[記事公開日]2025/10/05
[最終更新日]2025/11/04
41-00. 💻【完全版】Windows CMDコマンド一覧|保存版まとめ
もくじ
はじめに
Windowsの「CMD(コマンドプロンプト)」は、システム操作やトラブル解決に欠かせない強力なツールです。黒い画面にコマンドを入力するだけで、GUIではできない診断や修復、効率的なファイル操作が可能になります。
この記事では 主要なCMDコマンドを100種類以上ジャンル別に整理しました。トラブル解決・システム管理・セキュリティ・スクリプト作成など幅広く活用できる内容になっています。各コマンドは、個別記事で詳しい使い方も紹介していく予定です。
ファイル・フォルダ操作コマンド (18)
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🛡️ attribコマンド – ファイル属性を変更して保護や管理を行います。
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🧮 compコマンド – バイナリ比較でファイルの相違を確認します。
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📄 copyコマンド – ファイルをコピーして複製を作成します。
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📂 cd/chdirコマンド – ディレクトリを移動して作業フォルダを変更します。
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🗑️ del/eraseコマンド – 不要なファイルを削除します。
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📂 dirコマンド – ファイルとディレクトリの一覧を表示します。
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🔍 fcコマンド – 2つのファイルを比較して差分を確認します。
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⚙️ forfilesコマンド – 条件付きで特定のファイルを処理します。
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📂 md/mkdirコマンド – 新しいフォルダを作成します。
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📜 moreコマンド – テキストをページごとに分けて表示します。
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📂 moveコマンド – ファイルやフォルダを別の場所に移動します。
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📝 ren/renameコマンド – ファイルやフォルダの名前を変更します。
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🔁 replaceコマンド – 既存ファイルを自動的に置き換え・更新します。
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💾 robocopyコマンド – 高機能なコピーでバックアップを効率化します。
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🗑️ rd/rmdirコマンド – 不要なフォルダを削除します。
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🌳 treeコマンド – ディレクトリ構造を階層的に表示します。
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📖 typeコマンド – テキストファイルの内容を画面に出力します。
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📂 xcopyコマンド – フォルダごとコピーできる拡張コピーを行います。
ネットワーク関連コマンド (18)
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🌐 arpコマンド – ARPテーブルを表示・編集して通信を確認します。
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👤 fingerコマンド – ネットワーク上のユーザー情報を取得します。
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🌐 ftpコマンド – サーバー接続とファイル転送を行います。
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🌐 getmacコマンド – MACアドレスを確認して機器を特定します。
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🌐 ipconfigコマンド – IPアドレスを確認してネットワーク状態を診断します。
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🌐 nbtstatコマンド – NetBIOS通信の状態を確認してトラブルを特定します。
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🌐 net useコマンド – ネットワークドライブの接続・切断を管理します。
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🌐 netcfgコマンド – ネットワークドライバーやプロトコルを管理します。
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🌐 netshコマンド – 高度なネットワーク設定を変更・管理します。
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🌐 netstatコマンド – 通信状態を確認して不審な接続を調べます。
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🌐 nslookupコマンド – DNSを確認して名前解決の状態を確認します。
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🌐 pathpingコマンド – 経路遅延やパケットロスを詳細に測定します。
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🌐 pingコマンド – ネットワーク通信の到達性を確認します。
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🌐 routeコマンド – ルーティングテーブルを表示・編集して経路を制御します。
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🌐 telnetコマンド – ポート接続確認や通信テストを行います。
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📂 tftpコマンド – 簡易プロトコルでファイル転送を行います。
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🌐 tracertコマンド – 通信経路を追跡して遅延箇所を特定します。
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🔐 winrm/winrsコマンド – Windowsリモート管理を設定・実行します。
システム診断・修復コマンド (37)
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⚙️ bcdbootコマンド – ブート構成データ(BCD)を修復・再構築します。
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🧩 bcdeditコマンド – ブート構成データ(BCD)の確認・編集・修復を行います。
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🧩 bootcfgコマンド – boot.iniを編集して起動構成を修復します。
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💽 chkdskコマンド – ディスクエラーを検出・修復します。
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🧩 controlコマンド – コントロールパネルを素早く開きます。
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🔧 devmgmt.mscコマンド – デバイスマネージャを開いてハードウェア状態を確認します。
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🛠️ DISMコマンド – システムイメージを修復してWindowsを復旧します。
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🖥️ driverqueryコマンド – ドライバー一覧を表示して動作を確認します。
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🎮 dxdiagコマンド – DirectX診断ツールを起動して詳細情報を確認します。
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💾 esentutlコマンド – データベースの検証・修復・最適化を行います。
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🧠 eventvwrコマンド – イベントビューアを開いてシステムログを確認します。
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⚙️ fltmcコマンド – フィルタドライバーを一覧表示・管理します。
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⚙️ lodctr/unlodctrコマンド – パフォーマンスカウンタの登録を修復します。
