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[記事公開日]2025/10/30

🖨️ printコマンドの使い方|テキストファイルをコマンドラインから印刷する方法

はじめに

Windowsのコマンドプロンプトでは、GUIを開かずに直接プリンターへ印刷ジョブを送信できる printコマンド が用意されています。
主にテキストファイル(.txtなど)を対象とし、シンプルなドキュメントやログ出力の確認を行う際に便利です。
ネットワークプリンターや共有プリンターにも対応しており、スクリプトやバッチ処理の中で印刷を自動化することも可能です。

この記事では、print コマンドの基本構文、実用的な使用例、注意点を詳しく解説します。


🛠 printコマンドとは?

項目 内容
役割 テキストファイルをプリンターに送信して印刷する
用途 ログファイルや設定情報を即座に印刷する
特徴 GUIを使わずに印刷可能、バッチ処理に組み込みやすい

print コマンドは Windows NT 時代から存在するレガシーコマンドですが、シンプルな印刷作業や自動処理用途では今でも利用価値があります。


📌 基本構文

print [/d:デバイス名] ファイル名

オプション一覧

オプション 説明
/d: 出力先デバイス(プリンター)を指定します。省略時は既定のプリンターを使用

💡 主な使用例

操作内容 コマンド例 説明
既定のプリンターに印刷 print C:\logs\report.txt デフォルトプリンターで印刷実行
プリンターを指定して印刷 print /d:LPT1 C:\report.txt ローカルポートLPT1に送信
ネットワークプリンターを指定 print /d:\\\\ServerName\\HP-LaserJet C:\report.txt ネットワーク経由で印刷
複数ファイルを順に印刷 for %f in (*.txt) do print %f カレントフォルダ内の全テキストを印刷

⚙️ 応用的な使い方

1️⃣ バッチスクリプトで定期印刷

毎朝レポートを自動印刷する例:

@echo off
echo 日次レポートを印刷中...
print /d:\\\\Server01\\PRINTER01 C:\Reports\daily_report.txt
echo 印刷完了。

タスクスケジューラと組み合わせて、毎日自動印刷できます。


2️⃣ ネットワークプリンターを指定する

共有プリンター名は \\サーバー名\\プリンター名 の形式で指定します。

print /d:\\\\PrintServer\\OfficePrinter C:\temp\notice.txt

正しい共有名を確認するには、net view \\サーバー名 コマンドで一覧を確認できます。


3️⃣ 印刷ジョブの確認とトラブル対応

print コマンドは単純な印刷送信しか行わないため、ジョブ管理は「プリンターキュー」で確認します。
エラーや印刷停止が発生する場合は、以下をチェックします:

  • プリンターがオンラインであるか

  • 正しいデバイス名を指定しているか

  • ファイルが他のアプリで使用中でないか


⚠️ 注意点

注意点 説明
印刷対象はテキストのみ バイナリファイルやPDFなどは対応していない
プリンター設定は反映されない フォントや余白設定は指定不可
GUI操作なし 印刷プレビュー機能はない
ネットワーク経由では権限が必要 接続権限のない共有プリンターには送信できない

📊 まとめ表

操作内容 コマンド例 説明
既定プリンター印刷 print report.txt 簡易印刷
プリンター指定 print /d:LPT1 report.txt ローカルポートを指定
ネットワーク印刷 print /d:\\\\Server\\Printer file.txt 共有プリンターに送信
一括印刷 for %f in (*.txt) do print %f 複数ファイル印刷

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さいごに

print コマンドは、非常にシンプルながらも自動化処理やテキストログ出力に役立つ便利なコマンドです。
特にサーバー運用やバッチ処理の現場で、レポートやログの自動印刷に利用すれば手間を大幅に削減できます。
GUI操作が不要な軽量印刷手段として覚えておくと便利です。

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