[記事公開日]2025/12/29
[最終更新日]2025/12/30
Q. Chromeの履歴が保存されない原因
もくじ
パソコントラブルQ&A
まず確認してほしいこと
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
1) 共通の確認
・Chromeの設定で「履歴を保存しない」モード(シークレットモード)を使っていないか
・Googleアカウントに正しくログインしているか(同期設定の確認)
・他のブラウザやユーザーアカウントで同様の問題が起きていないか
2) 機種別のポイント
・デスクトップ・ノート:Chromeの拡張機能が影響していないか(拡張機能の一時無効化)
・一体型PC:外部ストレージの設定やディスク容量も確認。分解は難しいため無理せず相談を
3) ここから先は相談推奨
・Chromeのプロファイル破損やストレージの問題が疑われる場合は、無理に操作せず専門家に相談してください。
この症状が起きる理由について
よくある原因
- シークレットモードやプライバシー設定で履歴を保存しない設定になっている
- Googleアカウントの同期設定がオフまたは不具合がある
- Chromeの拡張機能が履歴保存を妨げている
- ブラウザのキャッシュやデータベースが破損している
- ディスク容量不足やストレージの書き込みエラー
- Chromeのバージョンが古い、またはソフトウェアの不具合
自分でできる対処方法(順番に試す)
- Chromeを通常モードで起動しているか確認する(シークレットモードでは履歴は保存されません)
→ モードの影響を切り分け - Googleアカウントに正しくログインし、同期設定で「履歴」がオンになっているか確認する
→ 同期設定の問題を切り分け - 拡張機能をすべて無効にしてからChromeを再起動し、履歴が保存されるか試す
→ 拡張機能の影響を切り分け - Chromeのキャッシュと閲覧データをクリアする(履歴以外のデータはバックアップ推奨)
→ データ破損の可能性を切り分け - ディスクの空き容量を確認し、十分な空きがあるかチェックする
→ ストレージの問題を切り分け - Chromeを最新バージョンにアップデートする
→ ソフトウェアの不具合を切り分け - PCを再起動してから再度試す
→ 一時的な不具合の可能性を切り分け
これらの手順で改善しない場合は、Chromeのユーザープロファイルの破損や内部的な問題が考えられます。無理に操作せず専門家に相談してください。
放置するとどうなるか
専門的な補足(故障が疑われるケース)
再発を防ぐためのヒント
- Chromeの設定でシークレットモードを使いすぎない
- 定期的にGoogleアカウントの同期状態を確認する
- 不要な拡張機能は削除または無効化しておく
- 定期的にブラウザのキャッシュや閲覧データを整理する
- PCのディスク容量に余裕を持たせる
- ChromeやOSは常に最新の状態にアップデートする
- 異常を感じたら早めに専門家に相談する
