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[記事公開日]2025/12/30
Q. 通知が特定の時間だけ止まるのはなぜ?
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
通知が特定の時間だけ止まるのはなぜ?
A.
通知が特定の時間だけ止まる場合、Windowsの「集中モード」や設定によるスケジュールが影響している可能性があります。緊急性は高くないことが多いですが、通知が届かないことで重要な情報を見逃す恐れもあります。この記事では、まず基本の切り分けから始め、設定やアプリの影響を順に見ていきます。
まず確認してほしいこと
通知が特定の時間だけ止まる場合、まずは原因を「切り分け」していくことが重要です。切り分けの基本軸は、1)外部要因、2)ソフトウェア要因、3)内部ハードウェア要因ですが、この症状では主にソフトウェア側の設定が関係していることが多いです。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
– デスクトップ・ノート・一体型問わず、Windowsの通知設定や集中モードのスケジュールを確認してください。
– 外部要因として、接続している周辺機器の通知制御アプリがないかもチェックしましょう。
– 内部ハードウェア要因はこの症状ではあまり考えにくいため、無理に分解などはせず、まずは設定の見直しをおすすめします。
この症状が起きる理由について
Windowsには「集中モード」という通知を制御する機能があり、特定の時間帯に通知を自動でオフにする設定が可能です。また、アプリごとに通知の許可や制限が設定できるため、時間帯によって通知が止まることがあります。これらの設定が原因で通知が止まっている場合が多いです。
よくある原因
- Windowsの集中モードが特定の時間帯に自動でオンになっている
- 通知のスケジュール設定が有効になっている
- アプリ側で通知を制限する設定がある
- Windowsの通知設定で時間帯ごとの許可が異なる
- サードパーティ製の通知管理ソフトが影響している
自分でできる対処方法(順番に試す)
- 【集中モードの設定を確認】
「設定」→「システム」→「集中モード」から、自動でオンになる時間帯の設定を確認・解除します。これで通知が止まる時間帯の切り分けができます。 - 【通知のスケジュールを確認】
同じく「設定」→「システム」→「通知」で、アプリごとの通知設定や時間帯制限がないかチェックします。ここで通知が止まる原因を判断できます。 - 【アプリの通知設定を見直す】
特定のアプリだけ通知が止まる場合は、そのアプリ内の通知設定を確認し、制限がかかっていないかを切り分けます。 - 【PCを再起動する】
一時的な不具合の可能性を排除するため、再起動して症状が改善するか確認します。 - 【サードパーティソフトの影響を疑う】
通知管理やセキュリティソフトが影響している場合もあるため、心当たりがあれば一時的に無効化してみてください。
放置するとどうなるか
通知が特定の時間だけ止まる状態を放置すると、重要なメッセージやアラートを見逃す可能性があります。特に仕事や緊急の連絡が届く場合は、情報の遅れが不便やトラブルにつながることもあります。ただし、システム自体の故障ではないため、すぐに深刻な問題になることは少ないです。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
通知が全く来なくなる、あるいは通知設定を変更しても症状が改善しない場合は、Windowsのシステムファイルの破損やユーザープロファイルの不具合が考えられます。また、アプリの異常動作やドライバーの問題も影響することがあります。こうした場合は、専門的な診断や修復作業が必要になるため、無理に操作せず専門家に相談することをおすすめします。
再発を防ぐためのヒント
- 集中モードや通知のスケジュール設定は必要に応じて見直す
- アプリの通知設定は定期的にチェックし、不要な制限を解除する
- Windowsのアップデートを適用し、システムの安定性を保つ
- サードパーティ製の通知管理ソフトは信頼できるものだけを使用する
- 問題が起きたら早めに設定を確認し、放置しない
まとめ
通知が特定の時間だけ止まるのは、多くの場合Windowsの集中モードや通知スケジュール設定が関係しています。まずは設定を確認し、切り分けを進めることが大切です。もし設定を見直しても改善しない場合や操作に不安がある場合は、無理せず専門家に相談してください。安心して使える環境を整えることが最優先です。
