/Oエラーやファームウェア不良が関与している可能性があるため、CrystalDiskInfoなどで状態確認を行い、異常があれば交換を前提にデータのバックアップを最優先に進めます。
加えて、Windowsの「システムエラー時に自動的に再起動する」設定が有効になっていると、ブルースクリーンを経由せずに再起動してしまうことがあるため、該当設定を一時的に無効化して症状を再確認します。
NS710/FAW-J 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)
ノートタイプのパソコンで 短い時間のフリーズが発生する(数秒~数十秒)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jの動作が数秒〜十数秒間だけ停止する症状は、I/Oの遅延やバックグラウンドプロセスによる負荷などが影響している場合があります。
タスクマネージャーやリソースモニターでCPU・メモリ・ディスクの利用状況を確認し、特定プロセスによる極端なリソース消費がないかを確認します。
あわせてイベントビューアで「ディスク」「nvstor」などのログを調べ、ストレージエラーの兆候がないかを確認します。NS710/FAW-Jに搭載されているSSDの状態はCrystalDiskInfoでチェックし、必要であれば交換を検討します。
さらに、`sfc /scannow` や `DISM` によるシステムファイル修復を実行して、OS側の問題も排除しておきます。
マウスカーソルが動くかどうかを観察することで、フリーズの深刻度や範囲を判断することが可能です。
NS710/FAW-J フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)
ノートタイプのパソコンで フリーズが発生する(マウスカーソルは動くが強制終了が必要)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで操作が一切できず、マウスカーソルだけが動くという症状が出る場合、ドライバやアプリの応答停止が関係していることがあります。
イベントビューアで「Application Hang」などのログを確認し、どのアプリケーションが問題を引き起こしているか調べます。スタートアップアプリやセキュリティソフトを一時無効化し、セーフモードでの再現性を確認するのも有効です。
また、ストレージのI/O応答に遅延があると、システム全体の操作に支障が出るため、NS710/FAW-Jに接続されたSSDの診断も行います。接続端子の緩みやNVMeスロットの不良も視野に入れて調査します。
それでも改善しない場合は、OS修復コマンドの実行や、新しいユーザープロファイルの作成、最終的にはクリーンインストールの準備を行います。
NS710/FAW-J フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)
ノートタイプのパソコンで フリーズが発生する(マウスカーソルも含めて動かない)の症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
マウスもキーボードも完全に無反応な状態がNS710/FAW-Jで起きる場合、ハードウェア側の動作停止も含めた切り分けが求められます。
最初にメモリテスト(MemTest86等)を行い、RAMにエラーがないかを調べます。異常があればメモリの交換を行い、再発を防ぎます。
次に冷却状態の確認を行い、NS710/FAW-J内部にホコリがたまっていないか、ファンが正しく回っているか、CPUグリスが劣化していないかをチェックします。
イベントログが直前で止まっている場合は、電源の供給不良やマザーボード上の異常も疑い、ACアダプタの交換やCMOSクリアなどのリセット操作も試します。
【音関連のトラブル】
NS710/FAW-J 全ての音が出ない
ノートタイプのパソコンで 全ての音が出ないの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで音がまったく出ない場合、まずソフトウェアの設定やドライバの状態から確認し、次にハードウェア面を点検します。
「サウンド設定」から、正しい再生デバイス(スピーカーやイヤホンなど)が選択されているかを確認し、「デバイスマネージャー」でオーディオデバイスが正常に認識されているか、無効化されていないかを確認します。
ドライバが破損している可能性がある場合は、一度アンインストールしてから最新のドライバをインストールし直します。
それでも解決しない場合は、UbuntuなどのLive USBで起動して音が出るか確認することで、ソフトウェアかハードウェアかを切り分けられます。
さらに、NS710/FAW-JのBIOS設定でAudio機能が無効になっていないかも確認し、ハード的な原因が疑われる場合は内蔵スピーカーの断線やマザーボード上のオーディオ回路の不良を調査し、必要に応じて修理・交換を行います。
NS710/FAW-J 全ての音が割れる
ノートタイプのパソコンで 全ての音が割れるの症状について詳しく解説(ノートタイプ共通)
NS710/FAW-Jで再生される音声が歪んだりノイズが混じる場合、ソフトウェア設定から物理的な構造まで幅広く切り分けます。
まず、音源やアプリを変えて症状が出るかを確認し、外部イヤホンやBluetoothスピーカーで音質が改善されるかを検証します。
次に、ドライバをアンインストール後、再インストールまたは標準ドライバへ切り替えを試みます。
サウンド設定でサンプリング周波数やビット深度を変更して改善があるかを確認し、さらにDolby AtmosやMaxxAudioといった音質補正ソフトを無効にして、ノイズの変化を観察します。
それでも症状が続く場合、NS710/FAW-Jの内蔵スピーカーやマザーボードのオーディオ回路に物理的な問題がある可能性があるため、分解・交換対応を検討します。