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📊 logmanコマンド – パフォーマンスログの収集・管理を行います。
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💡 mdschedコマンド – メモリ診断ツールを起動してエラーを検出します。
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🖥️ msinfo32コマンド – GUIで詳細なシステム情報を確認します。
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📊 perfmonコマンド – パフォーマンスモニターを起動して動作を監視します。
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🔋 powercfgコマンド – 電源設定を詳細に調整・管理します。
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🧾 reagentcコマンド – Windows回復環境(WinRE)を有効化・設定します。
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📈 relogコマンド – パフォーマンスログを変換・再構築します。
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💻 resmonコマンド – リソースモニターを開き、CPU・メモリ使用状況を分析します。
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⚙️ sc queryコマンド – サービスの状態を確認します。
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⚙️ services.mscコマンド – サービス管理コンソールを起動します。
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🖥️ setverコマンド – MS-DOS互換性のためにバージョン情報を制御します。
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🪟 slmgrコマンド – Windowsライセンスを確認・認証・管理します。
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🛠️ sfc /scannowコマンド – システムファイルを自動で検査・修復します。
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💻 systeminfoコマンド – システム構成情報を一覧表示します。
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⚙️ taskmgrコマンド – タスクマネージャを開いて動作状況を確認します。
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📋 tasklistコマンド – 実行中のプロセスを一覧表示します。
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📋taskkillコマンド – 実行中のプロセスを強制終了します。
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🌏 tzutilコマンド – タイムゾーンを確認・変更します。
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📈 typeperfコマンド – パフォーマンスカウンタを取得・記録します。
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🖥️ verコマンド – Windowsのバージョンを表示します。
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🧩 wecutilコマンド – イベント転送(WEC)の設定・管理を行います。
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📑 wevtutilコマンド – イベントログをエクスポート・管理します。
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💽 wusaコマンド – Windows Updateパッケージを手動で導入・削除します。
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🛠️ wmicコマンド – システム情報取得や管理操作をコマンドで実行します。
ユーザー管理・権限操作コマンド (16)
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🧾 icaclsコマンド – NTFSアクセス権限を確認・変更してファイル保護を管理します。
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🚪 logoffコマンド – 現在のユーザーセッションを終了します。
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💬 msgコマンド – ネットワーク上のユーザーにメッセージを送信します。
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🔐 net accountsコマンド – アカウントポリシーを確認・設定します。
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👥 net localgroupコマンド – グループを作成・管理・削除します。
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💻 net shareコマンド – 共有フォルダの作成・管理・削除を行います。
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🖥️ net sessionコマンド – リモート接続セッションを管理・監視します。
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⚙️ net start/net stopコマンド – Windowsサービスの起動・停止を制御します。
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👤 net userコマンド – ユーザーアカウントを作成・変更・削除します。
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🧩 netdomコマンド – ドメイン参加・信頼関係の設定を自動化します。
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👥 quserコマンド – 現在のユーザーセッションを一覧表示します。
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🖥️ qwinstaコマンド – リモートセッションを一覧表示します。
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👤 runasコマンド – 別ユーザー権限でアプリやコマンドを実行します。
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🔒 takeownコマンド – ファイルやフォルダの所有権を取得します。
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🔌 tsdisconコマンド – RDPセッションを切断します。
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🙋 whoamiコマンド – 現在のユーザー情報を表示します。
その他便利コマンド (20)
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🔗 assocコマンド – 拡張子とファイルタイプの関連付けを確認・変更します。
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📡 bitsadminコマンド – BITS(バックグラウンド転送サービス)を制御します。
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📋 clipコマンド – コマンド出力をクリップボードに送信します。
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🎨 colorコマンド – コンソールの文字色と背景色を変更します。
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⌨️ doskeyコマンド – コマンド履歴やマクロ登録を活用して作業効率を高めます。
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📄 echo.コマンド – 空行を出力して表示を整えます。
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🔍 findコマンド – テキストや出力結果から特定の文字列を検索します。
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📖 helpコマンド – Windowsコマンドの使い方を確認します。
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💻 hostnameコマンド – コンピュータ名を表示します。
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⚙️ modeコマンド – デバイス設定やコンソール制御を行います。
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⚙️ msconfigコマンド – システム構成ユーティリティを起動し、Windowsを最適化します。
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🌐 pathコマンド – 実行パスを確認・設定します。
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🖨️ printコマンド – テキストファイルを印刷します。
