[登録されているタグ]フリーズ | メモリ不良 | 動作が遅い
[記事公開日]2025/12/30
Q. Chromeの動作が急に重くなったとき疑うべき原因は?
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
Chromeの動作が急に重くなったとき疑うべき原因は?
A.
Chromeの動作が急に重くなる原因は多岐にわたりますが、主に外部要因、ソフトウェア要因、内部ハードウェア要因の3つの軸で切り分けることが大切です。緊急性は高くない場合が多いですが、放置すると作業効率が落ちるため早めの対処が望ましいです。以下ではまず確認してほしいポイントから順に、原因の見極め方と対処法を解説します。
まず確認してほしいこと
Chromeの動作が重くなる原因を探るためには、まず「切り分け」を意識して順番に確認しましょう。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
どの機種でも共通してできる基本の確認から始めます。
- パソコンの再起動をしてみる(ソフトウェアの一時的な不具合を切り分け)
- Chrome以外のアプリも重いか確認する(Chrome固有か全体の問題か判断)
- Chromeのタブや拡張機能を減らしてみる(外部要因の切り分け)
デスクトップは外付け周辺機器の接続状態、ノートはバッテリー残量や省電力設定も確認しましょう。一体型は内部の冷却状態も意識してください。
これらの確認で問題の範囲を絞り込み、次のステップに進みます。
この症状が起きる理由について
よくある原因
- Chromeのタブや拡張機能の過剰使用によるメモリ不足
- バックグラウンドで動作する他のアプリやプロセスの影響
- ChromeやWindowsのアップデート不足や不具合
- ウイルスやマルウェアの感染
- パソコンのメモリ不足やCPU負荷の増加
- ストレージの空き容量不足や断片化
- ハードウェアの劣化や故障(メモリ不良など)
自分でできる対処方法(順番に試す)
- パソコンを再起動する(ソフトウェアの一時的な問題を切り分け)
- Chromeの不要なタブや拡張機能を閉じる・無効化する(外部要因の切り分け)
- Chromeのキャッシュと閲覧履歴を削除する(動作改善の可能性)
- ChromeとWindowsを最新の状態にアップデートする(ソフトウェア要因の改善)
- 他のアプリケーションの動作状況を確認し、不要なものを終了する(リソースの切り分け)
- ウイルス対策ソフトでスキャンを行う(マルウェアの可能性を切り分け)
- パソコンの空き容量を確認し、不要なファイルを削除する(ストレージ不足の切り分け)
これらの手順で改善しない場合は、内部ハードウェアの問題も考えられるため、無理せず専門家に相談してください。
放置するとどうなるか
Chromeの動作が重い状態を放置すると、作業効率が低下しストレスを感じやすくなります。また、パソコン全体の動作にも影響が及ぶ可能性があり、最悪の場合はシステムの不安定化やクラッシュにつながることもあります。早めの対処で快適な環境を保つことが望ましいです。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
Chromeの動作が改善しない場合、メモリの物理的な故障やストレージの不良セクタ、CPUの過熱などハードウェアの問題が疑われます。特にパソコンが異常に熱くなる、他のアプリも頻繁にフリーズする場合は要注意です。こうした場合は分解や専用の診断機器が必要になるため、無理せず専門の修理業者に相談することをおすすめします。
再発を防ぐためのヒント
- 定期的にパソコンとChromeを再起動してリフレッシュする
- 不要なタブや拡張機能はこまめに整理する
- WindowsやChromeのアップデートを欠かさず行う
- ウイルス対策ソフトを常に最新の状態で運用する
- パソコンの空き容量を常に十分に確保する
- パソコンの冷却環境を整え、過熱を防ぐ
まとめ
Chromeの動作が急に重くなる原因は多岐にわたり、外部要因からソフトウェア、ハードウェアまで幅広く切り分けることが重要です。まずは基本的な確認と簡単な対処を試し、それでも改善しない場合は専門家に相談しましょう。無理な作業は避けて安全に対応することが快適なパソコン環境を維持するポイントです。
