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[記事公開日]2025/12/21

PowerShellで既存IP設定を削除する|Remove-NetIPAddressの使い方

📝 はじめに

ネットワーク設定の切り分けや検証作業をしていると、
「以前設定した固定IPを元に戻したい」
「不要になったIPアドレスをきれいに削除したい」
と感じる場面は少なくありません。

そんなときに使えるのが
Remove-NetIPAddress です。
この記事では、PowerShellで既存のIPアドレス設定を安全に削除する方法を、
実務での注意点とあわせて解説します。

こんな場面で便利

  • 固定IP設定を解除してDHCP運用に戻したいとき
  • 一時的に追加したIPアドレスを削除したいとき
  • IP設定の競合や混在を解消したいとき

✅ このコマンドでできること(要点)

  • 指定したIPアドレス設定を削除できる
  • アダプタ単位で不要なIPを整理できる
  • IPv4 / IPv6 のIP設定を個別に削除できる
  • GUI操作なしで設定変更を自動化できる

✅ Remove-NetIPAddress でできること

Remove-NetIPAddress は、
ネットワークアダプタに設定されている
既存のIPアドレス情報を削除するためのコマンドです。

New-NetIPAddress で追加した固定IPや、
不要になったアドレスを明示的に取り除くことができます。

🧩 基本構文

Remove-NetIPAddress -InterfaceAlias アダプタ名 -IPAddress IPアドレス

-InterfaceAlias で対象アダプタを指定し、
-IPAddress に削除したいIPアドレスを指定します。

▶ 基本的な使い方(まずこれだけ)

🔹 指定したIPアドレスを削除する

Remove-NetIPAddress -InterfaceAlias "Ethernet" -IPAddress 192.168.1.100

実行後、指定したIPアドレスが削除されます。
エラーが出なければ、正常に削除できています。

🔹 確認メッセージを表示せずに削除する

Remove-NetIPAddress -InterfaceAlias "Ethernet" -IPAddress 192.168.1.100 -Confirm:$false

スクリプトや自動処理で使いやすい指定です。

🛠 よく使われる指定例

🔹 IPv4アドレスだけを対象にする

Get-NetIPAddress -InterfaceAlias "Ethernet" -AddressFamily IPv4

事前に削除対象のIPを確認してから実行すると安全です。

🔹 条件に一致するIPを削除する

Get-NetIPAddress -InterfaceAlias "Ethernet" |
Where-Object {$_.IPAddress -like "192.168.1.*"} |
Remove-NetIPAddress -Confirm:$false

特定セグメントのIPだけをまとめて削除できます。

💼 実務でよく使う使用例(応用)

🔹 固定IPを削除してDHCP運用に戻す

Remove-NetIPAddress -InterfaceAlias "Ethernet" -IPAddress 192.168.1.200 -Confirm:$false

その後、DHCP設定を有効にすることで、
自動取得運用に戻せます。

🔹 検証用に追加したIPを元に戻す

Remove-NetIPAddress -InterfaceAlias "Ethernet" -IPAddress 10.0.0.10 -Confirm:$false
組み合わせ例

  • Get-NetIPAddress で削除前確認
  • New-NetIPAddress で再設定
  • Test-Connection で疎通確認

🧩 よくある勘違い・つまずきポイント

  • 削除すると即座に通信が切れる場合がある
  • デフォルトゲートウェイを削除すると通信不能になる
  • 複数IP設定時はどれを消すか注意が必要
  • DHCP設定は自動で戻らない
  • 管理者権限が必要な場合がある

🔄 cmdとの違いについて

cmdではIP設定削除に複数手順が必要です。
Remove-NetIPAddress は、
PowerShellならではの明示的で安全なIP削除操作が行えます。

⚠ エラー・うまく動かないときの確認ポイント

  • 管理者権限でPowerShellを起動しているか
  • 対象アダプタが有効(Up)になっているか
  • 削除対象のIPアドレスが正しいか
  • リモート接続を切断する操作になっていないか

🧠 注意点

IPアドレスの削除は、
実行直後から通信に影響を与えます。
特にリモート作業中や業務端末では、
削除対象を事前に必ず確認してから実行しましょう。

📌 まとめ

  • Remove-NetIPAddressはIP設定削除の基本コマンド
  • 不要な固定IPや追加IPを安全に整理できる
  • 切り分け・検証後の後片付けに必須
  • 次はDHCP復旧や疎通確認と組み合わせると安心

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