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[記事公開日]2025/06/05

Windowsの「クイック削除」と「高パフォーマンス」の違いと選び方ガイド

はじめに

外付けHDDやUSBメモリなどのリムーバブルストレージを使用する際、Windowsには「クイック削除」と「高パフォーマンス」という2つの動作モードがあります。どちらを選ぶかによって、デバイスの速度や安全性に影響が出るため、それぞれの特徴と最適な選び方を理解することはとても重要です。

この記事では、この2つのモードの違いや切り替え方法、どちらを選ぶべきかの判断基準をわかりやすく解説します。


🧭 モードの概要

モード名 主な特徴 向いている用途
クイック削除 取り外しを安全にするためキャッシュを制限。書き込み速度はやや遅い 頻繁に抜き差しするUSBメモリやポータブルHDD
高パフォーマンス 書き込みキャッシュを活用して転送速度を高速化。ただし、取り外しには安全な操作が必須 外付けHDDなど常時接続を前提としたストレージ

📝 クイック削除とは?

「クイック削除」モードでは、書き込みキャッシュ機能を抑えることで、ストレージをPCから物理的に抜くときの安全性を重視しています。このモードでは、ユーザーが「ハードウェアの安全な取り外し」を使わなくても基本的には大丈夫という設計です。

✅ メリット

  • 誤って抜いてしまってもデータ損失のリスクが少ない

  • ラップトップユーザーや出先での運用に適している

⚠️ デメリット

  • 書き込み速度がやや遅くなる

  • 大容量ファイルの転送には不向き


🚀 高パフォーマンスモードとは?

「高パフォーマンス」モードでは、PCのメモリを活用した書き込みキャッシュが有効になります。その結果、データの転送速度は大幅に向上しますが、キャッシュ処理中にストレージを抜いてしまうとデータが破損するリスクが高まります。

✅ メリット

  • データ転送が速く、特に大容量ファイルに効果的

  • 外付けHDDSSDの性能を最大限に引き出せる

⚠️ デメリット

  • 正しい手順での取り外しが必須(安全な取り外しをしないと危険)

  • 停電やシステムクラッシュ時に未保存のデータが失われることがある


🔧 切り替え方法(Windows 10/11)

  1. 「デバイスマネージャー」を開く

  2. 「ディスクドライブ」から対象の外付けHDDやUSBを右クリック → 「プロパティ」

  3. 「ポリシー」タブを選択

  4. 「クイック削除」または「高パフォーマンス」を選択

  5. 「OK」をクリックして設定を反映

補足: 高パフォーマンスを選ぶと「書き込みキャッシュを有効にする」のチェックも表示される場合があります。


🧩 どちらを選ぶべきか?用途別おすすめ

使用シーン 推奨モード 理由
USBメモリでプレゼン資料を持ち運ぶ クイック削除 抜き差しが多く安全性が重要なため
据え置きの外付けHDDで動画編集 高パフォーマンス 高速転送が求められるため
ノートPCに挿しっぱなしのバックアップHDD 高パフォーマンス 基本的に抜かない想定なのでパフォーマンス優先
写真を頻繁に保存するUSB機器 クイック削除 小容量ファイルが多く、取り外しが多いため

⚠️ 注意点とトラブル対策

  • 高パフォーマンスモードでは、必ず「ハードウェアの安全な取り外し」を実行しましょう。

  • ノートPCのバッテリー残量が少ないときは、念のため抜き差しは控えましょう。

  • 書き込みキャッシュがうまく動作しない場合、ドライバーの更新やWindows Updateを確認してください。


📌 まとめ

「クイック削除」と「高パフォーマンス」は、それぞれにメリット・デメリットがあります。安全性を重視するなら「クイック削除」、速度を重視するなら「高パフォーマンス」が基本的な選び方です。

ただし、どちらを選ぶにしても、自分の運用環境やデバイスの使い方に合わせて最適な設定を選ぶことが一番重要です。


➡️ 関連リンク

  • [外付けHDDのキャッシュ設定で速度を底上げする方法](【パフォーマンス設定】)

  • [安全な取り外しの手順と注意点](【安全性ガイド】)

  • [USB接続デバイスのパフォーマンス最適化](【転送速度向上テクニック】)

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