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[記事公開日]2025/12/30
Q. Chromeでシークレットモードだけ起動しない原因
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
Chromeでシークレットモードだけ起動しない原因
A.
Chromeのシークレットモードだけが起動しない場合、通常のモードは動作しているため、設定やソフトウェアの問題が考えられます。緊急性は高くないことが多いですが、原因を切り分けて適切に対処することが大切です。ここではまず確認すべきポイントから順に、原因の見極め方と対処法を説明します。
まず確認してほしいこと
Chromeのシークレットモードだけが起動しない場合、まずは問題の切り分けを行うことが重要です。以下の順で確認してください。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
どの機種でも基本的な確認は共通ですが、ノートPCはバッテリー節約設定やセキュリティソフトの影響が出やすい点、一体型は内蔵ソフトの影響を受けやすい点が特徴です。
- Chromeの通常モードが正常に起動し、動作するか確認する(ソフトウェア要因の切り分け)
- Chromeの拡張機能をすべて無効にして、シークレットモードで開けるか試す(設定・拡張機能の影響を切り分け)
- パソコンのセキュリティソフトやファイアウォール設定を確認し、シークレットモードの起動を妨げていないか確認する(外部要因の切り分け)
- Chromeを最新バージョンにアップデートする(ソフトウェアの不具合を切り分け)
これらの確認で問題が解決しない場合は、内部のソフトウェア設定やファイル破損が考えられます。無理に操作せず、専門家への相談を検討してください。
この症状が起きる理由について
シークレットモードは通常のブラウジングとは異なる設定や一時ファイルの扱いを行います。そのため、設定の不整合や拡張機能、セキュリティソフトの干渉で起動に失敗することがあります。通常モードは問題なく動作しても、シークレットモードだけが影響を受けることがあるのです。
よくある原因
- 拡張機能の不具合や競合
- Chromeの設定ファイルの破損
- セキュリティソフトやファイアウォールによる制限
- Chromeのバージョンが古い、または更新が不完全
- システムの一時ファイルやキャッシュの問題
自分でできる対処方法(順番に試す)
- Chromeを完全に終了し、再起動してシークレットモードを試す(簡単な動作リセットで問題の切り分け)
- 拡張機能をすべて無効化してからシークレットモードを起動する(拡張機能の影響を切り分け)
- Chromeのキャッシュとクッキーを削除する(設定や一時ファイルの問題を切り分け)
- セキュリティソフトやファイアウォールの設定を一時的に無効にして試す(外部要因の切り分け)
- Chromeを最新版にアップデートする(ソフトウェアの不具合を切り分け)
- Chromeの設定を初期化する(設定ファイルの破損を疑う場合の切り分け)
これらの手順で解決しない場合は、Chromeの再インストールやシステムの専門的な診断が必要になることがあります。無理せず専門家に相談してください。
放置するとどうなるか
シークレットモードが使えない状態が続いても、通常のブラウジングには影響がない場合が多いです。ただし、プライバシー保護や一時的な履歴を残さずに閲覧したい場合に不便が生じます。また、根本的なソフトウェアの不具合が進行すると他の機能にも影響が出る可能性があります。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
シークレットモードだけが起動しない場合、Chromeのユーザープロファイルの破損や内部ファイルの損傷が疑われます。これらは手動での修復が難しく、誤った操作でデータが失われるリスクもあります。ハードウェア故障の可能性は低いですが、システム全体の不安定さがある場合は専門的な診断が必要です。分解や詳細な設定変更は避け、信頼できる修理業者やサポートに相談することをおすすめします。
再発を防ぐためのヒント
- Chromeや拡張機能は定期的に最新バージョンに更新する
- 不要な拡張機能は削除または無効化しておく
- セキュリティソフトの設定は必要最低限にとどめ、過剰な制限を避ける
- 定期的にブラウザのキャッシュやクッキーをクリアする
- 異常を感じたら早めに設定の見直しや専門家への相談を検討する
まとめ
Chromeのシークレットモードだけが起動しない場合は、設定や拡張機能、セキュリティソフトの影響が主な原因として考えられます。まずは基本的な切り分け手順を順番に試し、問題の範囲を絞ることが大切です。解決が難しい場合や不安がある場合は、無理せず専門家に相談してください。安心して使える環境作りを心がけましょう。
