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[記事公開日]2025/10/30

⚙️ start ms-settings:コマンドの使い方|Windows設定画面をコマンドから直接開く方法

はじめに

Windows 10 / 11 では、「設定」アプリが従来のコントロールパネルに代わって多くの管理項目を担っています。
実は、この設定アプリは URIスキーム(ms-settings:) によって、コマンドラインやショートカットから特定の設定ページを直接開くことができます。

start ms-settings: コマンドを使えば、数クリックかかる設定画面を一瞬で開くことができ、管理作業やサポート業務の効率が大幅に向上します。

この記事では、start ms-settings: コマンドの基本構文、代表的な設定ページの一覧、便利な活用例をまとめて紹介します。


🛠 start ms-settings:コマンドとは?

項目 内容
役割 Windows設定アプリの特定ページをURI指定で開く
用途 システム設定・ネットワーク設定・デバイス設定などへのショートカット起動
特徴 スクリプト・バッチ・ショートカットから呼び出し可能

start ms-settings: は、start コマンドと 設定URIスキーム(ms-settings:) を組み合わせた形式です。
URIの末尾に特定のパラメータを指定することで、対象設定ページを直接表示できます。


📌 基本構文

start ms-settings:<設定名>

例:

start ms-settings:network-wifi

上記のコマンドを実行すると、Wi-Fi設定画面が即座に開きます。


💡 よく使われる設定ページ一覧

カテゴリ URI 説明
⚙️ システム ms-settings:about バージョン情報(システム情報)
💻 ディスプレイ ms-settings:display 画面解像度・拡大縮小設定
🔈 サウンド ms-settings:sound 入出力デバイスの設定
🔋 電源 ms-settings:powersleep 電源とスリープ設定
🌐 ネットワーク ms-settings:network-status ネットワークの状態確認
📶 Wi-Fi ms-settings:network-wifi Wi-Fi設定画面
🔒 Windows Update ms-settings:windowsupdate 更新プログラムの管理
👤 アカウント ms-settings:yourinfo サインイン情報
🔑 サインインオプション ms-settings:signinoptions PIN・顔認証などの設定
🖨️ デバイス ms-settings:connecteddevices 接続デバイス一覧
🧱 プライバシー ms-settings:privacy プライバシー設定
🧩 アプリ ms-settings:appsfeatures アプリと機能設定
🕓 日付と時刻 ms-settings:dateandtime 時刻・タイムゾーン設定
🌍 言語設定 ms-settings:regionlanguage 表示言語や地域の設定
🔔 通知設定 ms-settings:notifications 通知のオン/オフ制御

💡 使用例

操作内容 コマンド例 説明
Windows Updateを開く start ms-settings:windowsupdate 更新設定を直接開く
ディスプレイ設定を開く start ms-settings:display 解像度やマルチディスプレイ設定を開く
ネットワーク設定を開く start ms-settings:network-status 現在の接続状態を表示
Bluetooth設定を開く start ms-settings:bluetooth Bluetoothデバイスの管理
プリンター設定を開く start ms-settings:printers プリンター管理画面を開く

⚙️ 応用的な使い方

1️⃣ バッチファイルから特定設定を開く

@echo off
echo ディスプレイ設定を開きます...
start ms-settings:display

ワンクリックで特定の設定画面を開く社内用ショートカットを作成できます。

2️⃣ ショートカット登録

デスクトップ上で右クリック → [新規作成] → [ショートカット] に以下を入力:

start ms-settings:network-wifi

名前を「Wi-Fi設定」などにして保存すれば、即時アクセスが可能です。

3️⃣ ユーザーサポートでの案内に活用

電話・リモートサポート時に「コマンドで開いてください」と案内することで、初心者でも迷わず設定画面にアクセスできます。


⚠️ 注意点

注意点 説明
Windows 10/11専用 旧バージョン(7以前)では非対応
URIのスペルミスに注意 正しい設定名を入力しないと何も起動しない
一部のURIは管理者権限が必要 ネットワークやセキュリティ設定など
グループポリシー制限により無効化される場合あり 管理下PCでは開けない設定も存在

📊 まとめ表

操作内容 コマンド例 対応画面
システム情報 start ms-settings:about バージョン・PC名確認
ディスプレイ設定 start ms-settings:display 解像度変更
Wi-Fi設定 start ms-settings:network-wifi 接続管理
更新設定 start ms-settings:windowsupdate Windows Update
言語・地域 start ms-settings:regionlanguage 表示言語変更

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さいごに

start ms-settings: コマンドは、Windows設定を瞬時に開くことができる非常に便利なショートカット手段です。
管理者やサポート担当者はもちろん、一般ユーザーでも設定に素早くアクセスできるため、作業効率の向上に役立ちます。
業務自動化やサポートマニュアルにもぜひ取り入れてみてください。

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