[記事公開日]2025/05/07
[最終更新日]2025/05/20
ストアアプリとデスクトップアプリの違いは何ですか?
はじめに
Windowsには「ストアアプリ(Microsoft Storeアプリ)」と「デスクトップアプリ(従来型アプリ)」の2種類のアプリケーションがあります。見た目や操作感が似ていても、設計思想や動作環境、インストール方法に明確な違いがあります。本記事では、その違いをわかりやすく比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
🧩 ストアアプリとは?
-
Microsoft Storeからインストールできるアプリ(例:Netflix、OneNoteなど)
-
UWP(Universal Windows Platform)またはMSIX形式で提供される
-
サンドボックス(制限された環境)で動作し、システムに影響を与えにくい
-
自動アップデートに対応し、セキュリティ管理がしやすい
-
インストールやアンインストールが簡単で、ゴミが残りにくい
✅ 主にスマホ感覚で使える、シンプルなアプリが多い
💻 デスクトップアプリとは?
-
公式サイトやCD/DVD、USBなどからインストールする従来型のアプリ(例:Google Chrome、Adobe Photoshopなど)
-
exe形式やmsi形式で提供される
-
システム全体にアクセスできるため高機能だが、セキュリティリスクもある
-
アップデートやアンインストールの管理が手動の場合が多い
-
一部は管理者権限が必要、レジストリに情報が残ることもある
✅ ビジネス向けや高機能な作業用アプリは、ほとんどがこの形式
🔍 比較表
| 項目 | ストアアプリ | デスクトップアプリ |
|---|---|---|
| インストール元 | Microsoft Store | 公式サイト、外部メディア |
| ファイル形式 | MSIX / UWP | exe / msi |
| セキュリティ | サンドボックス動作で安全性が高い | システムに深く関与しリスクもある |
| 更新方法 | 自動更新(Store経由) | 手動が多い |
| アンインストールの簡便さ | ワンクリックで簡単 | アンインストーラーが必要な場合あり |
| 使用可能な権限 | 制限された環境(アクセス制限あり) | フルアクセス(高度な処理が可能) |
📝 どちらを選ぶべき?
-
ストアアプリは、軽量で安全に使いたい方、PC初心者、設定に詳しくない方におすすめです。
-
デスクトップアプリは、高機能ソフトを使いたい方、業務利用、細かい設定を自由に行いたい方に向いています。
利用目的や操作環境に応じて、最適なアプリ形式を選ぶことが大切です。
➡️ 関連リンク
➡️ 同じカテゴリの別の記事はこちら
