もくじ
📝 はじめに
ネットワークトラブルの切り分けや設定変更の作業中に、
「一時的にWi-Fiを無効にしたい」
「有線LANだけを使いたいので、不要なアダプタを止めたい」
と感じたことはありませんか?
そんな場面で使えるのが
Disable-NetAdapter です。
この記事では、PowerShellでネットワークアダプタを安全に無効化する基本的な使い方を、
実務での注意点も含めて解説します。
- Wi-Fiと有線LANの競合を一時的に避けたいとき
- VPN・仮想アダプタを切り分けたいとき
- トラブル調査のため特定の通信経路を止めたいとき
✅ このコマンドでできること(要点)
- 指定したネットワークアダプタを無効化できる
- 複数アダプタをまとめて無効化できる
- GUI操作なしで状態を変更できる
- スクリプトによる自動制御が可能
✅ Disable-NetAdapter でできること
Disable-NetAdapter は、
Windowsに認識されているネットワークアダプタを
明示的に無効(Disabled)状態にするコマンドです。
ネットワーク接続画面を開かなくても、
PowerShellから直接アダプタの状態を制御できる点が特徴です。
🧩 基本構文
Disable-NetAdapter -Name アダプタ名
-Name には、
Get-NetAdapter で確認できるアダプタ名を指定します。
▶ 基本的な使い方(まずこれだけ)
🔹 Wi-Fiアダプタを無効化する
Disable-NetAdapter -Name "Wi-Fi"
実行後、Wi-Fiが切断され、
アダプタの状態が Disabled になります。
エラーが出なければ正常に無効化できています。
🔹 有線LANを無効化する
Disable-NetAdapter -Name "Ethernet"
有線LANを一時的に停止したい場合に使えます。
🛠 よく使われる指定例
🔹 確認メッセージを表示せずに実行する
Disable-NetAdapter -Name "Wi-Fi" -Confirm:$false
スクリプト実行時に確認を求められないため、
自動処理に向いています。
🔹 複数アダプタをまとめて無効化する
Get-NetAdapter |
Where-Object {$_.Status -eq "Up"} |
Disable-NetAdapter -Confirm:$false
現在有効なアダプタをまとめて無効化できます。
この結果が出る場合は、実行対象に注意してください。
💼 実務でよく使う使用例(応用)
🔹 Wi-Fiだけを停止して有線を使う
Disable-NetAdapter -Name "Wi-Fi" -Confirm:$false
🔹 仮想アダプタを一時的に無効化する
Get-NetAdapter |
Where-Object {$_.Name -like "*Virtual*"} |
Disable-NetAdapter -Confirm:$false
- Get-NetAdapter で対象アダプタを事前確認
- Enable-NetAdapter で元に戻す
- Get-NetIPConfiguration で影響範囲を確認
🧩 よくある勘違い・つまずきポイント
- 無効化すると即座に通信が切断される
- リモート接続中に実行すると接続が切れる
- アダプタ名は環境ごとに異なる
- 仮想アダプタも対象になる
- 管理者権限が必要な場合がある
🔄 cmdとの違いについて
cmdではアダプタを無効化する操作は限定的です。
Disable-NetAdapter は、
PowerShellならではの安全かつ明示的なアダプタ制御が行えます。
⚠ エラー・うまく動かないときの確認ポイント
- 管理者権限でPowerShellを起動しているか
- 指定したアダプタ名が正しいか
- リモート接続を切断する操作になっていないか
- セキュリティソフトの制限がないか
🧠 注意点
Disable-NetAdapter は強力なコマンドです。
実行すると即座に通信が遮断されるため、
リモート操作中や本番環境では特に注意して使いましょう。
📌 まとめ
- Disable-NetAdapterはアダプタ無効化の基本コマンド
- GUI操作なしで状態を制御できる
- 切り分け作業や一時停止に便利
- 次は Enable-NetAdapter で復旧操作も覚えると安心
🔎 PowerShellコマンドを探す
やりたいことからコマンドを探せます。
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- ネットワークアダプタを無効化したい
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