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[記事公開日]2026/01/14

Q. CPU使用率が高いタイミングで、アプリがよく「応答なし」になります。対処法は?

パソコントラブルQ&A

Q.
CPU使用率が高いタイミングで、アプリがよく「応答なし」になります。対処法は?
A.
CPU使用率が高い状態は、パソコンの処理能力が限界に近づいていることを意味します。このためアプリが「応答なし」になることが多く、動作が遅く感じられます。緊急度は高くない場合もありますが、放置すると作業効率が落ちるため、原因の切り分けと対処が重要です。ここでは、まず確認してほしいポイントから順に、原因の見極めと対処法を説明します。

まず確認してほしいこと

CPU使用率が高い原因は多岐にわたるため、まずは原因の切り分けを行いましょう。切り分けは以下の3軸で進めるのが基本です。

1) 外部要因(周辺機器や接続状況、ネットワークなど)
2) ソフトウェア要因(Windowsの状態やドライバー、アプリの動作など)
3) 内部ハードウェア要因(CPU自体や冷却機構の問題)

🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
・デスクトップ:外部機器の接続や電源状態を確認しやすい。冷却ファンの音や埃の有無もチェック。
・ノートパソコン:バッテリーの状態や省電力設定が影響する場合があるため、ACアダプター接続状況や電源プランも確認。
・一体型パソコン:内部構造が密閉気味で冷却効率が落ちやすいので、熱の影響を特に意識。

まずはパソコンを再起動し、余計なアプリを閉じてCPU使用率が下がるか確認してください。これで改善しなければ、次の段階に進みましょう。

この症状が起きる理由について

CPU使用率が高いとは、パソコンの中央処理装置が多くの処理を同時に行っている状態です。処理が集中すると、他のアプリが必要な処理を待たされ、「応答なし」と表示されることがあります。これは処理の優先順位やリソースの割り当てが追いつかないために起きます。

よくある原因

  • バックグラウンドで動作する不要なアプリやサービスがCPUを占有している
  • ウイルスやマルウェアによる不正な処理負荷
  • Windowsアップデートやソフトの自動更新が動作中
  • 特定のアプリやドライバーの不具合や競合
  • CPUの冷却不足による熱暴走や性能低下
  • メモリ不足によりスワップ(仮想メモリ)使用が増加している

自分でできる対処方法(順番に試す)

  1. タスクマネージャーを開き(Ctrl+Shift+Esc)、CPU使用率が高いプロセスを確認する。不要なアプリは終了して切り分け。
  2. パソコンを再起動し、起動直後のCPU使用率を確認。起動時の自動起動アプリが原因か判断。
  3. Windowsアップデートの状況を確認し、更新中なら完了まで待つ。更新が原因の切り分け。
  4. ウイルススキャンを実施し、マルウェアの有無をチェック。
  5. 電源プランを「高パフォーマンス」に設定し、CPUの省電力制御が影響していないか確認(特にノートPC)。
  6. 冷却ファンの動作音や排気口の埃を確認し、熱による性能低下の可能性を切り分け。

これらの手順で改善しない場合は、ソフトウェアの深い問題やハードウェアの故障が考えられますので、無理せず専門家に相談しましょう。

放置するとどうなるか

CPU使用率が常に高い状態を放置すると、パソコンの動作が慢性的に遅くなり、作業効率が低下します。また、熱がこもりやすくなり、内部部品の寿命が短くなる可能性もあります。最悪の場合、突然のフリーズや強制シャットダウンが起きることも考えられます。

専門的な補足(故障が疑われるケース)

CPUやマザーボードの温度センサー異常、冷却ファンの故障、またはCPUの物理的な劣化がある場合、ソフトウェア上の対処では改善しません。こうした場合は分解や専用機器による温度・電圧測定が必要になります。分解作業は専門知識と工具が必要なため、無理せず修理専門店に相談することをおすすめします。

再発を防ぐためのヒント

  • 不要なアプリやサービスは自動起動を無効にしておく
  • 定期的にウイルススキャンを実施し、マルウェア感染を防ぐ
  • Windowsアップデートはこまめに実施し、最新の状態を保つ
  • パソコン内部の埃を掃除し、冷却効率を維持する
  • ノートパソコンは平らな場所で使用し、通気口を塞がないように注意する
  • 電源プランを用途に応じて適切に設定する

まとめ

CPU使用率が高くアプリが「応答なし」になる症状は、処理負荷の集中が原因で起こります。まずは基本的な切り分けを行い、外部要因からソフトウェア、ハードウェアの順に確認しましょう。簡単な対処で改善しない場合は、無理せず専門家に相談することが安心です。焦らず順番に原因を見極めていくことが大切です。

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