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[記事公開日]2025/10/30

📊 perfmonコマンドの使い方|パフォーマンスモニターを起動してシステム動作を監視する方法

はじめに

Windowsには、CPUメモリ・ディスク・ネットワークなどのリソース使用状況を詳細に監視できるツールとして パフォーマンスモニター(Performance Monitor) が搭載されています。
そのモニターをコマンド一発で起動できるのが perfmonコマンド です。
GUIを経由せずに素早くパフォーマンス監視を開始できるため、システム管理やトラブル診断に役立ちます。

この記事では、perfmon コマンドの基本的な使い方、起動オプション、ログ収集の設定方法などを詳しく解説します。


🛠 perfmonコマンドとは?

項目 内容
役割 Windowsのパフォーマンスモニターを起動する
用途 CPU・メモリ・ディスク・ネットワークなどのリソース監視
特徴 コマンドで起動でき、監視ログやカスタムレポートの設定も可能

perfmon は、Windows標準の Performance Monitor(パフォーマンスモニター)を呼び出すコマンドです。
システム全体の動作状況をリアルタイムで可視化できるだけでなく、ログ収集やしきい値監視も行えます。


📌 基本構文

perfmon [オプション]

主なオプション

オプション 説明
(なし) 通常のパフォーマンスモニターを起動
/report システム診断レポートを自動生成
/rel 信頼性モニターを開く(Reliability Monitor)
/sys データコレクタセットを表示

💡 主な使用例

操作内容 コマンド例 説明
パフォーマンスモニターを開く perfmon 標準のモニター画面を開く
システム診断レポートを作成 perfmon /report 約60秒間の測定を行い、自動で診断レポートを生成
信頼性モニターを起動 perfmon /rel システムの安定性履歴を確認
データコレクタを表示 perfmon /sys カスタム監視やログ収集の設定画面を開く

🔍 パフォーマンスモニターで確認できる主な項目

カテゴリ 内容
CPU 使用率、キュー長、スレッド数など
メモリ 利用可能メモリ量、コミットサイズなど
ディスク 読み書き速度、遅延、キャッシュ使用率など
ネットワーク 送受信速度、エラー数、接続数など
プロセス 実行中アプリケーションごとの負荷

🧠 補足
パフォーマンスモニターは、タスクマネージャよりも詳細なメトリクスを取得可能で、ログ保存やグラフ出力にも対応しています。


⚙️ 応用的な使い方

1️⃣ システム診断レポートを自動生成

perfmon /report

実行後、約1分で詳細なシステム診断レポートが生成されます。
CPU負荷、ディスク遅延、ドライバ応答、ネットワーク状態などを総合的に評価します。


2️⃣ データコレクタセットの作成

パフォーマンスモニターでは、任意のカウンタを記録する「データコレクタセット」を設定可能です。
長期間の監視やトラブル再現調査に最適です。


3️⃣ 信頼性モニターで安定性を確認

perfmon /rel

アプリケーションのクラッシュ履歴や更新プログラムの影響を視覚的に確認できます。


⚠️ 注意点

注意点 説明
管理者権限が必要な操作あり システム診断やコレクタセットの作成には管理者権限が必要
リアルタイム監視は負荷がかかる 長時間監視時はCPU負荷が上がることがあります
レポート生成には時間がかかる /report 実行時は数分待つ必要あり
データ保存先を確認 ログファイルは C:\PerfLogs に出力されます

📊 まとめ表

操作内容 コマンド例 説明
パフォーマンスモニターを開く perfmon 標準モニターを起動
システムレポート生成 perfmon /report 自動診断レポートを作成
信頼性モニター起動 perfmon /rel システム安定性を確認
データコレクタ表示 perfmon /sys 監視・記録設定を開く

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さいごに

perfmon コマンドは、Windowsのリソース使用状況をグラフィカルに分析できる強力な診断ツールを起動します。
トラブル時の原因調査やパフォーマンス最適化に欠かせないコマンドであり、システムエンジニアだけでなく一般ユーザーにも役立ちます。
定期的な監視やレポート活用で、PCの健康状態を継続的にチェックしていきましょう。

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