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[記事公開日]2026/01/14
Q. ルーターのDNSが応答しないときの原因
もくじ
パソコントラブルQ&A
Q.
ルーターのDNSが応答しないときの原因
A.
ルーターのDNSが応答しない場合、インターネットの名前解決ができず、ウェブサイトにアクセスできなくなることがあります。緊急性は高くないこともありますが、原因を切り分けて早めに対応することが重要です。ここでは、まず基本的な確認から始めて、原因の切り分け手順を順に説明します。
まず確認してほしいこと
ルーターのDNS応答がない場合、まずは原因を「切り分け」ていくことが大切です。切り分けの基本は以下の3軸です。
1) 外部要因(周辺機器・接続・設定)
ルーターやモデムの電源状態、LANケーブルの接続状況、パソコンやスマホのネットワーク設定を確認します。
2) ソフトウェア要因(ルーター設定・DNS設定)
ルーターのDNS設定やファームウェアの状態を確認します。
3) 内部ハードウェア要因(ルーターの故障など)
ルーター自体の故障や内部の不具合の可能性を考えます。
🔎 切り分け手順(デスクトップ/ノート/一体型)
機種構造に関わらず、ネットワーク接続の確認は共通です。パソコンの種類により設定画面の操作が多少異なりますが、基本的な切り分け手順は同じです。特にルーターは共通の外部機器なので、機種差はありません。
この症状が起きる理由について
DNSはドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みで、これが応答しないとウェブサイトの名前解決ができません。ルーターがDNSサーバーとして機能している場合、設定ミスや通信障害、内部の不具合などで応答が止まることがあります。
よくある原因
- ルーターのDNS設定が誤っている
- インターネットサービスプロバイダー(ISP)のDNSサーバー障害
- ルーターのファームウェアの不具合や古いバージョン
- ルーターの一時的な動作不良や過熱
- LANケーブルや接続機器の不良
- パソコン側のネットワーク設定の問題
自分でできる対処方法(順番に試す)
- ルーターとモデムの電源を切り、30秒ほど待ってから再度電源を入れる(外部要因の切り分け)
- LANケーブルや接続機器がしっかり接続されているか確認する(外部要因の切り分け)
- パソコンやスマホのネットワーク設定でDNS設定が自動取得になっているか確認する(ソフトウェア要因の切り分け)
- ルーターの管理画面にアクセスし、DNS設定が正しいか確認する(ソフトウェア要因の切り分け)
- ルーターのファームウェアが最新かどうかを確認し、必要なら更新する(ソフトウェア要因の切り分け)
- 別の端末やWi-Fiではなく有線接続で試してみる(外部要因の切り分け)
これらの手順で改善しない場合は、ルーターの内部故障の可能性も考えられますので、無理せず専門家に相談することをおすすめします。
放置するとどうなるか
DNSが応答しない状態を放置すると、インターネットの利用が制限され、ウェブサイトやオンラインサービスにアクセスできなくなります。また、ネットワークのトラブルが長引くことで、業務や日常生活に支障が出る可能性もあります。ただし、緊急性が高いわけではないため、落ち着いて対応を進めることが大切です。
専門的な補足(故障が疑われるケース)
ルーターの内部ハードウェア故障や基板の不具合が疑われる場合、自己診断は難しくなります。特に電源は入るがDNS応答が全くない、ファームウェアの更新やリセットで改善しない場合は、ハードウェア故障の可能性が高いです。分解や部品交換が必要になることもあるため、無理せず専門の修理業者やサポート窓口に相談することが適切です。
再発を防ぐためのヒント
- ルーターのファームウェアは定期的に最新の状態に保つ
- ルーターの設置場所は風通しの良い涼しい場所にする
- LANケーブルや接続機器は定期的に点検し、劣化があれば交換する
- ルーターの設定変更は慎重に行い、変更前の設定を控えておく
- 不明な設定変更や怪しいアクセスは避ける
まとめ
ルーターのDNS応答がない場合は、まず外部要因からソフトウェア、内部ハードウェアの順に切り分けて確認することが重要です。簡単な再起動や設定確認で解決することも多いですが、改善しない場合は故障の可能性もあります。無理に分解や高度な操作をせず、専門家に相談することで安心して問題を解決しましょう。