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⌨️ promptコマンド – コマンドプロンプトの表示内容をカスタマイズします。
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🧩 reginiコマンド – レジストリ設定を一括変更・権限付与します。
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⚙️ start ms-settings:コマンド – Windows設定画面を直接開きます。
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💽 substコマンド – フォルダを仮想ドライブとして割り当てます。
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🧠 taskviewコマンド – タスクビューを起動して仮想デスクトップを切り替えます。
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🪟 titleコマンド – コマンドプロンプトのタイトルを変更します。
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🧩 xwizardコマンド – Windowsウィザードを操作する管理ツールです。
タスク操作・制御コマンド (10)
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🕒 atコマンド – 旧式のタスクスケジュール登録を行うコマンドです。
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🧹 clsコマンド – コマンドプロンプトの画面をクリアします。
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📅 dateコマンド – システム日付を表示・変更します。
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🔚 exitコマンド – コマンドプロンプトやバッチスクリプトを終了します。
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⏸️ pauseコマンド – バッチ処理を一時停止し、操作入力を待機します。
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📅 schtasksコマンド – タスクスケジューラをコマンドラインから操作します。
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⏻ shutdownコマンド – Windowsの再起動・シャットダウン・リモート制御を行います。
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🚀 startコマンド – 新しいプロセスやアプリを起動します。
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⏱️ timeoutコマンド – 指定した秒数だけ処理を一時停止します。
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⏰ timeコマンド – システム時刻を表示・変更します。
バッチ/スクリプト関連コマンド (12)
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🔄 callコマンド – 別のバッチファイルを呼び出して制御を戻すことができます。
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⌨️ choiceコマンド – ユーザー入力を待ち受けて処理を分岐します。
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💬 echoコマンド – 文字列を出力し、バッチ処理の進行を表示します。
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🔁 forコマンド – 繰り返し処理を行い、効率的なバッチ作成を実現します。
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🏷️ gotoコマンド – ラベルジャンプで処理を制御します。
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🔀 ifコマンド – 条件分岐を実装して処理を分けます。
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📝 remコマンド – コメントを追加してスクリプト内容を説明します。
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🔄 shiftコマンド – バッチファイルの引数を順にずらして処理します。
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⚙️ setコマンド – 環境変数を設定・変更します。
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🧩 setlocal/endlocalコマンド – 環境変数のスコープを制御して安全に実行します。
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⚙️ setxコマンド – 永続的に環境変数を設定します。
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💻 wscript/cscriptコマンド – VBScript・JScriptなどを実行します。
ストレージ・ディスク管理コマンド (13)
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📦 compactコマンド – ファイルを圧縮してディスク容量を節約します。
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🧹 cleanmgrコマンド – ディスククリーンアップを自動実行して不要ファイルを削除します。
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💽 defragコマンド – ディスクのデフラグを行い、断片化を解消します。
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💽 diskpartコマンド – ディスクのパーティション管理をコマンドラインで実行します。
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📊 diskperfコマンド – ディスクパフォーマンス監視機能を有効化・無効化します。
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📦 expandコマンド – 圧縮ファイルを展開して元の状態に復元します。
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💿 formatコマンド – ドライブをフォーマットして使用可能状態にします。
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⚙️ fsutilコマンド – ファイルシステムやボリューム情報を詳細に管理します。
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🏷️ labelコマンド – ボリュームラベル(ドライブ名)を設定・変更します。
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📦 makecabコマンド – ファイルをCAB形式に圧縮して配布用にまとめます。
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🔗 mountvolコマンド – マウントポイントを作成・削除・確認します。
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💽 vssadminコマンド – ボリュームシャドウコピーを管理・制御します。
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💻 volコマンド – ドライブのボリューム情報を表示します。
セキュリティ・暗号化コマンド(BitLocker含む) (9)
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🔐 auditpolコマンド – 監査ポリシーを確認・設定してセキュリティログを管理します。
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🔐 certreqコマンド – 証明書要求を作成・送信・インポートして証明書を管理します。
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📜 certutilコマンド – 証明書ストアや暗号機能をコマンドラインで管理します。
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🔑 cipherコマンド – NTFS暗号化や復号化を行い、ファイルのセキュリティを強化します。
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🔄 gpupdateコマンド – グループポリシーを即時に更新して最新設定を適用します。
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🔒 manage-bdeコマンド – BitLockerドライブ暗号化をコマンドラインで制御・管理します。
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🔐 seceditコマンド – セキュリティポリシーのエクスポート・インポート・適用を行います。
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🔐 tpmvscmgrコマンド – 仮想スマートカード(VSC)を作成・削除・管理します。
まとめ
ここで紹介したコマンドは、Windowsの利用において 診断・修復・管理・セキュリティ まで幅広く役立ちます。
👉 個別記事では、各コマンドの 使い方・例文・実際のトラブルでの活用方法 を詳しく解説していきますので、ぜひ併せてご覧ください。
