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[記事公開日]2025/12/21

PowerShellでIPv4/IPv6設定を確認する|Get-NetIPInterfaceの使い方

📝 はじめに

ネットワークトラブルの切り分けをしていると、
「IPv6が有効になっているけど関係ある?」
「IPv4とIPv6、どっちが使われているのか分からない」
と感じる場面は少なくありません。

そんなときに役立つのが
Get-NetIPInterface です。
この記事では、PowerShellでIPv4 / IPv6 の有効・無効状態や優先度を確認する方法を、
実務での切り分けに使える視点で解説します。

こんな場面で便利

  • IPv6が原因かどうか切り分けたいとき
  • どのネットワークアダプタが優先されているか確認したいとき
  • VPNや仮想NICが通信に影響していないか調べたいとき

✅ このコマンドでできること(要点)

  • IPv4 / IPv6 の有効・無効状態を確認できる
  • アダプタごとの通信優先度(メトリック)を確認できる
  • 意図しないアダプタが使われていないか把握できる
  • ネットワーク疎通トラブルの初期切り分けに使える

✅ Get-NetIPInterface でできること

Get-NetIPInterface は、
ネットワークアダプタごとのIPプロトコル(IPv4 / IPv6)の設定状態を確認するコマンドです。

IPアドレスそのものを見る Get-NetIPAddress と違い、
「そのアダプタが通信にどう使われるか」という視点で情報を確認できます。

🧩 基本構文

Get-NetIPInterface

引数なしで実行すると、
すべてのネットワークアダプタに対する IPv4 / IPv6 設定が一覧表示されます。

▶ 基本的な使い方(まずこれだけ)

🔹 IPv4 / IPv6 の状態を一覧で確認する

Get-NetIPInterface

AddressFamily が IPv4 / IPv6、
InterfaceAlias がアダプタ名です。
まずは「どのアダプタが存在するか」を把握しましょう。

🔹 IPv4 だけを確認する

Get-NetIPInterface -AddressFamily IPv4

IPv4通信に限定して状態を確認できます。
IPv6切り分け時の比較に便利です。

🛠 よく使われる指定例

🔹 IPv6 だけを確認する

Get-NetIPInterface -AddressFamily IPv6

IPv6が有効なアダプタがどれかを簡単に把握できます。

🔹 重要な列だけを表示する

Get-NetIPInterface |
Select-Object InterfaceAlias, AddressFamily, InterfaceMetric, ConnectionState

実務では、通信優先度(InterfaceMetric)と
接続状態(ConnectionState)を見ることが多いです。

💼 実務でよく使う使用例(応用)

🔹 通信が遅い・不安定な原因を探る

Get-NetIPInterface |
Sort-Object InterfaceMetric

メトリック値が小さいほど優先度が高くなります。
想定外のアダプタ(VPN・仮想NIC)が上位に来ていないかを確認します。

🔹 IPv6が原因かを切り分ける材料を集める

Get-NetIPInterface -AddressFamily IPv6 |
Where-Object {$_.ConnectionState -eq "Connected"}
組み合わせ例

🧩 よくある勘違い・つまずきポイント

  • IPv6が有効=必ずIPv6通信されているとは限らない
  • メトリックの小さいアダプタが優先される
  • 仮想NICやVPNが優先されていることがある
  • IPアドレスがあっても ConnectionState が Disconnected の場合がある
  • Home/Private/Public プロファイルとは別概念

⚠ エラー・うまく動かないときの確認ポイント

  • 対象アダプタが無効化されていないか
  • VPN接続中で設定が上書きされていないか
  • 管理者権限が必要な環境ではないか
  • 他の仮想ネットワーク機能(Hyper-V等)の影響

🧠 注意点

IPv4 / IPv6 の有効・無効を切り替える操作は、
通信全体に影響を与える可能性があります。
まずは Get-NetIPInterface で「現状確認」を行い、
変更は影響範囲を理解してから行いましょう。

📌 まとめ

  • Get-NetIPInterface は IPv4 / IPv6 状態確認の基本コマンド
  • 通信優先度(メトリック)の把握が重要
  • VPN・仮想NICの影響確認に強い
  • 疎通トラブル切り分けの起点として有効

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