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[記事公開日]2025/10/05
[最終更新日]2025/10/13

💡 このような症状が出たらWLANカード故障のサイン!原因と確認方法を詳しく解説

はじめに

ノートパソコンで「Wi-Fiが表示されない」「ネットワークに接続できない」「突然切断される」などのトラブルが起きた場合、原因として意外に多いのが**WLANカード(無線LANカード)**の故障です。WLANカードは、PC内部で無線通信を担当する非常に重要な部品で、ハード的な故障や接触不良、ドライバ異常が原因で通信が不安定になるケースがよくあります。

この記事では、WLANカード故障のサインや原因、確認方法、修理・交換の流れを詳しく解説します。現場でよく発生する実例も交えて、安定した通信環境を取り戻すためのポイントを紹介します。


🛠 よくある症状

症状 詳細
📡 Wi-Fiが検出されない ネットワーク一覧にSSIDが表示されない、または「Wi-Fiが無効」と表示される
🔄 接続がすぐ切れる 一定時間で切断、通信が途切れる、ストリーミングが止まる
🧩 デバイスマネージャーに表示されない WLANカードが認識されていない状態(接触不良や基板破損)
⚙️ 「ネットワークアダプターが見つかりません」エラー ドライバ破損またはWLANカードの通信不能
🚫 機内モードから戻らない OS上の制御回路またはカード側の電源供給異常

💡補足:USB接続のWi-Fiアダプタではなく、内蔵カードを使用している場合は、物理的な接触不良や故障が原因であるケースが多いです。


🔍 故障の主な原因

① 経年劣化・発熱による損傷

WLANカードはCPUやGPUの近くに配置されることが多く、熱の影響で半導体部品が劣化します。高温環境での長期使用は通信不安定や認識不良の原因になります。

② 接触不良・緩み

M.2またはMini PCIeスロットに装着されているカードが緩むと、認識されなくなります。落下や衝撃後に発生することが多いです。

③ アンテナケーブルの外れ

WLANカードには2本のアンテナ線(MAIN/AUX)が接続されています。これが外れると電波が弱くなり、通信範囲が極端に狭くなります。

④ ドライバの破損や設定不具合

Windows更新後にドライバが破損し、「ネットワークアダプターが見つかりません」と表示されることがあります。特にRealtekやIntel製のチップで多発します。

⑤ 静電気や電源異常による破損

静電気放電や電源トラブルにより、通信チップや基板上のレギュレータが損傷することがあります。特に冬場の乾燥環境では要注意です。


⚠ 放置した場合のリスク

放置状態 想定リスク 備考
認識不良を放置 永続的なネット接続不可 LANケーブル接続しか使えなくなる
通信不安定を放置 データ転送エラー・途切れ クラウド作業やオンライン会議で支障
発熱を放置 他部品への熱伝導・劣化 SSD・バッテリーに悪影響

✅ 確認・診断方法

STEP1:Wi-Fiスイッチ・機内モードの確認

まず、ハードウェアスイッチやFnキー操作でWi-Fiが無効化されていないか確認します。モデルによっては「Fn+F2」などで無効化できる場合があります。

STEP2:デバイスマネージャー確認

「ネットワークアダプター」内にWLANカードが表示されているか確認します。表示がない場合、認識されていないか、ドライバが破損しています。

STEP3:ドライバの再インストール

メーカー公式サイト(例:Intel、Realtek、Qualcommなど)から最新の無線LANドライバをダウンロードして再インストールします。

STEP4:BIOS設定の確認

BIOSで「Wireless LAN」項目が無効になっていないか確認します。ハードウェアレベルでOFFになっているケースもあります。

STEP5:分解してカード・アンテナ接続確認

背面カバーを外し、WLANカードの固定ネジ・アンテナ線を確認します。緩みや外れがあればしっかり接続し直します。


🧰 修理・交換方法

状況 対処法 難易度
認識されない WLANカード交換 ★★☆
通信が不安定 アンテナ線再接続・カード交換 ★★☆
電波が弱い ケーブル接触確認・アンテナ交換 ★★☆
ドライバ異常 再インストール・BIOSリセット ★☆☆

💡補足:ノートPCでは底面カバーを外すだけでアクセスできる機種もありますが、一体型モデルでは分解が必要です。交換時は型番(例:Intel AX201, Realtek 8822BE)を確認しましょう。


📋 まとめ表

内容 要点まとめ
主な症状 Wi-Fi非表示・接続不安定・認識されない
主な原因 経年劣化・接触不良・ドライバ破損・アンテナ外れ
確認方法 デバイスマネージャー・BIOS・分解点検
対処法 ドライバ更新・再装着・交換
放置リスク 通信不可・発熱・他部品劣化

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WLANカードはパソコンの通信を支える重要パーツです。通信が不安定なまま放置すると、作業効率が落ちるだけでなく、他部品の熱負荷にも影響します。突然Wi-Fiが使えなくなった場合は、設定・ドライバ・物理接触の3点を順に確認し、必要に応じてカードを交換することで改善できます。

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